十方山 1319m

広島県廿日市市・山県郡安芸太田町



立岩山から十方山を望む


2017年9月11日(日) 天気 ☀ のんびり夫婦さん・Ryuさん夫婦・あじさいさん夫婦


二軒小屋P(10:11)~48分~獅子ヶ谷登山口(10:59~11:05)~79分~十方山(12:24~13:13)~19分~奥三ツ倉(13:32)~15分~
那須分れ(13:47)~29分~丸子頭(14:16)~32分~藤本新道分れ(14:48)~26分~藤本新道登山口(15:14)~16分~二軒小屋P(15:30)


総歩行時間 4時間24分


概念図

 


二軒小屋P

十方山登山よしわナビ


山友さんからお誘いがあり、十方山へ登って来ました。生憎娘が帰省するので亀女は不参加ですが、皆さんの人柄からでしょうか、ワイワイガヤガヤ、初めて参加させて頂いたとは思えないほど楽しい山歩きになりました。山の空気はすっかり秋に変わっていました。


道しるべ

  二軒小屋駐車場から、十方山林道を獅子ヶ谷に向かう。この林道はアケボノソウはじめ山野草が咲いていて、中々
 進めない。林道の右手奥に放置されている廃車バスも年々ボロくなっていく。

  ワイワイ言いながら歩いて行くと、約50分で獅子ヶ谷登山口に着く。ここの標識はゆっくりめの設定で歩行時間に
 近い。一息入れて、山火事注意の幕から獅子ヶ谷に入って行く。
 
  獅子ヶ谷沿いに登って行き、小さな沢を渡り、滑滝沿いに登って行く。


大杉
  やがて谷を離れて、一直線にダラダラと坂を登って行くと、道がジルクなり、滑滝から約40分で神木のような大杉
 の横を通って行く。この神木の先から登山道が緩やかになり・・・
 

ピーク分岐
  1328mの十方山のピークへの分岐に着く。獅子ヶ谷登山口から尾根を上がり、ピークを越えてこの分岐に来る事も
 出来る。(2016年2月24日 獅子ヶ谷コース)分岐を過ぎると、すぐに十方山山頂に着く。空は、夏と秋の雲が混在して
 いて季節の移り変わりが分かる。陽射しはあるが、吹く風が心地良い。山頂には30名余りの人々が思い思いに過ご
 しておられる。

 
 
 
 東南方面の展望 / 吉和冠山から安蔵寺山

 
 南の展望 / 市間山から立岩山の稜線


吉和冠山から寂地山

安蔵寺山手前に大神ヶ岳・赤谷山

市間山から立岩山
  山頂に立つと、南東にまず吉和冠山の尖った山容が目に入る。その右手に安蔵寺山・燕山の稜線が続く。
 南方面には、市間山から立岩山が近くに見える。


大峯山から西大峯山

羅漢山
  更にその右手に大峰山・羅漢山がその秀麗な姿を見せる。お弁当を食べながら、お菓子などを交換する。余り大勢
 で登った事がないので、自分でも驚くほど会話が弾み良く喋る。至福の時を過ごして、内黒峠方面へ向かう。

  笹原の緩やかな道を行き、論所と呼ばれる鞍部を通り、小さな谷を登り返す。

  緩やかに登って行くと、奥三ツ倉と呼ばれるピークに上がる。振り返ると吉和冠山が見える。ここから先展望は、
 ほとんどない。


那須分れ
  緩やかにアップダウンを繰り返して、奥三ツ倉から15分で那須分れに着く。那須の方向から気持ち良い風が吹く。
 この笹の道は蝮が多い。降りるまでに13匹の蝮に出合う。残念ながら山野草はない。


丸子頭分岐
  那須分れから先に一瞬展望が開けるが坂を降って行くと、すぐに見えなくなる。サルノオコシカケやナメコをなどの
 茸も出ている。緩やかな道を行くと、那須分れから30分で丸子頭分岐に着く。僅か2分の道のりなので・・・


ナナカマド
  丸子頭に寄って行く。三角点と1236mと書かれた標識があるだけで展望はない。分岐点まで戻り藤本新道分れ
 に向かう。ナナカマドが赤い実を付けている。小ピークを緩やかに登り、転がるような急坂を降る。
 

藤本新道分れ
  鞍部に降りると、ここが藤本新道分れだ。この支尾根を左に降りて行く。杉林の急な坂を慎重に降って行く。

  杉林から自然林に変わり、木段を降りて行くと、車道が見えて来る。県道252に降りると、藤本新道登山口の標識が
 ある。後は山野草を写しながら車道を降り、よこごう川を渡ると二軒小屋駐車場に着く。この時期の十方山は、
 アケボノソウや、サラシナショウマなどの山野草が咲き、また木の実が色付き山が装う。帰路尾崎湿原に向かい
 お目当ての山野草を見つけた。お誘い頂いた皆様に感謝の楽しい一日だった。
 


十方山・尾崎湿原で出会った山野草と木の実


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