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道の駅「広瀬富田城」の駐車場にある説明板に目を通して、歴史資料館の先から月山富田城へ向かう。
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史蹟の看板や、城郭のレプリカ、俯瞰図が道沿いにある。御子守口から登って行く。
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すぐに太鼓壇(千畳平)と言われる広い広場に上がって来る。経久が太鼓櫓を建てて時刻を知らせたり、有事の際
に指揮を鼓舞する軍勢揃いの場だ。籠城の際、食糧にしたと言われる椎の木が残っている。
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奥書院 |
更に行くと、山中鹿介の像がある。品川大膳(棫木狼介)との一騎打ちで「鹿が狼を討取った」と称えられた武功や、
「我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったというエピソードで有名な武将だ。
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奥書院を通り、花の壇の復元建物は後回しにして、まず本丸に向かうと山中御殿が見えて来る。多門櫓跡に入る
と・・・
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富田城の心臓部とも言われる山中御殿に着く。菅谷口・御子守口・塩谷口などの主要道が集まる最後の砦となる。
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七曲がりを登って行くと、堀尾家のお家騒動の首謀者の堀尾河内守と子掃部の墓がある。
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三の丸 |
二の丸 |
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汗を拭きながら七曲がりを登って三の丸に着く。その上が広い二の丸になる。
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二の丸からの展望
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京羅木山 |
中海 |
独松山 |
毛利軍が陣を構え、月山富田城を包囲した京羅木山や、尼子の出城があった独松山が富田城下を見下ろしている。
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本丸 |
山中鹿介幸盛の塔 |
二の丸から本丸に向かう途中には当時の石垣がある。本丸に上がると鹿介の塔がある。
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本丸の奥には、城の守り神で大国主命が祀られる勝日高守神社がある。灯籠には猿が彫ってある。
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神社から見た本丸 |
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月山の標高は、山と渓谷社のガイドブックだと標高256,1m、国土地理院の白地図だと183,8m、ここでは197mと書いて
ある。本丸からの展望を楽しみ、二の丸に降りて行くと、登る時に気が付かなかった井戸があった。
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三の丸 |
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スルーした三の丸から二の丸の石垣を確認して、七曲がりを降りて来ると、山中御殿の所で甲冑姿の一団が待機
している。横目で眺めながら、これまたスルーした花の壇に寄ってみる。道の駅に降りて来ると、団体客が登って行
く所だった。あの武者姿は観光客用のイベントだったようだ。安来市立歴史資料館に入ると、縄文時代から戦国時代
にかけての展示物があり中々見応えがある。月山富田城は戦国時代最大級の山城で必見の価値がある。
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