大高神山 647m

周南市大道理


2012年9月19日 (水)  天気 曇り 夫婦


登山口〜5分〜分岐〜30分〜発電所跡〜10分〜山頂  合計時間 45分

山頂〜10分〜発電所跡〜20分〜分岐〜5分〜登山口  合計時間 35分


往復時間 1時間20分


※山頂〜聴音機台跡 北へ80m  山頂〜展望台 南へ80mです。


概念図




map

地図リンク


昼から所用があり午前中に登れる近くの山という事で、大高神山に登ってきました。大高神山は、太平洋戦争の海軍施設の跡が残っている山です。山頂までは、急な坂もなく登山道も良く整備されていて安心して登れます。展望台からは、南の風景が開けますが、あいにく、今日は曇っていて余り良く見えませんでした。季節にはヤマアジサイがたくさん咲くようです。

道程

【画面はクリックで拡大】

須々万からR315を鹿野に向かい左手に和田に向うR376を通り越しトンネルを2つ過ぎると県道3号、
芸術村の看板があるので左折する。すぐに、右手に大高神山の登山口が見えてくる。
適当なふくらみに車を停めて登っていく。看板にも適当なふくら みに 車を停めて ください と書いて
あるのが可笑しい。防長百名山の看板が誇らしげだ。
5分弱で分岐に着く右の合格コースから登ってみる。良く整備された杉林が続く。曇っていて暗いので
写真がぶれる。
マニュアル にして シャッター速度を1/2000にしてみる。今度はぶれず、フラッシュも焚かないので
真暗な写真にならない。

分岐2にはすぐだ、ママが落第コース(スベル)を覗いているが、すぐそこで曲がっていて先が見え
ない。相変わらず、空は曇 っている。 杉と雑木の間を登って行くと左に 大きくカーブして支尾根を
越える。雑木に変わり登山道が明るくなる。

ママが何か見ている、ヤマアジサイの自生地の看板がある。その横に警告の看板が立っている。
盗掘をしていく人がいるようだ・・・。
すぐ先に山頂まで1500mの標識がある。何回か支尾根を通り越こす。そのたびに谷が右左右に変
わるが、景色は単調だ。半分登った あと1000m位の看板を過ぎ800mの道標を通り登っていくが、
平坦な道で速度が上がる。

山頂まで10分の標識が見えたらすぐに、何か建造物がある。油庫跡のようだ。その辺り一帯に、
発電所跡、危険地下タンク跡 の看板がある。どうやら、海軍の秘密基地の跡のようだ。

少し登ると、右手に兵舎・宿舎跡の看板がある。上がってみると、基礎や溝の跡が残っていた。山頂
まで300mの標識からは、 九十九折れの坂を登っていく。


10分弱で古い建物跡(聴音探照所指揮所跡)に出た。ここから30m北の探照灯跡が山頂だ。山頂
からはゴルフ場が見える。
探照灯跡のコンクリートの台座が残っている。その横に三角点がある。もう少し北に行くと聴音機
台跡があるが、こちらは何も残ってない。 展望もないので そこそこに 引き上げる。山頂から見る
と建物(聴音探照所指揮所跡)でママが待っている。
聴音探照所指揮所跡を見ると、登山記録があり、独歩老人さんの名があり何度も登っている
ようだ。南の展望台に行って見る。相変わらず良く整備されている。少し進むと霞んでいる
四熊ヶ岳が見える。

工場地帯
四熊ヶ岳の向こうに旧新南陽の工場地帯が霞む。ゆっくりしたい所だが、早々に山頂を後にする。


杉林が多く、草花の少ない道だったが、帰路ホトトギスに気がついた。分岐2に着いた。今後は、落第
コース(熊毛の住人命名)から降りてみた。 ママのへっぴり腰で、どれぐらい滑るかお分かりだろう。


※ 掲示板からのご指摘があり、砲台指揮所跡は聴音探照所・指揮所跡に、高射機関砲台跡は
探照灯跡に訂正しました。