仏頂山 869m 宝満山(ほうまんざん) 830m

福岡県筑紫野市・太宰府市



2017年1月24日(火) 天気 ⛅ 夫婦+末娘夫婦


昭和の森~61分~宝満山分岐~41分~難所ヶ滝~40分~稜線~26分~仏頂山~17分~宝満山  合計時間 3時間05分

宝満山~15分~うさぎ道分岐~43分~河原谷出合~47分~昭和の森                    合計時間 1時間45分

総歩行時間 4時間50分


概念図

 


地図

昭和の森(一本松公園)登山口


福岡に住む娘夫婦と、難所ヶ滝から宝満山に登りました。娘達はアイゼンの代わりに荒縄を靴に結んで登りました。初めて見た難所ヶ滝と、宝満山からの展望に大感激して、至福の時を過ごしました。


道しるべ

  JR須恵中央駅で娘夫婦を拾って、宇美町の昭和の森へ向かう。駐車場はかなりの車が停まっている。ゲート前の
 案内板を確認して出発する。難所ヶ滝まで90分程度2,5kmの表示がある。


分岐
  公園の遊歩道を歩いて車道に出て進むと分岐する。河原谷の大つらら(難所ヶ滝)の標識を見て右に曲がる。道
 の右下に池が見えて、池越しに福岡市が見える。
 
  分岐から8分でまた分岐する。ここは難所ヶ滝の標識に従い右に進む。河原谷川沿いに歩いて行く。堰堤を過ぎ
 すぐに宇美新道登山口の標識がある。橋の上は凍っている。
 
  前と後ろに数人の難所ヶ滝に向かう人がいる。ケルンの先で・・・

  小滝を写している人がいる。滝の水は透き通っている。ここでフリースを脱ぎ、記念写真を撮る。段々雪が多くなる。


仏頂山・宝満山分岐
  歩き始めて60分で仏頂山・宝満山分岐(うさぎ道分岐)に着く。難所ヶ滝まで30分の標識もある。道が凍って
 来たので・・・

  広い所でアイゼンを付ける。登山をしない二人の為に荒縄を用意してきた。滑らずに快適に歩けるようだ。雪の花
 が咲いている。登山客が珍しそうに、荒縄で縛った靴を撮って行った。
 

仏頂山分岐
  登りの道が急になると、仏頂山分岐に着く。分岐からすぐに難所ヶ滝が見えて来る。滝に上がる所に段差があり
 後ろからアドバイスをしていた年配の人の番になるが中々上がれない。「人と違う登り方をしたが上手くいかない」
 と照れ笑いされていた。

  初めて見る難所ヶ滝は雄大だ。凍っている滝を見て娘夫婦も感激している。記念写真を撮ってもらい・・・

  難所ヶ滝の横の道を登って宝満山に向かう。


支尾根
  急な道を登って行くと、やがて支尾根に上がる。

支尾根の標識

三郡山・宝満山の稜線
  支尾根から先は緩やかな登りになり、7分で三郡山・宝満山の稜線に上がる。ここで3人の登山客が食事をされ
 ていた。「宝満に行くの?気を付けてね!」とニコニコして挨拶される。落葉樹の尾根を過ぎて・・・


難所ヶ滝・昭和の森分岐
  どんどん降って行くと、河原谷を経て宇美町への標識がある。(難所ヶ滝・昭和の森分岐)


かたつむりのオブジェ
  分岐から登り返して・・・


仏頂山

仏頂山
  樅の林を過ぎて行くと仏頂山に着く。祠の中にお地蔵さまがおられる。展望はないので休まずに亀女隊長は行く。
 
  尻セイドーで急坂を降ると、やっと前方に宝満山が見えて来る。


宝満山
  南に鎖があるがとても登れそうにない。北に回り込み、梯子を上がると宝満山のお社(かまど神社の上宮)がある。

     
  お社を参拝して食事にする。みるみる内にお弁当が空になる。お腹が膨れ、ゆっくり山頂からの展望を楽しむ。
 風が吹くと寒い山頂の温度計は-2度を示していた。

 
 
  福岡市の展望

築紫野市

脊振山

福岡市
  山頂からは、南から西の展望が開ける。南西方向の脊振山は雲に覆われている。北西に福岡市の展望が広がる。


東に英彦山
  お社の南からは英彦山が見える。下には山小屋で休憩されている登山客が見える。宝満山を後にして・・・


うさぎ道・かまど神社分岐

分岐の標識
  うさぎ道・かまど神社分岐を降りて行く。トレースがしっかり付いている。降りはじめると傾いた大杉の下を通る。


分岐1
  急な坂は尻セイドーで降りて行く。急な所にはロープも付いている。うさぎ道分岐から23分で分岐1を右に降りて
 行く。


分岐1の標識

分岐2
  分岐1には蒲鉾板のようなささやかな標識が付いている。分岐1から3分で又分岐する。(分岐2)ここも右に降りる。
 分岐には昭和の森の矢印がある。急な斜面を降っている婿殿が滑って左の斜面から落ちそうになる。慌てて手を
 出す。引き上げると安心したのか娘が笑い出す。こけた姿が可笑しかったようだ。

  河原谷コースに降りて、後は来た道を引き返す。帰路ご一緒した地元の年配の方のお話を聞くと、「子供の頃は、
 岩全体が凍り付き、竜宮城へ行ったごとあった」との事だった。やはり年々段々温暖化しているようだ。いずれ
 この景色も見れない日が来るのかと思うと少し寂しい気になる。帰って行く3人を見ていると、久しぶりの親子での
 登山で、楽しい思い出が出来たと思う。

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