ゴンドラリフトアダム |
|
|
八方第二駐車場から、ゴンドラアダムの道標に従い旅館街を通り抜けて、約15分で八方アルペンラインのゴンドラ
乗場に着く。6:30始発の発券売り場には多くの人が並んでいて、唐松岳、五竜岳の人気の高さが分かる。兎平まで
ゴンゴラに乗り、それから先はリフトになる。黒菱平1680mでリフトを乗継、更に登って行くと、左手に五竜岳が雄姿
を現す。やがてリフト終点の八方池山荘に着く。
|
五竜岳 |
八方池山荘 |
|
八方池山荘は1830mで唐松岳までは866mの標高差になる。山荘から巻道と尾根道に分かれるが、展望を期待して
尾根道を行く。右手に見える白馬三山には雲が掛かっている。
|
|
|
八方山 |
ハクサンシャジンやクルマユリの咲く尾根を登って行くと、下に巻道が見えて来て八方山に着く。三等三角点とケルン
がある。
|
鹿島槍ヶ岳・五竜岳 |
白馬三山
鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳 |
八方山からは、南に五竜岳、その先に鹿島槍ヶ岳の双耳峰が望める。北には、雲がとれて白馬三山が見えて来た。
|
巻道合流 |
|
第二ケルン |
正面に白馬三山を見ながら登って行くと有料トイレがあり、その先で巻道が合流する。その先に第二ケルンがある。
|
|
|
|
目の前には不帰のキュレットが見えて来た。第二ケルンから5分も登れば、人の顔に見える八方ケルンに着く。
|
|
更に登って行くと、八方池分岐の先に白馬連峰の大展望が広がる。
|
|
|
八方池を眼下に見下ろす所には第三ケルンが建っている。八方池の借景が白馬三山とは何と雄大な景色だろうか。
|
|
|
|
丸山を見ながら登って行く。やがて下ノ樺と呼ばれる紅葉の綺麗な場所を通る。ニッコウキスゲのお花畑が広がる。
尾根を巻きながら登って行く、下から吹き上げる風が心地良いが、それでも汗が噴き出て来る。
|
|
休憩場所 |
|
風が抜ける上ノ樺辺りの木陰で休んでいると、少年少女の団体が同じ場所で休憩を取る。この時期2000m以下の
山は暑い。引率の年長者が水分を補給するように注意をしている。エネルギー補給をして、10分も登ると扇雪渓の
標識があるので寄って行く。
|
|
|
丸山 |
大勢の人が冷気に吹かれ休んで居られる。思わず再び木陰を見つけて座り込む。このまま寝ころびたい気分だ。
やっと腰を上げて行くと、再び小さな雪渓がある。その先坂を登ると丸山に着く。ケルンがあり広い丸っこい広場だ。
|
丸山 |
|
|
丸山からまだまだ尾根歩きは続く。約30分も登ると・・・
|
|
|
|
唐松山荘巻道分岐になるが、巻道は通行禁止になっている。狭い尾根道を下山者と譲り合って登って行く。やがて
唐松山荘を下に見て、唐松岳に向かう。
|
|
唐松岳山頂 |
唐松山荘 |
唐松山荘分岐から20分も頑張ると、唐松岳に着く。山頂はガスっていて何も見えない。しばらく待っていたがガスは
取れそうにないので唐松山荘に降りた。五竜山荘までは充分時間があるが、亀亀も疲れているようなので考えた末
下山する事にする。
|
|
|
唐松山荘で剣岳を後ろに一枚。白馬岳から見た剣岳も良いがここから見た剣岳も、惚れ惚れする。
|
|
|
|
牛首に未練を残して、唐松岳分岐まで戻り、小雪渓で涼を取る。
|
|
|
クガイソウ |
扇雪渓を下に見ながら、八方池まで帰って来た。白馬三山を見納めて、お花畑を通り尾根に上がる。
|
ハクサンシャジン |
|
|
眼下に八方ケルンや有料トイレが見える。トイレ前のベンチで一息入れて巻道を降りる。シモツケソウやエゾシオガマ、
カライトソウ、タテヤマウツボグサ、オオコメツツジ、ニッコウキスゲ等が咲いている。
|
|
|
|
八方池山荘に着き、ゴンドラで黒菱平に降りると、ここにもニッコウキスゲやシモツケソウのお花畑が迎えてくれる。
兎平からゴンドラに乗ると、白馬の町が見えて来る。来年是非、唐松岳から五竜岳へ登って見たい。
|