中山仙境(高城) 317m

大分県豊前高田市香下々地




県道653展望台から望む中山仙境(高城・馬の背)


2017年7月23日(土) 天気 ☀ 夫婦


夷耶馬P~20分~分岐~25分~尖った岩~20分~無明橋~40分~高城 合計時間 1時間45分

高城~15分~分岐~15分~隠洞~30分~車道~10分~夷耶馬P     合計時間 1時間10分

総歩行時間 2時間55分


概念図

 

総歩行距離 4,12km 所有時間 4時間12分 (記録は隠洞まで、隠洞から先1,75km)


地図

夷耶馬駐車場(中山仙境登山口)



山友のHPを見て、どうしてもイワタバコに会いたくなり中山仙境に登って来ました。初めて登る岩山でようすが分からないので、ショートカットして夷耶馬登山口から登りました。猛暑が容赦なく襲い、高城に着いた時はバテバテでした。帰路イワタバコの群生が迎えてくれました。



道しるべ


夷耶馬の展望台からの風景


夷耶馬駐車場
  ナビで中山仙境を入れると、県道654からの道を教える。ナビ通り峠を越えて行くと、夷耶馬の展望台がある。
 中山仙境の展望を眺めると、かなりの岩場が続いている。夷耶馬駐車場に着き概念図を眺め、ここから登る事
 にする。小屋の向こうから川に降りて行く。

  堰堤を飛び越して向こう岸に渡る。右に続く道を行くと、テープがあり杉林を登って行く。


尾根

霊仙寺・高城分岐
  やがて尾根に上がり、左に道を登って行くと、、霊仙寺・高城分岐に着く。高城方面に登って行く。

  分岐には大正三年の仏さまが祀ってある。無明橋まで500mの標識もある。

  鎖場を登って行くと、右手に高い山が見えて来る。左手にはギザギザの岩尾根が見える。

  下を見ると教会が見える。そう言えば国東半島は隠れキリスタンの地でもある。尾根を登って行くと、札所がある。
 キリスト教と仏教と神道が混じり合った不思議な半島だ。鎖場を登って行くと・・・

  尖った岩があり、ここも札所になっている。仏さまに手を併せて尾根を行く。



無明橋を振り返る
  何度か目の鎖場を登ると、無明橋に着く。かなり幅があるので問題ないが、亀女は橋の下の道から上がって来る。

  無明橋を行くと分岐するが、尾根道を行くと断崖になる。枝に引っかかりお気に入りの麦わら帽子が断崖を転がって
 行った。とても取れる状況ではない。帽子を諦めて分岐まで戻り尾根を右に巻いて降りて行く。鞍部に着くとかなり
 下に麦わら帽子が見えている。降りれそうな斜面なので、降りて取って来る。思ったより急な斜面で汗が吹き出す。
 鞍部で一息入れて、鎖場を登って行くと岩場に上がり・・・

  前方に、高城の山頂が見えて来る。尾根を慎重に歩いて行き・・・

  次の石橋を渡り(ここは浅いので亀女も渡れる。)右に切れ落ちた谷を鎖に助けられながら登って行くと、九番札所
 がある。九番札所は岩をくり抜いてある。


高城山頂

ハジカミ山・尻付山
  
 鎖場を登るとやっとこさ高城に着く。汗が滝のように流れて木陰にへたり込む。山頂には夷耶馬の標識がある。

  
 高城からの展望

 
 
 登って来た稜線


有寺山・尾群山

高岩・一望岩
  帰って山座同定をしてみるが自信がない。登って来た稜線の向こうに上香々地の集落が見える。その先に瀬戸内海
 が見えるはずだが霞んでいる。東にも岩尾根が続いている。 (※ 後日地元のjinashiさんに山名を教えて頂く)
 

黒木山・鬼ヶ城・文殊山
  南東に両子山らしき山容が見えるが定かではない。山頂でしばらく寝転がり、ブドウゼェリーとお茶と塩分を補給
 するが、パンは食べる気がしない。少し元気が出てきたので、山頂を後にして東南に降りて行く。岩場を登って行
 くと・・・ (※両子山と思っていたのは文殊山のようだ)


ヤブラン
  札所の先で分岐する。この分岐は左に降りる。ナイフエッジの尾根を行くと・・・


コモチマンネングサ
  赤テープが付いている。この分岐を左下に降りて行く。分岐から急な坂が続く。右手は断崖になっていて緊張する。
 難所を慎重に降って行くと・・・

  やがて岩をくり抜いた洞窟がある。見ると隠洞穴の標識がある。洞窟には仏さまが祀ってある。しばらく横になり
 甘い紅茶花伝を飲むと、やっと元気が出て来た。どうやら熱中症になりかけていたらしい。

  隠洞穴から降って行くと、岩場にイワタバコが咲いていた。

  更に降って行くと、岩場にびつしりとイワタバコが咲いている。これ程のイワタバコの群生は見た事がない。


ウバユリ

中山仙境下山口
  イワタバコに元気にを貰って、中山仙境下山口に降りて来た。車道を10分程歩くと、夷耶馬駐車場に着く。温度計
 を見ると36度を示している。もう一泊して両子山に登る予定にしていたが、夷谷温泉に入って帰路に着いた。



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