右田ヶ岳 426m

防府市



上勝坂より右田ヶ岳南の峰と大岩壁を望む



2017年9月19日(火) 天気 ⛅ 夫婦


上勝坂P~10分~勝坂登山口~16分~分岐下~61分~分岐上~16分~南ノ峰分岐~10分~右田ヶ岳 合計時間 1時間53分

右田ヶ岳~10分~南ノ峰~14分~分岐上~32分~分岐下~12分~勝坂登山口~13分~上勝坂P    合計時間 1時間21分

総歩行時間 3時間14分(昼食時間除く・休憩含む)


概念図

 



勝坂登山口


久しぶりに勝坂コースから右田ヶ岳に登りました。尾根ルートから登り、本ルートを降りました。今日は岩登りの訓練でスティックなしで登りましたが、エライのなんのって、慣れない事はしない方が良いですね。大岩壁は映画アントキノイノチの舞台となったところです。



道しるべ


上勝坂駐車場
  R262沿いの上勝坂バス停先の駐車場に停めて、勝坂登山口に向かう。駐車場すぐの陸橋を渡り、反対側を
 防府方面に行く。これから登る南ノ峰と大岩壁が登山意欲を誘う。

  しばらく行くと、防府市下右田勝坂の標識があり、その少し先に斜面の道がある。ここが勝坂コースの登山口になる。
 坂を登り切り、左に曲がると、藪蘭が咲いている。

  右田のペンキ文字があり、石組のある道を過ぎて、雑木のトンネルを登って行く。

  やがて明るい羊歯の登りになると、本ルートと尾根ルートの分岐になる。腰掛石で一休みして行く。何時も使って
 いるダブルスティックがないので、調子が出ずエライ(疲れる)。


大岩壁を拡大
  分岐からは、遠くに大岩壁が見える。初めての尾根ルートを登る事にする。一旦降り・・・

  沢を渡り登り返す。大岩壁の全容が見えて来る。

  少し登った平らな所で、亀女がR262を走るパトカーを眺めている。その先には西目山が見える。汗を拭きながら
 少し先のジョーズ岩を目指して登って行く。右手に大岩壁を見て、左から岸壁の上を登るルートを確認する。


ジョーズ岩
  ロープを頼りに段差を登り、ジョーズ岩に近づいて行く。

 
 ジョーズ岩の先からは、先程上に見えていた西目山が同じ位の目線になる。

  マサの羊歯道を登ると、いよいよ核心部に近づく。一息入れて、大岩壁に取り付く。ロープを引っ張り、体重を浮かせて
 岸壁の上によじ登る。


来た道を振り返る
  後は岩の上を慎重に登って行く。急な所はロープがあり、見た目よりは簡単に登れる。岩の先から振り返ると
 結構高度感がある。

  目の前の大岩は裏を巻く。ここから見ると更に展望が広がり、南に防府市街が、北に佐波山が見渡せる。


本ルート分岐
右大岩壁の上部

丸葉萩
  大岩壁の裏を巻きながら登って行くと、本ルートとの分岐に着く。左手に南ノ峰を見ながら・・・


右に登ると、南ノ峰
  羊歯の道を登って行くと、黄色い小さな茸が木を覆っている気持ち悪い光景に出くわす。その先が南ノ峰分岐になる。
 南ノ峰は帰路登る事にして、右田ヶ岳に向かう。


鞍部
天徳寺コース分岐

右田ヶ岳山頂
  右田ヶ岳を見ながら、鞍部に降って行く。鞍部からは巻道を取り、右田ヶ岳の山頂に着く。数人の人が寛いで
 おられる。


  山頂の鐘を鳴らして、ガスに火を付け、久しぶりにカップヌードルを味わう。そう言えばカップヌードルの肉は長い事
 企業秘密で謎肉と呼ばれていたが、豚肉+大豆+野菜を混ぜて固めたと日清食品から公表された。

 
 東の展望 / 矢筈ヶ岳その先に大平山が霞む

 
 南の展望 / 防府市街、新幹線や高速道路を走る車が見える


南ノ峰(西ノ峰)
  1時間近く山頂でまったりと過ごして、南ノ峰に向かう。南ノ峰も、右田ヶ岳と変わり映えのしない展望だが、R262を
 走る車が良く見える。西目山が低い。

  南ノ峰から直接降ると、登りの時に気付かなかった分岐に降りて来る。登りの時は右田ヶ岳の方に登ったようだ。
 どちらに登っても大差ない。大岩壁の蟹の爪を見ながら降って行く。

  蟹の爪で写真を撮る。岩登りを嫌がっていた亀女の顔が嬉々としている。岩の先まで行って、登って来た尾根ルート
 を振り返る。成程、アントキノイノチで妙義山の代わりになった岸壁だ。中々迫力がある。蟹の爪から降り、本ルート
 を降る。いきなり転げるような恐怖の急坂が続く。

  亀女も観念して降りはじめる。長く感じるロープの坂が終わり、油断していると・・・

  第二段が始まる。昔この道を登ったのだろうか?記憶がないところを見ると、雨で削られ難易度が上がったのかも
 知れない。やっとの事分岐まで帰って来た。北アルプスに挑戦するには10年早いように思える。10年経ったら
 益々登れないか・・・このルートを周遊するなら、本ルートから登り、尾根ルートを降った方が無難かもしれない。



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