三ツケ峰 969m


2010年11月8日 天気 曇り一時晴れ


仏峠コースから本谷コース

仏峠〜(66分)〜958mピーク〜(19分)〜三ツケ峰山頂                   合計 1時間25分

三ツケ峰山頂〜(4分)〜野道山分岐〜(54分)〜本谷登山口〜(21分)〜仏峠    合計 1時間19分

周遊合計 2時間44分

 

概念図


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三ツケ峰仏峠登山口


三ツケ峰は長門、周防、石見の三国の境界上に位置する展望の良い山です。以前、本谷コースからゴールデンウィークに登った時、山頂で望遠レンズを触っている人がいました。お話を聞くと、十種ケ峰をバックに徳佐盆地を煙を吐いて走る蒸気機関車と撮るため、一日中、シャッターチャンスを狙っているとかで、ここが徳佐盆地を見下ろす絶好のポイントだといっておられました。三ツケ峰のブナの黄葉が気になり、仏峠から三ツケ峰を目指しました。尾根に出るまで約1時間急登が続きますが、尾根に出ると北側の斜面にブナやナラの林が開けて来ます。緩やかな尾根歩きのアップダウンをくり返し黄葉を楽しみながら三ツケ峰に到着しました。あいにくガスが出ていて視界は余り無かったのですが、ガスの切れ間に弟見山や高岳山が見えました。三ツケ峰は山口県の数少ないブナ林の生息地です。


道しるべ

10:30分、山口県と島根県の県境仏峠に到着しました。左に取り付くと三ツケ峰、右へ取り付くと弟見山への登山道です。 三ツケ峰登山道です。笹が刈られ整備されています。 いきなり、急な登り坂から始まります。
11:15分、登山道から45分で890mの独標が右の木に括ってあります。まだまだ急な坂が続きます。植林から雑木が現れ始めました。 ブナの巨木の登場です。奇麗に黄葉しています。 相方も最後の急登を頑張って登っています。
稜線に出ました。ブナやナラの木が目立ち始めました。山口県の黄葉も恐羅漢山に負けていません。雑木の分色々な色があります。 登山道横のブナの木です。 11:29分、958mピークに到着しました。ここまで、1時間余りかかっています。昨日の疲れでしょうか。足が重たいです。
ブナの稜線を歩いて行きます。 958mピークから1分行った所です。このあたりの黄葉が一番奇麗でした。 角度を変えてもう一枚撮りました。
958mピークから三ツケ峰を目指していますが、写真を撮るのに夢中で気が付くと、相方の姿が見えません。 マイペースでブナとの会話を楽しんでいます。 今が見頃ですね。
風が吹くと葉っぱが落ちてきます。 11時48分に、三ツケ峰山頂へ到着しました。すでに到着した相方が待っています。 三ツケ峰山頂はガスが出ていて展望はまったくありません。
ガスの切れ目に弟見山が顔を出しました。 矢印があるので下りてみました。しばらくいっても藪なので引返しました。高岳山への縦走路です。熊毛の住人は山を始めてすぐに、無謀にも高岳山までピストンしたことがあります。泣きそうに長い縦走路でした。 12:33分下山、左は登りに使った仏峠方面、下山は本谷登山口に下りていくので、右の道を行きます。
野道山との分岐です。どうやら、縦走路は整備されている様子です。相方が直進し(写真右の道)野道山の方へ行きかけたので、呼び戻し左(南)に下りていきました。標識が消えていて、間違い安いので注意が必要です。 分岐からすぐ下が佐波川の源流です。と言っても水は出ていませんでした。以前はちょろちょろ流れていたのですが・・・。 急坂を下って行きます。滑りやすいので注意をして、慎重に下りていきました。
13:31分、本谷登山口到着です。こらから、県道歩きが始まります。緩い上り坂なのでクールダウンには良いのですが、今日は辛いなあ。 本谷コースは仏峠からのコースに比べたら緩やかな登りですが、谷を詰めるコースで展望はありません。道は狭いが良く整備されています。 県道柿木山口線を20分ばかり歩いて13:52分仏峠に到着しました。県道付近も黄葉していました。車でも充分楽しめそうです。