武尊山(ほたかやま) 2158m

群馬県利根郡みなかみ町藤原・利根郡川場村川場湯原



岩峰、剣ヶ峰山(左)、武尊山(右)が最後に姿を見せた


2024年5月21日(火) 天気 曇り ガス


川場P(6:03)~10分~川場キャンプ場(6:13)~37分~高手山(6:50)~1時間20分~

奈女沢ノ頭(8:10~8:24)~18分~西峰(8:42~8:57)~48分~剣ヶ峰山(9:45)~1時間20分~

武尊山(11:05~11:41)~1時間10分~剣ヶ峰山(12:51)~8分~展望地(12:59~13:05)~28分~

西峰(13:33~13:38)~1時間17分~高手山(14:55)~31分~川場P(15:26)

所有時間 9時間23分


概念図

 

川場キャンプ場下の駐車地



武尊山は北アルプスの穂髙岳と区別するため上州武尊山と呼ばれ、山名は日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説にちなんで付けられたと言われる。今回川場キャンプ場を通り、高手山、西峰、岩峰を越えて、剣ヶ峰山から武尊山へ登るルートを取った。あいにく剣ヶ峰山から武尊山への稜線の絶景はガスで見えなかったが、岩峰の雄大さや、下山時見た剣ヶ峰山への稜線の美しさは心に残った。最後に一瞬ガスが取れて西峰から見返すと、岩峰、剣ヶ峰山、武尊山が見送ってくれた。山頂はガスで何も見えなかったが、今回の山旅で二度目の一等三角点(点名:武尊山)を踏めて良かった。ロングコースで疲れたがそれ以上に元気をもらえたのは、日本武尊のおかげかも知れない。



道しるべ


武尊山頂7,6㎞・剣ヶ峰山5,8㎞
  川場キャンプ場下の路肩は物凄く広い。キャンプ場への舗装道でギンランが迎えてくれた。キャンプ場はもう使われてないようだ。

高手山
  九十九折れに登って行き、広場から木段を登って行くと、1374mのプレートと石祠がある高手山に着く。

標識(拡大可)
  高手山から緩やかに降り、鞍部から登り返す。大きな山の懐に抱かれているようで、緩やかに九十九折れに登って行くが、
 何時までも空が見えない。

奈女沢ノ頭(右)
  道標もあり登山道も明確なので安心して歩ける。やがてゲレンデと平行して尾根道を登って行く。手前に奈女沢ノ頭が見えてきた。

シャクナゲ
  奈女沢ノ頭で後から来る奥方を待つ。一旦降り登り返すと西峰に着く。

西峰 1871m
  西峰で一本立てる。

皇海山

赤城山

イワナシ
  西峰からは皇海山や赤城山が望める。イワナシやツクシショジョウバカマが迎えてくれる。

岩峰(拡大可)

ヤマザクラ
  西峰を過ぎると、いよいよ核心の岩峰とその左手に鬼の角のような剣ヶ峰山が望める。
  このコースで一番急な岩峰を登って行くと、展望地がある。更に一登りすると、剣ヶ峰山に着く。

剣ヶ峰山
  剣ヶ峰山からは武尊山への美しい稜線が見えるはずだが、ガスって何も見えない。激降りして武尊山神社分岐から登り返す。

武尊山神社分岐(拡大可)

稜線(拡大可)
  ガスが取れることを期待して稜線を登って行くと、一瞬武尊山が姿を見せた。

武尊山
  雪渓を過ぎて急なガレを登って行くと尾根に上がり、すぐ左手が武尊山の山頂になる。
  武尊山には3組の方がくつろいでおられた。ランチを食べながら情報交換に話が弾む。写真を撮って頂き、一等三角点を確認して
 一番最後に下山する。下山して行くと前武尊山方面のガスが取れている。もう少し山頂で粘れば良かったか?

剣ヶ峰山(拡大可)

岩峰・剣ヶ峰山・武尊山(拡大可)
  降って行くと、剣ヶ峰山のガスが取れた。西峰から振り返ると、最後に岩峰と剣ヶ峰山と武尊山が見送ってくれた。このコースから
 登ったのは私達を入れて3組だった。道の駅川場田園プラザ地ビールレストラン武尊で食事をして、かわば田園温泉楽々の湯
 で汗を流す。道の駅川場田園プラザが広すぎて車中泊には向かないので、前日泊まった道の駅白沢に再びお世話になり、お土産
 を買って筑波山へ向かった。道の駅白沢は日帰り温泉望郷の湯や、近くにコンビニもあり便利だった。


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