西堂寺六角堂
以前から一度行って見たいと思っていた六角堂に行きました。六角堂は萩市江崎の西堂寺境内にあり、木造で一面4.26m、高さ11mの六角円堂です。、一重の裳階(もこし)付き、屋根は宝形造りで本瓦葺きで江崎湾内の突出した岩上に建っています。裳階(もこし)や内陣の柱は、すべて六角柱です。大内から毛利の時代にかけて祈願所として信仰があつく、海の中の寺「浮島西堂寺」とも呼ばれ、広くその名を知られています。また、この寺の地蔵尊は、使用人との許されぬ恋に落ち海に身を投げた娘の化身として伝えられ「子育て地蔵」と呼ばれています。
江崎は熊毛の住人の生まれた所で、漁港の風景は何故か懐かしく感じられました。(と言っても赤ん坊の時でほとんど記憶はないのですが・・・)
「文章は一部じゃらんのHPから抜粋しました。」
平成3年、母の里の近くで道路を作っていたらすごいお宝が発見されたと聞いていたので六角堂の帰りに行ってみました。本当に不思議でその一帯だけ石柱が無数にありました。ここ、上の原は台地ですが、太古の昔は川の底だったのでしょうか。子供の頃の思いで深い土地だけに夢がひろがります。
ここから、須佐弥富の畳ヶ淵はすぐ近くです、一緒に行って見てください。
柱状節理とは、高温の溶岩がゆっくりと冷える際に、体積の収縮によって形成される規則的な柱状の割れ目をいいます。また水中自破砕溶岩とは、水中に噴出した溶岩の固結部が未固結部の流動により破砕されたものをいいます。
ここで紹介するのは、萩市(旧田万川町)上ノ原から田添に至る農道工事の現場で出現した美しい玄武岩の柱状節理と水中自破砕溶岩の露頭です。
当地域では、かつて基盤となる安山岩を浸食して川が流れており、礫層が堆積しました。その川底に、約33万年前の火山活動による高温の玄武岩溶岩が流出し、水中自破砕溶岩の層を形成しました。この溶岩により川の流路が変わり乾陸化し、そこにさらに溶岩が噴出して陸上でゆっくりと冷却したため体積収縮によって、径0.4~1.0mの六角形あるいは五角形の柱状節理が形成されました。このような溶岩の噴出により、田万川本流と原中川にはさまれた標高100~110mの平坦な溶岩台地が南北に細長く連なってつくられたと考えられています。
この露頭は、規模が大きく、また下から(ア)基盤の安山岩(イ)礫層(ウ)玄武岩の水中自破砕溶岩(エ)柱状節理の発達した玄武岩溶岩が見られ、過去の地質事象をきわめてよく保存しており学術上貴重なことから、平成10年に、山口県により天然記念物(地質・鉱物)に指定されています。「参考;山口県教育委員会ホームページ」