岩木山 1625m

青森県弘前市・西津軽郡鰺ヶ沢町



道の駅つるた鶴の里あるじゃから望む


2019年7月10日(水) 天気 ☀


岩木山八合目(8:35)~34分~九合目(9:09)~13分~鳳鳴ヒュッテ(9:22)~27分~山頂(9:49~10:32)~26分~

鳳鳴ヒュッテ(10:58)~11分~種蒔苗代(11:09)~10分~鳳鳴ヒュッテ(11:19~11:22)~37分~八合目(11:59)

所有時間 3時間24分


概念図

 


岩木山八合目

岩木山登山コース

岩木山は津軽富士と呼ばれ津軽の人にとっては、おらが富士であり精神的な心の支えのお山です。岩木山の麓には林檎畑が広がり、サクランボ畑、葡萄畑などもあり、美味しい果実が収穫されます。色々な所から岩木山を眺めましたが何処から眺めても姿の良いお山で、津軽人でなくても心休まります。山頂には岩木山神社奥宮があり、白神岳や岩手山が見渡せます。



道の駅


八合目登山口
  前日下見を兼ねて嶽温泉に入る。硫黄分の強い酸性の湯で疲れが取れる。湯舟は2つあり奥の湯舟は混浴になって
 いる。一旦降りて道の駅つるた鶴の里あるじゃで車中泊をする。目の前には葡萄畑が広がる。今日は晴天、岩木山
 に向かうが、本当に姿の良い山だ。下山後の観光なども考えて、津軽岩木スカイラインからの裏口登山。
 少し後めたいが良しとする。登山口から山道に入る。
 

ハクサンチドリ

ズダヤクシュ
  山道を登って行くと、一か所日本海が見える所があるが、他は展望はない。前方に九合目の岩場が見えて来たら・・・


マルバシモツケ

九合目
  すぐに九合目に着く。岩木山山頂25分・リフト乗場5分の標識が立っている。九合目からは日本海沿岸が広がる。

  岩場を登って行くと、岩木山の山頂が見えて来る。右手にはリフト乗場が見える。


ミネヤナギ

岩手山
  南東には岩手山がくっきりと見える。登山道を降りて行くと鳳鳴ヒュッテがある。

  右手の岩場には登山客が見える。帰路寄ってみよう。鳳鳴ヒュッテは秋田県立大館鳳鳴高等学校の山岳部の生徒
 4名が猛吹雪の為亡くなった。その悲劇を繰り返さない為に、冬季の避難小屋として建てられた。

  鳳鳴ヒュッテの先からは急な岩場を登って行く。所謂第一おみ坂と呼ばれる場所だ。落石注意で右側通行になって
 いる。登りきり振り返ると急な岩場だと良く分かる。一旦平らな場所に上がり・・・


岩木山山頂


一等三角点
  再び急な岩場になる。(第二おみ坂)七里長浜の海岸線が見えたら山頂は近い。山頂は岩場で思ったより広く、
 三角形のモニュメントや一等三角点がある。
 


白神岳
  北東には岩木神社奥宮があり津軽平野を見下ろしている。避難小屋や祭事の際の道具を納める建物もある。
 南西に白神岳が見える。

 
 
 
 
 北東から南西方面 / 津軽平野や遠くに八甲田山が見える。

 
 南西から北東方面 / 七里長浜の先には北海道が霞んでいる。


  山頂の展望を楽しんで、八合目駐車場を見ながら慎重に降りて行く。鳳鳴ヒュッテからはお目当てのミチノクコザクラ
 を見に種蒔苗代に降りて行く。
 

ミチノクコザクラ

ハクサンチドリ
 種蒔苗代に降りる途中の道にはミチノクコザクラが固まって咲いている。白っぽいハクサンチドリも咲いている。岩木山
 神社から登って来られたパーティの話では、もう少し下の雪渓付近にはミチノクコザクラの群生地があるらしい。


ミヤマキンバイ
  鳳鳴ヒュッテまで戻り、登る時気になっていた岩場に行ってみたら、4人の高校生の慰霊碑が立っていた。


岩木山
 鳳鳴ヒュッテから八合目登山口まで戻って来た。八合目の展望台のある建物はお土産は売っているが、食事は出来
 ない。下山後、津軽藩ねぶた村や、十和田湖、奥入瀬を観光して八甲田山の酸ヶ湯温泉に浸かり明日の英気を
 養う。


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