蓬萊山 1174m
滋賀県大津市
道の駅妹子の郷から望む
蓬萊山(左)と打見山(右)
2017年8月2日(水) 天気 ☀ 夫婦
山麓駅~12分~登山口~53分~尾根~24分~レスキュー2~36分~金ぴら峠~45分~蓬萊山 合計時間 2時間50分
蓬萊山~25分~打見山山頂駅
総歩行時間 3時間15分
概念図
蓬莱山へは、びわ湖バレイのロープウェイ駅があり、打見山までロープウェイで上がれます。山頂は、大人も子供も楽しめるアドベンチャー広場になっています。今回この山を選んだのは学生時代、大学のセミナーセンターが蓬莱にあり、登った学友が良かったと言っていたのを思い出したからです。言うならば40年以上前の宿題をする登山になりました。山頂から琵琶湖の景色は素晴らしいの一言に尽きました。当時二班に分かれた私は、琵琶湖で泳いでいました。今なら、間違いなく蓬莱山登山ですけどね。
道しるべ
道の駅藤樹の里あどがわに車中泊して、5:25に蓬莱山に向かう。びわ湖バレイは通行止めで、8:30に開く。 仕方ないので一番近くの道の駅妹子の郷で休憩する。あどがわは大きな道の駅で煩くて良く眠れなかった。妹子 の郷で車中泊をした方が良かったかも知れない。8:30びわ湖バレイの料金所は多くの車が開園を待っている。 500円の通行料を支払い、びわ湖バレイのロープウェイの山麓駅近くの駐車場に停めて出発する。 |
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蓬莱山登山口 |
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車道を登って行くと、蓬莱山山頂への道標がある。金比羅峠ルートは現在通行できませんの張り紙があるが、 何とかなるさの何時もの調子で、河原に降りて行く。小さな流れの先に枯れた木があり、そこが登山口になる。 |
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枝道を行く亀女 |
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植林帯の中を緩やかに登って行く。枝道があるが上で合流する。 |
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ガレの道を登って行くと、頭上注意かかり木の張り紙がある。上を見ると木が倒れて他の木が支えている。 |
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炭焼き跡 |
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登山口から30分弱で、レスキューポイント金ピラ峠1に着く。そこから10分で倒木の上を越えると炭焼き跡がある。 |
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尾根に上がる |
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そこから5分で重なり合った杉の木に出合う。後ろの杉が前の杉におぶさったように見える。しばらく登ると尾根に上 がる。展望もなく単調な山道だがこんな道も楽しい。この登山道はイワカガミの群生が素晴らしい。花が咲いている 時期に来ると壮観だろうと思う。 |
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ベニナギナタタケ |
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どんどんと山道を登って行く。尾根に登り約25分で、レスキュー2に着く。ここで一息入れて行く。登山道には、 ベニナギナタタケ(食)やシロイボカサタケ(毒)などが彩りを添える。 |
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シロイボカサタケ |
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レスキュー2から15分で分岐する。左手の急な坂を登って行く。段々急な道になり・・・ |
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金ピラ峠 |
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やがて金ピラ峠に上がる。ここがレスキュー3になる。一服して登って行くと、右手が大きく崩壊している場所がある。 崩壊地にはロープが張ってあるので問題ない。金比羅峠コース通行止めの張り紙は、この崩壊地のことのようだ。 |
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ノギラン |
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振り返ると琵琶湖が見える。このコース初めての展望だ。急な坂を登って行くと、ノギランやシモツケソウを見つける。 |
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シモツケソウ |
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初めての山野草で心が動く。ロープがある急坂を登ると、レスキュー4があり・・・ |
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緩やかな道になると、前方に打見山が見えて来る。やがて尾根に上がり・・・ |
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亀女の後ろに琵琶湖 |
蓬莱山山頂 |
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ひと登りで蓬莱山山頂に着く。一等三角点のある山頂は広く360度の展望が広がる。 |
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彼岸の鐘 |
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展望盤を見比べて、見渡す限りの展望を楽しむ。彼岸の鐘は思ったより大きな音がする。 |
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武奈ヶ岳 |
小女郎峠 |
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北に武奈ヶ岳が見える。南に小女郎峠、その先の比叡山に雲がかかる。比叡山の右手に京都の町が見える。 |
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北の展望 / 正面に比良山系の盟主武奈ヶ岳(中央)と釈迦岳(右) |
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東の展望 / リフト乗場 |
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南の展望 / 琵琶湖・大津市・比叡山・京都市 |
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山頂を後にして、少し降った所で昼食にする。琵琶湖の展望が素晴らしい。左手下に打見山が見える。 |
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沖島 |
琵琶湖大橋1,4km |
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沖島は琵琶湖で一番大きな島で小学校もある。琵琶湖大橋や大津の町が良く見える。至福の時を過ごして打見山 に降って行く。 |
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鉄柵の横を通り降って行くが、リフトの下を登って来る登山客も見える。鞍部にはレストランもある。鞍部を登り返すと ケーブルを滑って行く子供のはしゃぐ声が聞こえる。右を見るとウオーター滑り台を滑り水しぶきを上げる子供が楽し そうだ。 |
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打見山も展望台から、琵琶湖の風景を目に焼き付ける。片道1200円を支払い、ゴンドラロープウェイに乗り込み・・・ |
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一瞬の内に山麓駅に降りて行く。南側には登って来た尾根が見える。蓬莱山は中国の伝説の聖山で、昔は富士山 もこの名前で呼ばれていたらしい。40年越しの宿題をし終えて満足して熊毛の帰路に着いた。 |