嘉年物見岳 626m

山口市阿東嘉年上・島根県津和野町吹野



物見岳山頂


2019年12月16日(月) 天気 ☀


集会所(11:05)~6分~金守神社(11:11)~29分~分岐1(11:40)~7分~分岐2(11:47)~4分~

青ペンキ(11:51)~11分~建物跡(12:02)~8分~物見岳(12:10~12:37)~60分~集会所(13:37)

所有時間 3時間32分


概念図

 


東居坂集会所(物見岳登山口)


嘉年の物見岳は十種ヶ岳の北に位置する、ずんぐりした里山です。高低差が殆どなく林道が荒れると、道が分かり難くなり難易度の高い登山になると思います。林道を行くと、罠に猪の子供が3匹と、別の罠に大きな猪が掛かっていました。野苺の群生地があり、突然兎が横を走り、目の前を雉が飛び発ちます。「兎追いしかの山~」を口ずさんで、里山に癒された山歩きでした。



道しるべ

  東居坂集会所の近くに停めて、大きな家の所から林道に入る。金守神社にお参りして林道を行く。

  すぐに山道に上がる分岐があるが、そのまま林道を行く。大きく鋭角に曲がった所に罠があり、子供の猪が3匹掛
 掛かっている。罠から出ようとして疵付いているので、罠の持主に連絡をした。山へ放してくれると良いのだが・・・
 再びUタウンして登って行く。
 
  更に曲がって行くと、又罠に大きな猪が掛かっていた。電話番号を見ると先程の罠の持主と同じ人だった。
 殆ど平らな林道を行く。


分岐1

  林道の周りには野苺が群生している。これ程多くの野苺は見た事がない。分岐1を左に曲がる。笹は綺麗に刈って
 ある。


分岐2

  罠の所を道なりに右に取り、すぐの分岐2を左に曲がる。広い林道に青空が広がる。


青ペンキの木

蒐場
  少し藪っている所を過ぎると、右手に木に青ペンキでココカラと書かれている。以前はここから取り付いていたのかも
 知れない。まだ物見岳は先なので、そのまま林道を行く。 
 
 猪の蒐場を過ぎて行くと、右手に杉林が現れる。緩やかに登って行くと、再び藪になり、藪を抜けると大木がある。
 兎が横を掛け抜けて行く。


鞍部
  左手には建物の跡がある。目の前の藪から雉が飛び立つ。すぐ先の鞍部を右に曲がり斜面に取り付く。

  テープを見ながら斜面を登って行くと尾根に上がる。少し右(南)に行くと。嘉年物見岳に着く。GPSを合わせて三角点
 を探すが見つからない。標識も何もない山頂だが何となく心地良い。お腹を引っ込めて亀亀が写る。帰路十種ヶ峰が
 一瞬見えた。正に「兎追いしかの山~」の童謡故郷にピッタリの山だった。



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