妙高山北峰 2446m

新潟県妙高市


火打山下山中見えた妙高山


2017年9月26日(火) 天気 ☀


高谷池ヒュッテ~30分~茶臼山~31分~黒沢池ヒュッテ~35分~大倉乗越~60分~長助池分岐~96分~妙高山
~100分~長助池分岐~105分~黒沢池ヒュッテ~73分~富士見平~115分~黒沢橋~93分~笹ヶ峰キャンプ場
総歩行時間 12時間18分(山頂以外の休憩時間含む)

高谷池ヒュッテ(6:35)~茶臼山(7:05)~黒沢池ヒュッテ(7:36~48)~大倉乗越(8:11~20)~長助池分岐(9:11)~妙高山(10:47~11:19)
~長助池分岐(12:59~13:13)~黒沢池ヒュッテ(14:44~56)~富士見平(15:57)~黒沢橋(17:52)~笹ヶ峰キャンプ場(19:25)
合計時間 12時間50分

※ 途中捻挫が悪化して、かなり時間がかかっています。


概念図


笹ヶ峰キャンプ場P 火打山・妙高山登山口



道しるべ

  高谷池ヒュッテの食事は美味しい。朝から中華丼だがウズラも入っていて本格的だ。ついつい食べ過ぎてしまう。
 火打山の山バッジ550円と、お茶とスポーツドリンク各300円を買って行く。

  高谷池ヒュッテの庭から火打山を見納めて、ヒュッテを後にする。すぐに黒沢池・妙高山分岐に着く。ここから高谷池
 を眺めて、山道に入って行く。

  木道を登って行くと左手が開ける。緩やかに登って行くと、茶臼山と書かれた標識がある。


黒沢池ヒュッテ
  降って行くと、湿原が見えて黒沢池ヒュッテに着く。ここまで1時間の道のりだ。ここで、妙高山の山バッジ1000円と
 お茶500円を買って行く。少し高い気もするが、この山小屋は外国の方が運営している。


大倉乗越
  左の足を庇って歩く為、右の古傷の足首も疼いてきた。少し休んで、左の分岐を登って行く。ひと登りすると大倉乗越
 に着く。


妙高山

火打山
  ここからは、妙高山と火打山の2座が見渡せ、左手に長助池が見下ろせる。急な坂をロープを握り降りて行く。


ミョウコウトリカブト
  山の斜面を降りて行くと、山岳救助隊が崖の所で大きな声を出して訓練をしていた。「登山客通過」と声を掛けあう。
 「ご苦労様です」と挨拶して通過する。


モミジカラマツ

オオバミゾホウズキ
  沢の横を通ると、長助池分岐に着く。妙高山1,0kmの標識がある。

  ここから、急なガレ道が続く。黒沢池ヒュッテに泊まった人々が降りて来る。昨日お話した千葉の御夫婦ともすれ違う
 「今日はアルプスの山々が一望出来ますよ」と言って降りて行かれた。どんどん坂を登って行く。

  黄葉が目立って来て、亀女のテンションも高い。前方に妙高山の山頂が見えて来る。尾根に上がり・・・


南峰が霞む
  右手に登って行くと、妙高山北峰の山頂にたどり着く。目の前に南峰も見えるがここで良しとする。

 
 
 ほんの1時間前までは、綺麗に見えていたであろう北アルプスにガスが掛かっている。眺めていると、どんどんガス
 が広がって行く。やはり火打山から妙高山に登る人は、黒沢池ヒュッテに泊まるのが正解のようだ。両ヒュッテ間の
 1時間の差が大きい。
 
 
 北アルプスにガスがかかる。

 
火打山・焼山は綺麗に見える。
 

北アルプス

焼山・火打山

大倉乗越
  下山の時間を考えて11時20分に山頂を後にする。山頂のグループの人は燕温泉に降りると言っておられた。


シラタマノキ
  北峰直下には神社がある。黄葉の中岩道を降りて行く。両足首が疼くのでダブルストックで降りて行く。


ナナカマド
  振り返ると先程まで居た北峰が見える。


コマユミ
  転ばないようにゆつくりと時間を掛けて降りて行く。登りよりも時間が掛かったように思える。


長助池
  長助池分岐のベンチで休憩していると、青年が降りて来られて、「大丈夫ですか?水はありますか?」と、声を掛けら
 られる。「大丈夫です」と言うと、タブレットをくださる。山の見回りの関係者のようだ。弱った魚は目で分かるようだ。
 気を取り直して、大倉乗越に向かう。
 
  最後の急坂を登る。右手の山裾の紅葉が美しい。


大倉乗越
  やっと大倉乗越まで戻って来た。ここから妙高山を見るとあの急坂が良く分かる。大倉乗越を降り・・・


ツルニンジン
  火打山を見納めて黒沢池ヒュッテに降りて来た。もう一本お茶を買って行く。今度は400円だった。どうやらセール
 らしい。(笑)


黒沢池
  ここからの下山時間を3時間半と考えて、3時前に黒沢池ヒュッテを後にする。黒沢湿原をどんどん歩いて行く。

  まだ黄葉を愛でながら写真を撮る余裕もある。沢を渡り・・・

  
 
 黒沢湿原を振り返る 


富士見平
  黒沢岳を巻きながら登って行く。平坦な何でもない所で、傾斜につまづいて、左足をまた挫き道端の笹に倒れ込む。
 笹が崖だと思うとぞっとする。富士見平分岐まで戻り、休まずに降りて行く。


ゴゼンタチバナ

キオン
  木道を降り、シラビソの森の緩やかな道を降り、急なガレの道を降りて行く。ガレの道は辛い。


黒沢橋
  十二曲り始まりまで戻って来る。時計を見ると17:13だ。暗くなるまでに黒沢橋まで降りれば、あとは木道なので
 一安心だ。十二曲りを降り、黒沢橋に着いた時は17:52になっていた。木道を降って行くと段々暗くなって来て
 ヘッドライトを付けて降りて行く。登山口に着いた時は、真っ暗になっていた。火打山・妙高山は、穂高岳の前哨戦
 と軽く考えていた自分が恥ずかしい。今回、写真は止まって撮ると言う事と、疲れていると何でもない所で転ぶと
 いう有難い経験をさせてもらった。私にとっては、思い出深い頸城の山になった。



一日目 火打山


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