|
|
|
小瀬川ダムの手前の駐車場に停めて、準備をしていたら雨が降り出した。見上げると雨雲がかかっている。しばらく
待っていたら晴れて来た。ダムを渡ると先日登った二代木山が見えて来る。ダムの先には宝田山が見える。突き当り
を右に桜を見ながら行くと、右カーブの先にカーブミラーがある。
|
|
|
|
ここが登山口となる。登山道は良く歩かれている。谷の右岸を登って行くと、広くなった場所の先左手斜面に・・・
|
宝田山取り付き |
|
|
一直線に踏み跡が宝田山に向かって上がっている。鞍部から取り付く事も考えたが、折角なのでこの急斜面を楽しむ
事にする。足場を固めて一歩一歩登って行く。
|
|
|
ラスボス岩 |
最後まで急登だったが、やがて空が見えて来る。山頂に上がると大岩があり、更に先にはもう一つ大岩が待っている。
ラスボスと言った所か・・・
|
|
|
|
ラスボス岩に上がると、三倉岳・瓦小屋山・冠岳などが見える。ラスボスの先に四等三角点があり、小さな指標が
枝に下がっている。
|
|
白滝山・大師山 |
|
三角点の先には南の展望が開ける。忠四郎山、傘山などが見えているはずだが同定出来ない。右手には白滝山と
大師山が見えている。拡大すると大師山が尖って見える。西にはこれから登る尾根が枝越しに見える。
|
|
鞍部 |
|
山頂の景色を楽しんでいたら、俄かに雪が降って三倉岳・瓦小屋山を隠す。急いで山頂を後にする。斜面取付きまで
降りて鞍部に向かう。斜面取付きから鞍部までは、倒木があるが良く見ると道が分かる。鞍部からは左手に宝田山に
登る道がある。右手の尾根に登って行く尾根に上がると、はっきりとした道がある。右に曲がりながら降って行くと、
鞍部(分岐)に着く。※下山時ここをうっかり北東に降りたが問題ない。
|
鞍部(分岐) |
|
|
鞍部から登って行くと、やがて松の又の向こうに真砂の大岩がある。先程宝田山から見た西尾根の白く見えた所だ。 |
|
|
展望岩 |
ここからの展望も良い。途中から右に巻ながら登って行く。真砂大岩の上に上がると境界標の杭がある。羊歯の道
を登って行くと岩が現れる。岩の上からは胸の空くような展望が広がる。
|
|
北から南の展望が広がる / 東に冠岳・三倉岳・瓦小屋山、手前に宝田山
|
北方面 |
冠岳 |
白滝山・大師山 |
北方面は雪雲が覆っている。冠岳は登りやすく展望も素晴らしい。南には白滝山と大師山が見える。ゆっくりとしたい
所だが、とても寒くまた雪が降り出した。
|
|
真砂尾根先端 |
|
海岸ではないが白砂青松のような場所を通る。馬の背のように狭い所もあるので注意して行く。目の前の三角の山
が▲459だろうか。真砂尾根の先まで行き、ここでランチにする。先程と同じ展望が開ける。眼下には小瀬川ダムが
見える。しばらく至福の時を過ごして、大展望に満足して引き返す事にする。
|
|
|
真砂尾根を引き返す。途中手前鞍部から谷沿いに降りたが、倒木が多くなったので左の尾根に逃げる。尾根を降って
行き谷が近くなった所から谷を渡り上がると往路に出る。ダム上からは真珠湖温泉の山際に桜の園が見渡せる。
|
|
|
駐車場に戻り、天気の回復するタイミングを見て、桜の山際の近くに行って見た。桜の花は魔力があり、西行法師も
「ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ」と詠んでいる。
|