伊吹山 1377m

滋賀県米原市・岐阜県揖斐郡揖斐川町・不破郡 関ケ原町



米原市三島池から望む


2017年7月31日(月) 天気 天気 曇り 夫婦


三の宮神社~33分~一合目~78分~三合目~32分~五合目~73分~八合目~37分~山頂 合計時間 4時間13分

山頂~39分~八合目~41分~五合目~28分~三合目~47分~一合目~40分~三の宮神社 合計時間 3時間15分

総歩行時間 7時間28分


三の宮神社(6:28)~一合目(7:01~7:06)~三合目(8:19~8:34)~五合目(8:51~8:55)~八合目(10:04)~山頂(10:41~12:12)

~八合目(12:51)~五合目(13:32~13:45)~三合目(14:00~14:08)~一合目(14:47~15:02)~三の宮神社(15:27)

所要時間 約9時間


概念図

 


地図

伊吹山登山口

伊吹山登山マップ


伊吹山は山容を眺めると、比較的簡単に登れそうな気がしますが、いざ取付いて見ると、登山道は変化があり、八合目からは岩の急な道が続きます。午前中はガスっていて景色も見えず、凄く蒸して大量の汗をかきながら山頂を目指しました。山頂では、伊吹山ドライブウェイから九合目まで車で上がられた人々が涼しい顔をして、お花畑を散策されていました。帰路ガスが取れ、琵琶湖や米原の街並みが望めました。伊吹山は山野草の宝庫でした。


道しるべ

  上野会館前で、おじさんが駐車場の案内板を掲げて誘導する。駐車料金は400円だ。折角だからここに停めて
 登山口に向かう。三ノ宮神社にお参りして参道を右に向かうと、伊吹山登山協力金小屋がある。300円の協力金
 を支払うと、登山MAPと山野草のパンフレットをくれる。


登山口
  伊吹山の案内板を確認して石段を上がろうとすると、軽自動車を停めておじさんが降りて来る。上にも駐車場がある
 ので次回来た時にはよろしくとの事だった。流石近江商人、商売熱心な事だと感心する。山頂まで6000mの標識が
 ある。
 
  九十九折れに参道を登って行く。日暮がカナカナと煩いぐらい鳴く。ひろきち地蔵の説明板を眺めて登って行くと・・・


一合目のトイレ
  やがて一合目に着く。山頂まで5,1km・標高420Mの標識がある。一息入れて、草原を登って行く。一合目のトイレ
 は良く清掃がされている。


  山野草を写しながらゆっくりと登って行く。林道を横切った所が二合目になる。山頂まで4,3km・標高580M

  山麓を巻きながら登って行くと、昨夜車中泊した道の駅伊吹の里が見えて来る。登山道沿いの徳蔵山の説明板を
 読み・・・

  徳蔵山を眺める。山野草保護の柵の横を登ると、左手に、伊吹高原ホテルが見える。

  オカメガハラ周辺に咲く山野草の絵がある。三合目の標識には、山頂まで3,6km・標高720Mと書かれている。
 三合目のトイレの上にはお花畑がある。

  メタカラコウやユウスゲが咲いている防護柵を見ながら登って行くと・・・


五合目
  四合目に着く。四合目からはガレの道になり登り切ると、五合目に着く。山頂まで2,4km・標高880Mの標識が
 あり、自動販売機と売店がある。一息入れてガスの中を登って行く。

  九十九折れに登って行くと、六合目避難小屋がある。ここでも一服、滝のように流れる汗で、タオルがベトベトで気持
 ちが悪い。五合目で休んでおられたご婦人3人衆が抜いて行かれた。六合目を過ぎて・・・
 

山頂まで1,4km・標高1080M

イブキジャコウソウ
  九十九折れに登って行く。七合目標識の所で3人衆が休憩されていたので、その少し先で一服する。この辺りから
 イブキジャコウソウの群生が見られる。「ゆっくり登っても何時かは着く」と言いながら3人衆が追い抜いて行かれた。


山頂まで0,9km・標高1220M
  八合目に着くとベンチがあり、ここでも休憩されている人達がいる。先を急ぐと急な岩道になる。


九合目
  正面に見えるピークの上で大勢の人がこちらを見ている。後で分かったのだが、琵琶湖の展望台らしい。山頂付近の
 九合目に上がって来て、案内板を確認して山頂に向かう。


伊吹山山頂
  伊吹山の山頂には多く人が思い思いに寛いでおられる。山頂には店もあり、土産も売っている。

  空いているベンチに座り、一息入れていると、亀女がソフトクリームを買って来た。このソフトクリームの美味しいこと
 ・・・。落ち着いた所で昨日買ったジャンボみたらし団子を紅茶花伝で流し込む。蝶々がリックの汗を吸って動こうと
 しない。

  山頂から見える九合目駐車場には多くの車が停まっている。山頂にある日本武尊の像の所で、写真に納まり・・・


キンバイソウ
  山頂付近のお花畑を散策する。キンバイソウやイブキトラノオが群生している。三人衆のおばさまと出会うと、苦労を
 共にして登った戦友にまた会ったと言われた。


イブキトラノオ
  

ミヤマコアザミ

カワラナデシコ
  ミヤマコアザミはもう終わりかけている。カワラナデシコも群生している。


メタカラコウ
  メタカラコウも咲いている。山頂にある案内板を見るが、ガスっていて何も見えない。山頂でお花畑を楽しみ、山バッジ
 を買って山頂を西に降りて行く。


シモツケソウ

琵琶湖の展望台
  登山道にはシモツケソウが群生している。琵琶湖の展望台には多くの人が、ガスが晴れるのを待っている。山頂を
 周遊して上野登山口の標識の所から来た道を降りて行く。
 
  八合目で若者と出会う。とても疲れたようすでベンチに座り込んで、「もうすぐですよね」聞いて来たので、「これから
 がきっくて這って登るようだよ」と励ますと、「え~」と言う悲鳴が返って来た。若者達よガンバレ。下山しているとガスが
 取れて、五合目や三合目が見える。琵琶湖の沿岸も辛うじて見える。

  五合目まで戻り、サイダーを買って、三人衆とお話する。愛知から来られたおばさま達でアルプスを良く登られている
 ようだった。お元気なはずだ。道の駅伊吹の里を見ながら降りて行った。伊吹山は思っていたより手強い山登りとなっ
 たが、流石百名山、山野草の群生に癒された花のお山だった。



出会った山野草



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