霊亀山(津和野城跡) 362m

島根県鹿足郡津和野町



霊亀山


2019年12月20日(金) 天気 ⛅ 山友さん達


道の駅(10:10)~4分~鷲原八幡宮(10:14~10:20)~50分~東屋(11:10)~30分~三十間台(11:40~12:18)

~27分~リフト山頂駅(12:45)~27分~太鼓谷稲荷神社(13:12)~51分~道の駅(14:03)

所有時間 3時間53分


概念図

 


道の駅津和野温泉なごみの里


津和野城跡のある霊亀山に登って来ました。津和野城は中世の吉見氏(1281~1600)、江戸時代に入って坂崎出羽守(1601~1616)が作った山城で、その後亀井氏(1617~1871)が津和野藩45000石で入封して、津和野は城下町として栄えました。山頂の三十間台からは津和野の街が一望出来き、青野山が目の前に聳えます。現在津和野城跡は、石垣の補修と登山道の整備をしています。


道しるべ

  県道226号に入ると津和野城跡が見えて来る。木が切ってあり石垣が以前より良く見える。道の駅津和野温泉なごみ
 の里に集まり、鷲原八幡宮に向かう。鷲原八幡宮は4月の第二日曜日に境内で流鏑馬の神事がある。拝殿の左奥
 から、霊亀山に登って行く。


登山口
  登山口には、津和野城・リフト・稲荷神社・大杉の矢印がある。石段を一登りすると、樹齢1000年以上の一本杉が
 ある。

  この山域は熊がいるので熊鈴を持って登りたい。九十九折りに登って行くと、平らな道になる。


堀切
  やがて中荒城跡の登り口がある。中荒城跡は郭の周辺を空堀があり、竪堀が放射状に延びていて、典型的な中世
 の山城の姿を残している。しばらく行くと、南出丸南西の二重堀切がある。


  更に行くと南出丸に着く。郭から南に降って東屋まで行ってみるが、木が伸びて展望はない。来た道を戻る。



ヤブコウジ
  中世山城の遺構の前の郭に上がると、成程平になっている。その先の道を行くと、三の丸の石垣が見えてくる。


三の丸
  三の丸に上がると、四等三角点(347,5m)がある。


高岳

ダンバラ山
  三の丸からは、南に高岳、その右手前に大内氏の出城が在ったと言われるダンバラ山がある。三の丸から天守台を
 過ぎ一番高い三十間台に登る。
 

三十間台

津和野の町と青野山

  三十間台は広く、西に枝越しに十種ヶ岳が見える。津和野の町中を一両編成のジィーデル機関車が走って行く。
 至福の時を過ごして、太鼓丸に降りて行く。

  
 三十間台からの展望


馬立
  天守台から馬立・台所・海老櫓あった場所に上がる。海老櫓から当時搦手に繋がっていた。素晴らしい石組を眺め
 ながら城跡を降りて行く。


手前リフト駅

鞍部
  登城口で「史蹟津和野城址」と刻まれたの石柱と、津和野城の説明板がある。ここは下山道にもなっているが、ロープ
 が張られているので、リフト乗場へ向かう。リフトは土日祝日しか運転されてない。そのまま尾根を降りて鞍部から右手
 に踏み跡を降りて行く。

  登山道に合流して、太鼓谷稲荷神社の駐車場に降りて来る。登山道は工事中でコーンが立っているが通して頂ける。

  太鼓谷稲荷神社で商売繁盛、家内安全を祈願して、赤い鳥居トンネルを潜って降りる。浅見光彦の津和野殺人事件
 の舞台になった、赤い鳥居の記憶の名場面を思い出した。


センダン
  帰路は散策路を行く。途中には森鴎外記念館や、西周の旧宅もある。津和野に来られたら是非津和野城跡に登ら
 れる事をお勧めする。




2017年4月24日   鷲原八幡宮から周回


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