岩淵山 733m 感応山 510m

広島市佐伯区湯来町



R488伏谷口から望む岩淵山


2019年3月20日(水) 天気 ☀ 山友総勢10名


丸子山憩の森(9:51)~16分~観音堂(10:07)~38分~岩場取付き(10:45)~51分~654m(11:36)

~51分~781m三等三角点(12:27~13:11)~22分~764m(13:33)~27分~岩淵山(14:00~14:16)

~14分~ニセ岩淵山(14:30~14:36)~22分~感応山(14:58~15:14)~30分~駐車場(15:44)

所有時間 5時間53分


概念図

 


丸子山憩の森

岩淵山は以前十方山で知り会った広島の方から教えて頂いた湯来の山です。十年前の事なので岩場以外良く覚えていませんでしたが、今回改めて山友さん達と登りました。核心の岩場は楽しくもあり、緊張する所もあります。大変展望の良い山で、途中の尾根や頂きからは、恐羅漢山初め芸北や湯来の山々が望めます。岩場あり展望あり、ニセ岩淵山あり、感応山あり、温泉ありのダイナミックな周回コースです。


道しるべ

  湯の山温泉に車をデポして、湯来温泉の方面に行くと石ヶ谷峡入口がある。ここを入りすぐ右に曲がると、丸子山憩
 の森の駐車場とトイレがある。ここに停めて、石ヶ谷峡へ沿って登って行く。途中これから登る654mの岩尾根が見
 える。石ヶ谷峡の清流は澄みきっている。
 
  やがて日本製鋼所の建物(石ヶ谷荘)があり、ここにも有料200円で停められる。その先に観音堂がある。観音さまに
 登山の無事を祈って、山道に入って行く。以前は薄い踏み跡が谷沿いから鞍部についていたが、尾根に上がる明確
 な巻道がついている。急な道を喘ぎながら登って行き、尾根に上がりしばらく行くと地籍図根三角点がある。
 

岩場取付き
  前方に急峻な頂きが見えて来て、羊歯尾根を登って行くと岩場が現れる。新しいロープが付いているが、山友さんは
 ロープを使わずに登って来られる。
 

難所
  更に岩場が続くが有難い事にどこも新しいロープがある。右田女子は軽々と岩場を登って行かれる。左が切れ落ち
 た難所も難なくクリアだ。こちらの山友さんも足場を確認しながら慎重に登って来られる。

  溝のある岩場は腕の力も必要だ。亀亀苦労の末クリア。次の岩場も山友さんにアドバイスをもらい亀亀クリア。


654mピーク
  岩場の待ち時間に展望の写真を撮っておられる山友さん。皆さん思い思いに岩場を楽しんでおられる。岩場を通過
 した余裕の右田女子が手を振る。その先が654mの地籍図根三角点があるピークになる。


東郷山

大峯山・西大峯山

灰郷スマモ山
  尾根からは周辺の山々が見渡せる。


781m
  尾根を降ると前方に781mの三等三角点がのあるピークが見えて来る。これからが意外と遠く、いくつもの小ピーク
 を越えて、約50分でこのコースの最高点の781mの頂に着く。ここには三等三角点がある。このピークに名前が付い
 てないのが不思議だ。


馬の背

恐羅漢山
  ここでランチにする。ここからの展望も良い。恐羅漢山や深入山、天上山が見える。山友さんが周辺の地図を持って
 おられ山座同定を始める。至福の時を過ごして岩淵山に向かう。馬の背を過ぎると恐羅漢山が良く見えて来る。
 

笹のピーク急坂

764mを登る

764mピーク
  
  笹の小ピークに登り急坂を降り、小岩のピークに登り、笹尾根を降って行く。前方に764mのピークが見えて来たら急坂
 を降り、再び登り返して行くと764mのピークに着く。このピークからは、北東(右)に90度向きを変えて降りて行く。


764mピーク

岩淵山・ニセ岩淵山
  転げるような急坂を降りて行くと、岩場から岩淵山とニセ岩淵山が見えて来る。


岩淵山
  どんどん下り、登って行くと地籍図根三角点がある。更に登って行くと岩淵山に着く。岩淵山の消えかかった文字に
 山友さんがマジックで上書きされる。段取りの良さに感心する。


高野槇
  岩淵山で一息入れて記念写真を撮る。この山は高野槇が多い。大きな松ぼっくりに似た実が付いている。高野槇は
 悠仁親王のお印で、大きくまっすぐに育ってほしいという願いが込められている。前方にニセ岩淵山を見ながら降って
 行く。
 
  笹尾根を登って行くと、やがてニセ岩淵山に着く。ニセ岩淵山からは、東郷山が正面に見える。展望の良い山でニセ
 岩淵山と言う名は気の毒な気がする。笹尾根を降って行くと、湯の山温泉の分岐があり、真直ぐに行くと感応山に
 着く。

 感応山にはベンチがあり展望が開ける。皆で代わる代わる、切り立った岩の上で東郷山をバックに写真を撮る。

 集合写真も忘れずに、10人の猛者の姿を・・・(笑) 少し戻り、湯の山温泉分岐から良く整備された道を降りて行くと、
 スポーツセンター分岐がある。更に下りて行くと、弘法太子堂があり、分岐を真直ぐに降りると・・・
 
  湯の山明神社の本殿から拝殿に降りて来る。昔浅野の殿様が入られたと言う湯殿の前を降りて、クアハウス湯の山
 の第二駐車場に帰って来た。楽しく怪我なく登れた事に山友の皆さまに心から感謝したい。



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