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先週に続き、戸河内ICからR191号で聖湖へ向う。深入山、恐羅漢分岐を過ぎ、「八幡高原・聖湖/三ツ滝」の看板を左折して樽床ダム堰堤を渡り、左の駐車場に車を停める。まず、三ツ滝を見ていこう。駐車場から5分の距離だ。
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駐車場に戻り、3分も歩くと道が分岐する。聖山登山口の標識に従って左の道を登っていく。帰路は右の車道から帰ってくる。新緑の林道をゆっくりと登っていくと、30分程で十文字峠に着く。真直ぐに進めば、中の甲から台所原につづく。聖山山頂入口の標識から右の登山道に入っていく。
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良く整備された登山道を緩やかに登っていく。登山道の脇にはチゴユリが群生している。約25分散策すると高岳分岐に着く。分岐から聖山までは、すぐの距離だ。聖山には三角点がある以外は展望はない。
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そのまま直進して50mほど行くと、少し開けた所がある。ガイドブックの展望広場だろう。残念ながら木々が生い茂り、岩の上に上がっても展望はない。名残の方位計らしき残骸が、転がっていた。さらに奥に進んでみたが、展望は望めなかった。少し休んで聖山を後にした。高岳分岐を北(左)に曲がる。
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分岐してすぐに急な下り坂になる。良く整備された稜線を登ったり降ったりして進んでいくが、下り坂は長く登り坂は短い。途中で反対方向から周遊の登山者と出合ったが、「やたらに登り坂が多い気がする、あとどのくらいですか」と聞かれたので、「あと少しですよ」と励ましておいた。最後の長い登りのことは、言わなかった。分岐から20分も歩き3つ目のピークを越えると、前方に臥龍山が見えてきた。振返ると深入山も見える。県境杭の登山道は、所処笹が蔽っているが、問題なく歩きやすい。分岐から45分で「野田の百本松・奥匹見峡」の分岐に着く。
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奥匹見峡分岐で小休止して、先を歩いているkさんを追っかける。分岐からすぐに、だらだらと長い下り坂がつづく、峠を挟んでブナの木が見られるが、あまり大きいブナの木はない。すぐに、見覚えある龍に似た木に出くわす。何年か前にここを通ったときこの龍の木を鮮明に覚えている。今回も会えるのを楽しみにしていた。気持ちの良い雑木の稜線がつづく。
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この山はやたらにガマズミが多い、ちょうど時季なのだろう、ガマズミの白い花が新緑に彩りを添える。高岳らしい山が見えてきた。稜線を進んでいくと、最後の長い登り坂がつづく。頑張りどころだ。坂を登りきると、低木の雑木がつづき、短い登りを駆け上がると、高岳山頂に躍り出る。
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高岳山頂は、聖湖を東に見て臥龍山・深入山の絶好の展望台だ。広い山頂を移動すると、南に今まで歩いて来た聖山が見える。【写真中】北東に先週登った大佐山・鷹巣山の稜線、その向こうに大潰山が見える。【写真右】
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高岳山頂から東の展望【クリックで拡大します】 |
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掛頭山と臥龍山 |
深入山 |
聖湖の南端に樽床ダム |
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戸河内IC近くの【おふくろ弁当】で買った鳥の肉にかぶりつく。浮世の憂さをはらし、至福の時を過ごして山頂を後にする。しばらく降って行くと、【ブルーシートの中は処理を施した、ナラ枯れ病の「被害木」です。拡大防止の為さわらないでください。】の案内板がある。新緑が気持ち良い。
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登山道横に、ブナの木とクヌギの木が抱き合っているような、ほほえましい光景に出合った。山道を下り【芸北自然保護レンジャー】の看板が見えたら、ノジイ川が現われ、川沿いに歩いていく。
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高岳山頂から約30分で川を渡り5分も歩くと聖湖沿いの車道に出る。【マウス】ここが高岳登山口でもある。聖湖沿いに車道を歩いていくと、先ほどすれ違った登山者と出合った。話してみると、やはり聖山から高岳周遊のほうが楽のようだ。車道を25分で駐車場に着く。
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