乗鞍岳 3026m

長野県松本市・岐阜県高山市



乗鞍高原から望む


2019年8月6日(火) 天気 ☀


乗鞍岳畳平(7:21)~44分~肩の小屋(8:05~8:15)~47分~乗鞍岳(9:02~9:35)~3分~

頂上小屋(9:38~9:47)~38分~肩の小屋(10:25~10:45)~14分~富士見岳口(10:59)~

8分~富士見岳(11:07~11:25)~20分~乗鞍岳畳平(11:45)~お花畑~乗鞍岳畳平(12:09)

所有時間 4時間48分


概念図

 


乗鞍自然保護センター(ALPICOバス乗場)

乗鞍スカイライン・エコーライン


旅の最後に涼を求めて乗鞍高原で車中泊して、乗鞍岳に登って来ました。バスで2700mの畳平まで行け、百名山の中でも簡単に登れる為、小さな子供連れや、180人もの高校生が山頂を目指して登っていました。山頂からは、南に御嶽山、東南に中央アルプス、北に穂高連峰・槍ヶ岳、西に白山など360度の展望が広がります。


道しるべ


乗鞍高原(乗鞍自然保護センター)

畳平

畳平
  乗鞍高原は陽が落ちると流石に涼しい、昨晩は久しぶりにぐっすり眠れた。ALPICOバスの5:50発始発に乗って畳平
 に向かう。約50分のバスの旅だ。途中登山客が登山道から車道に上がるのが車窓から見えた。乗鞍高原からも
 登山道があるようだ。7:00に畳平に着く。
 
  畳平には宿舎もあり、日の出を見る方も泊まって居られるようだ。案内図を確認してバスターミナルの裏から南に
 階段を降りて行く。

  階段に座りお花畑を描いて居られる方々がいる。お花畑周遊コースは後に行くことにして、乗鞍岳剣ヶ峰に向かう。

  「熊との接触防止のために警鐘を鳴らしましょう」と書いてある。最近下の駐車場に熊が出たそうだ。木槌で鐘を打ち
 車道に上がって行く。右下には不消の池があり、その向こうの摩利支天岳にはコロナ観測所が見える。車道を行くと
 左手富士見岳の斜面にコマクサの群生地がある。

 コマクサに陽が当たり何とも綺麗だ。

  摩利支天岳分岐を直進すると、乗鞍岳剣ヶ峰が見えて来る。肩の小屋のベンチで一息入れる。

 見ると大勢の人々が剣ヶ峰に向かって登っている。我々も剣ヶ峰に向かう。

  岩の山道を緩やかに登って行く。しばらく登ると、権現池が見えて来る。頂上間近の蚕玉岳の鞍部に上がると、山頂
 の鳥居が見えて来る。

  分岐を右に取り、登って行き鳥居を潜ると、乗鞍本宮頂上本殿のある剣ヶ峰に着く。


御嶽山
 山頂からまず南に御嶽山が大きく見える。御嶽山に向かって黙とうする。

  
南東から南の展望 / 南アルプス方面や御嶽山

 
 西の展望 / 権現池の向こうに遠く白山

 
 北の展望 / 北アルプス方面


拡大
 北アルプスを見ると尖った頂きが2座ある。笠ヶ岳と槍ヶ岳だ。正面には、穂高連峰が聳え、その左奥に槍ヶ岳が聳
 える。何時まで見ていても飽きない。

  東には八ヶ岳が見える。西を見ると、権現池の先に白山が遠望出来る。

  剣ヶ峰の南側に回り降りて行くと、乗鞍岳の頂上小屋がある。展開図で同定するが、少し方向がずれている。


蚕玉岳
  帰路は蚕玉岳(こだまだけ )の山頂を踏んで降って行く。途中高校生が180人登って来た。肩の小屋からもう一度剣ヶ峰を眺める。

  今度は小学生の低学年が引率されて登って行く。車道を降りて行くと、雪渓で山スキーを楽しんでいる人々が見える。
 富士見岳口から富士見岳に登って見る。


木曽駒ヶ岳
  富士見岳からは先程は気が付かなかったが、木曽駒ヶ岳が見える。あの山並みが中央アルプスだ。

 ここからは笠ヶ岳・槍ヶ岳・奥穂高・前穂高が良く見える。最後に山頂からお花畑を確認してバスターミナルに降りて
 行く。この斜面にもコマクサが群生して目を楽しませてくれる。

  鶴ヶ池の横の車道を通って行くと、イワギキョウなどお花畑が広がる。バスターミナルから再び階段を降りて、お花畑
 を巡る。

  木道を歩いて行くと、お目当てのクロユリはもう終わっていた。それでも探していると、木道から離れた所に一輪だけ
 咲いていた。写真はボケボケだが、目にしっかりと焼き付ける。バスは1時間に一本で出たばかりだったが13:05に
 乗って、乗鞍高原に戻って来た。こってりとした醤油ラーメンを食べて、湯けむり館で汗を流して熊毛に戻った。



乗鞍岳で出会ったお花


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