両子山(ふたごさん) 720m

大分県国東市国東町成仏



両子寺から望む


2019年11月29日(金) 天気 ☀


両子寺P(9:26)~29分~奥の院(9:50~9:55)~20分~登山道出合(10:15)~28分~尾根出合(10:43~10:46)

~22分~両子山(11:08~12:11)~27分~鬼の背割(12:38)~6分~針の耳(12:44)~24分~両子寺P(13:08)

所有時間 3時間42分


概念図

 

両子寺第五駐車場


両子山は国東半島の最高峰で、この山を中心に半島は傘のように広がっています。紅葉の時期、サザエさんのオープニングに出て来る仁王像にも会いたくて、両子寺から登りました。山頂からは360度まるごとの展望で、キララドームや、徳山の工場の煙突まで見えました。登山道を間違えて針の耳を通り越してしまったので、予定していたトンガリ山から郡境尾根を降り走水観音への周遊は、今回は断念しました。


道しるべ

  両子寺の仁王像の横でサザエさんの格好をして写真を写す。


護摩堂
  石段を登り、山門を潜ると、左手に広い駐車場とトイレがある。入山料300円を払い書院・客殿と、護摩堂の間を通る。
 紅葉の大木の右手の鬼橋を渡り、仁王像の間の石段を登り奥の院に向かう。
 
  
  大岩の前の大木を見ながら右に進むと、奥の院が見えて来る。奥の院の岩屋洞窟に参拝する。

  少し戻りお山巡りの急な岩を登って行く。「鬼の背割り・針の耳・百体観音へ」の看板から先、落葉で道が分からなく
 なる。ネツトからコーピーした地籍図を見ると谷を登っている。(※実はこの地図が違っていた)
 
  谷を詰めて行くと、大きな岩を呑み込んだ根や大岩がある。更に踏み跡が上に続いている。


登山道を振り返る
  やがて道が不明になる。明らかに道が違うので西の岩場に取り付く。岩場を越えるとロープが見え、登山道に合流
 する。

  ロープに掴まり、急坂を登る。急坂の途中で振り返ると、由布岳が見えている。崖の手前まで登り・・・


尾根
  右に巻きながら降り、斜面を登り返すと尾根に上がる。登って来た道を見ると転げるような急な坂だ。おまけに前日
 雨が降ったらしくかなり滑った。
 
  尾根を登って行き、次の尾根を左(西南)に登る。やがて鉄塔が見えて来て両子山に着く。


両子山
  両子山には一等三角点(基本)が座っている。展望台に上がると360度の展望が広がり、国東半島の中心だと良く
 分かる。

 
 展望台からの景色

 
 北の展望

 
 南の展望


姫島

祝島

佐田岬半島
  姫島の遠方に周南市の工場の煙突の煙が見え、小門山の先には祝島・室津半島が見える。東南には細長い四国の
 佐田岬半島が望める。
 

鷲巣岳・千燈岳・文殊山

行入5座
  南には別府湾や佐賀関が、南西には由布岳・鶴見岳が望める。東には明日登る行入富士・後行入山・落合山・
 稲川山・大獄山が眼下に望める。


郡境尾根分岐
  展望を楽しみ舗装道を降って行くと、トンガリ山・郡境尾根分岐に着くが、そのまま舗装道を降りて行く。

  分岐から20分も降ると、お山めぐりの案内板があり左に入って行く。すぐの鬼の背割を越えると、両子山の登山標が
 ある。登る時、この先で合流したようだ。


針の耳を振り返る

針の耳を振り返る
  次の分岐を左に行き、岩場を回り込むと、左下には登った谷が見えている。針の耳を潜ると、百体観音がある。

  次の分岐は右に曲がり舗装道に出る。重要文化財の国東塔を眺めて、奥の院の階段の下を横切り大講堂にお参り
 して、護摩堂に帰って来た。


無明橋
  紅葉を愛でながら両子寺を後にして、富貴寺に向かった。次回は走水観音から郡境尾根を登り、両子山に登って
 逆に周遊してみたい。
 



home 2019