大木津観音山(おおこつかんのんやま) 540m

美祢市美東町大田



円通寺から望む


2020年2月20日(木) 天気 晴れ 山友さん


堤側
堤側P(10:02)~10分~林道終点(10:12)~7分~不動の滝(10:19)~14分~手摺り崖道(10:33)~6分~

胎内潜り(10:39~10:42)~21分~奥の院(11:03)~12分~山頂(11:15~12:15)~60分~堤側P(13:15)

所有時間 3時間13分


概念図

 


溜池P(登山口)



大木津観音山は滝あり、手摺り付きの崖道あり、胎内潜りあり、奥の院あり、急登あり、そして展望の山頂ありと、変化に富んだ山登りが出来ます。参拝道は荒れていて、ショートカットのテープが至る所に付いていましたが、山友の皆さんと、わいわいがやがやの楽しい山登りになりました。



道しるべ

 県道32号を大田の町から呑水峠を過ぎ、自動車専用道の高架下を通り、大木津バス停の先からガードレールの道を右に入る。円通寺を
 右手に見て更に上がって行くと、堤の横に駐車スペースがある。林道を登って行くと分岐を左に曲がる。やがて堰堤の所で林道が終わ
 り、沢を渡り左岸に渡る。
 
  渡った所に不動の滝の標識がある。沢沿いを登って行くとすぐに不動の滝に着く。以前は滝行をしていたようで、石仏が岩場にある。
 この道は廃仏毀釈のせいか首なし地蔵が多い。
  従来の参拝道は、不動の滝から離れるように迂回して登って行くが、急坂をショートカットするようにピンクテープが付いている。
 ここを登ると参拝道に上がる。参拝道は所々石段が残っているが荒れている。やがて手摺りのある崖道を通る。手摺りは
 グラグラして体重を掛けると危険だ。慎重に崖道を通過する。
  すぐに岩で道が閉ざされる。よく見ると洞窟があり、真っ暗な洞窟に入って行く。洞窟は行き止まりになり、穴の上を登って行く。

  胎内潜りの洞窟を通ると、小滝があり右に登って行く。岩の間を行くと開けた谷に出る。昔はここに寺が在ったようだ。以前谷の入口
 手前の参拝道を倒木が隠していたが、現在は倒木が切られて迷う事はない。谷の手前から右手に参拝道が続いている。
  九十九折れに参拝道を登って行く。大きなお地蔵さまの横を通り目の前の岩を越えると奥の院に着く。奥の院は建物が残っている
 だけで荒れている。
  奥の院からは巻いて登ったように覚えているが、ここも急斜面沿いにテープが一直線に最短距離で付いている。急斜面を登ると
 山頂は近い。見覚えのある山頂からは北と南の展望がある。

北の展望

南の展望
  北には正面に絵堂権現山、左手に秋吉台、遠くに桂木山から花尾山が望め、右手に鯨ヶ岳が望める。南には秋吉台が広がる。
 山頂で色々な情報交換や、これからの登山計画を立てながら至福の時を過ごす。
  帰路胎内潜りを通ると生まれ代わったように思える。短時間に登れるので物足りない人は、絵堂権現山と一緒に登ると良い。




2017年3月22日  大木津観音山 迷走


home 2020