ズダヤクシュ&キヌガサソウ
マウスを当てて |
鏡沼 |
オオシラビソ |
ズダヤクシュや、キヌガサソウの群生の道を行くと鏡沼に着く。鏡沼の先にはめがね沼がある。オオシラビソ(アオモリ
トドマツ)の上枝の付き方が片側に寄っているのは強風のせいらしい。大深温泉分岐を右に曲がるとすぐに八幡平に
着く。
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立派な八幡平の標識と展望台が建っている。案内図を確認して展望台に上がる。
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ガスって何も見えない。深田久弥著日本百名山八幡平の抜粋が刻んである。展望台を降りて、400m先のガマ沼に
向かう。
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サンカヨウ |
ガマ沼 |
八幡沼 |
東北に来て初めて見たサンカヨウが霧に濡れて透き通っている。その横にシラネアオイが一輪咲いていた。ガマ沼を
左に曲がり八幡沼に向かう。八幡平で一番大きな沼で沼の周りには多種な山野草が咲いている。ガスって沼の全容
は見えないが、イワイチョウが群生している。
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イワカガミ |
陵雲荘 |
ミヤマキンポウゲ |
八幡沼の途中にある陵雲荘の側を通り、進んで行くと今度はミヤマキンポウゲが群生している。
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ワタスゲ |
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何時の間にか景色はワタスゲの揺れる湿原に変わり、池塘が点在している。こういう風景は山口県では見られない。
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チングルマ |
八幡沼 |
更に行くとチングルマのお花畑が広がり、八幡沼の東の先端になる。
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源太森 |
その先の分岐が見返り峠駐車場への道になり、帰路は周遊するためこの分岐を行く。木道を10分も行けば源太森
分岐があり、すぐに源太森に着く。方位盤があるがガスって何も見えない。
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源太森を降り、階段を降って行くとお花畑になる。多種な山野草が咲き乱れている。
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ムシトリスミレ |
安比岳分岐 |
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ムシトリスミレも獲物を狙っている。お花畑を過ぎると安比岳分岐に着く。展望が得られないので、山野草狙いで
黒谷地湿原に向かう。緩やかな坂を降って行くと、大きなデッキがあり黒谷地湿原に着く。
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ニッコウキスゲ |
茶臼山1,6km・八幡平3,3kmの標識がある。南の木道を行くと、黒谷地入口に出る。そう言えば昨日下調べをした時に
八幡平アスピーテラインの黒谷地入口にも駐車場が何か所かあった。しばらく休んでいると黒谷地入口方面からも
何組か登って来られる。ここから八幡平をピストンする人も多いようだ。
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黒谷地湿原 |
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黒谷地湿原のニッコウキスゲを愛でて、先程の分岐を見返り峠駐車場へ向かう。
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モウセンゴケ |
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ベニバナイチヤクソウ |
八幡沼の南の道は、モウセンゴケが生えている。粘液で虫を動けなくして栄養として吸収する食虫直物だ。やがて
八幡沼と別れて木道を登って行くと、40年間再々八幡平に通っているという、地元の方が初めて見たと言う
ベニバナイチヤクソウが咲いていた。八幡平は一週間経つと花が変わるので飽きないと言われる。
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眼下に山頂レストハウスと、満車になった無料駐車場が見えて来る。天気が良ければ岩手山や姫神山が見える
ようだが、このありさまだ。
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近道をして有料駐車場正面に降りて来た。無料駐車場まで帰って来るとパトカーが来ていた。如何やら衝突事故が
あったらしい。山頂レストハウスで食事をして、お土産を買い、気を引き締めて柏崎市に向かった。帰路岩手山が
見えて後ろ髪を引かれる思いだったが、来年の楽しみにしておこう。あっという間の2週間の東北の旅は終わった。
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