雌笠山 310m 雄笠山 312m

下関市小月町



雄笠山(左)・雌笠山(右)
小月アルクから望む


2019年2月16日(土) 天気 曇一時霙 山友さん21名


小月6ガードP(10:09)~23分~行者堂(10:32~10:38)~11分~展望所(10:49)~14分~雌笠山

(11:03~11:08)~16分~鞍部(11:24)~10分~雄笠山(11:34~12:12)~22分~林道終点(12:34)

~6分~円座観音(12:40)~15分~小月8ガード(12:55)~10分~小月6ガードP(13:05)

所有時間 2時間56分


概念図

 


小月6ガードP(行者さんコース登山口)


山友さんの呼びかけで21名ばかり集まり、地元のHさんの案内で雌笠山から雄笠山を周遊しました。このコースは途中、三鈷の松・坑道跡・役行者堂・ペトログラフ(岩刻文字)・雄笠山二等三角点・円座観音など見所が多く、登山道も変化があり楽しく歩けるコースでした。


道しるべ


小月6ガード先にP
  中国自動車道の小月6ガードを潜ると車が4台位停めれるスペースがある。溜池の横を通り山奥に入って行く。
 分岐は右に進む。


大きいな松
  等間隔の蟻の行列からは楽しそうなお喋りが聞こえて来る。前方に際立って大きい松の木が見える。何処かで見た
 松だがこの時は思い出せなかった。坑道跡をのぞき込んで先に進む。

  「役行者〇〇」と書かれた鳥居を潜った先に、ペトログラフと書かれた壊れた標識が苔むした岩の上に無造作に
 置いてある。事前に予習して来たのだが、人類が後生に伝えたいさまざまな意匠や文字を岩石に刻んだもので、
 日本では主に漢字伝来以前の物をペトログラフ、漢字伝来以後の物を「碑文」または「絵」と呼んで区別している。
 

  その先のお堂には、前鬼と後鬼を従えた役行者が祀られている。雌笠の標識から急登になる。

  
  黙々と蟻の行列が登って行く。谷を回り込むと再び急登になる。虎ロープが木にめり込んで痛々しい。
 
  展望所に着くとHさんが雌笠山の場所を示してくださる。鉄塔の見える所が雌笠山のようだ。あいにく曇って展望は
 良くない。再び急登を頑張ると・・・


雌笠山
  雌笠山に着く。鉄塔があるだけの山頂で小さな標識が掛けてあった。登って来た分岐を西(右)に向かう。

  どんどん降って行くと前方に山影が見えて来る。鞍部から登り返す。

  急登を登って行くと、10分で雄笠山に着く。山頂には小月教育航空基地の訓練機の目印になる照明塔がある。
 早速Rさんが、二等辺三角点の周りを刈り出した。それをミチさんがニコニコ顔で見られている。ランチを食べながら
 Hさんから色々な話を伺う。その中に三本の松葉の話があり、登山口近くの松を思い出した。高野山にあった三鈷の
 松だ。二本の松葉の中に三本の松葉が稀にあり、三本の松葉が三鈷に似ているので付いた名前らしい。拾うと幸運
 が訪れると言うありがたい松葉だ。

  楽しい一時を過ごして雄笠山を後にする。鞍部から分岐するが、鹿ネツトのある道を降りて行く。右に降りる道は
 鳥通コースで、市ヶ浴コースよりも更に西に降りる。

  のんびりパパさんがシロシキブを見つけてママさんに褒められる。微笑ましい。鹿ネツトを潜り降りて行くと林道終点
 に着く。

  林道から踏み跡を右に降りて行くと、イボに御利益のある円座観音が祀られている。



小月8ガード
  車止めの先から車道になり、振り返ると雄笠山が微笑んでいる。小月8ガードを潜り、自動車道沿いに戻って行くと
 小月6ガードに着く。ご一緒して頂いた皆さんと楽しい思い出が出来た素敵な山歩きになった。



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