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通勤路に下松護国神社の石碑がある。以前から一度、護国神社からその奥にある北山に、登ってみたいと思って
いた。厳かな参道を登って行く。 |
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社殿に手を併せて、不戦の誓いを祈る。戦争で犠牲になった下松市民の石碑がある。母親も女学生時代に、工場
で勤労奉仕をしていたので、他人事ではない。改めて平和のありがたさを感じる。 |
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維新十三人墓の横から城山を目指す。ゆつくり高度を稼ぐと、すぐに鉄塔に出くわす。日当たりの良い鉄塔の回りは
草が生い茂る。このコースで唯一展望が鉄塔越しに開ける。
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登って行くと道が分岐する。まず城山へと向かうので右の道を取る。小さな山なので、すぐに山頂に着く。城山山頂
は【一望千里ユートピア】【ユートピア神社・城山城主末武三郎戦死地】と刻まれた石碑がある。展望はない。 |
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城山の山頂を東に降ると、先程の石城山への道に出る。降って行くと、再び鉄塔に出て更に降ると、5差路に
降りる。ここが白坂山古戦場だ。 |
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進行方向 |
振り返って見た所 |
白坂山古戦場石碑の横に、説明板があるので読んでみると、大内氏と下松を治め周防に覇をとなえていた鷲頭氏
のつわものどもの夢の跡だ。そう言えば近くの降松神社の上宮が鷲頭山にある。鷲頭氏と関係があるのだろうか。
興味が尽きない。白坂山古戦場石碑の側に中国電力の NO30の鉄塔の指標がある。
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実際に登った道 |
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指標の左に、薄い踏み跡があるので登って行く。【写真上段中・右・左参考】道の大半は藪化していてお勧めではない。
シダの道で、サンザン藪蚊に肩を刺されて腫れ上がる。更に藪をかき分けて登って行くと、石城山の山頂に躍り出る。
右から登って来る道は良い。 |
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石組の上に祠が有り、しめ縄が張ってある。ここが石城山の山頂になる。更に東に向かい降って行くと、道が
分かれる 。ここは右に進む。 |
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笹に覆われた道を登って行くと、開けた場所に着くが、木が伸びて展望はない。更に進むと、すぐに北山山頂に
着く。 |
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北山山頂は、三角点があるだけで展望はない。更に東に道が続くようだが、ここで引き返す。石城山まで戻り
今度は、参道を真っ直ぐ西に降りる。すぐに分岐するが、広い左の道を行く。
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三度、鉄塔を通り、鉄塔下の管理道を右(北西)に取る。 |
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暫く降りて行くと、NO30の中電の標識がある。ここを右(北)に進むと、白坂山古戦場跡に出る。後は来た道を
引き返す。石城山までなら、帰路の道を使うと普通に歩ける。下松護国神社の奥山には、中世の歴史の変遷が
見られる。 |