鬼城山(きのじょうざん)(鬼ノ城) 397m

岡山県総社市奥坂



鬼ノ城西門跡


2024年11月13日(水) 天気 晴れ


ビジターセンターP(8:35)~15分~鬼城山(8:50~8:54)~3分~西門跡(8:57~9:06)~38分

~温羅遺跡(9:44~10:01)~15分~北門跡(10:16)~25分~ビジターセンターP(10:41)

所有時間 2時間6分


概念図

 

鬼ノ城ビジターセンターP


鬼ノ城は七世紀後半頃築城された山城で、白村江の戦い(663年)で敗れた天智天皇が唐、新羅の攻撃に備えたものとされるが、日本書紀に記載されていないので謎の城となっている。一説には百済の温羅(うら)一族の山城とも言われ吉備津彦命(きびつひこのみこと)が温羅という鬼を退治した桃太郎伝説が語り継がれている。実際に西門跡や温羅遺跡(屏風折れ)の大きな石垣や、版築工法による城壁の強固さを見ると、1350年以上前に此程の技術があったのかと驚かされる。山城には鉄の道具を製作、修理した鍛冶屋跡などもある。一周約二時間程の山城歩きだが、その希望の大きさが良く分かる。下山後、吉備津神社に参拝して帰宅の途についた。



道しるべ


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角楼跡(左)・西門跡(右)拡大可
  鬼城山ビジターセンター手前には大きな駐車場がある。ビジターセンターは9時~17時、トイレを済ませて鬼城山へ向かう。
 観光地なので標識や説明板があり迷う事はない。鍵岩の展望台からは西門跡が良く見える。

鍵岩の展望台から総社市

角楼跡

角楼跡
  角楼とは石垣と版築工法で城壁の死角を補う砦。

角楼の上部

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鬼城山(拡大可)
  角楼の右手に西門跡、そのすぐ上が鬼城山になる。

西門跡(拡大可)

西門跡(拡大可)

説明板(拡大可)
  西門跡を見学して反時計回りに周回する。

西門跡(拡大可)

城壁の修理

西門跡(拡大可)
  

南門跡

高石垣

高石垣の石仏
  備前平野を眺めながら鉢巻きのような平な道を行くと南門跡に着く。広場のように開けた高石垣からは、屏風折れの石垣が
 見える。

鍛冶工房跡(拡大可)

屏風折れの石垣(拡大可)

屏風折れ石垣の上
  高石垣からすぐの分岐を屏風折れに向かう。東門跡、鍛冶工房跡(見つけられなかった)を過ぎて、分岐出合いからは屏風折れの
 石垣が近くに見えてくる。屏風折れ(温羅遺跡)からは備前平野が望める。

岡山市方面

温羅遺跡

温羅遺跡(拡大可)
  屏風折れには温羅遺跡(石碑)がある。

温羅石碑

土塁
  土塁を過ぎて登って行き・・・

北門跡(拡大可)

拡大可

拡大可
  降ると北門跡がある。北門跡から鬼城山を通り、鬼城山ビジターセンター帰ってきた。

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石垣
  

水門

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吉備津神社(拡大可)

回廊

犬養 毅
  下山後、吉備津神社に寄って、この方にご挨拶して帰宅した。



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