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自動車道(左)分岐 |
市街地の山に登る時に困るのは駐車場だ。今回某大型スーパに停めさせて頂き、下山後買物をする事で納得する
事にしたが、少し後ろめたい。福王寺口には「大沙之霊場」「護国之道場」の石碑が建っている。法燈のある参道を
歩いて行くと、モクレンの白い花が彩りを添える。やがて福王寺への自動車道と分岐する。
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砂防提 |
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分岐を真直ぐに行くと砂防提が見えて来る。ここに3台停めれる駐車スペースがある。「展望台まで約12分・駐車場
まで約35分・本堂まで約50分」の案内板が立っている。遊歩道に入ると山頂まで丁塚があるので目安になる。舗装
道から山道に変わり登って行くと、南原・国道54号方面の分岐がある。更に行くと展望台が見えて来る。馬酔木が
花をつけ、ネズミサシの実がなっている。
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展望台に上がると、東に押手山・白木山・中尾山の稜線、南に可部の町その向こうに呉娑々宇山が見える。
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展望台前の車道を横切り遊歩道を行く。十三丁の文字が見える、まだまだ先は遠い。尾根道に広い所があるので
端を覗いて見ると、擁壁がついてある。七丁目には「日を仰ぎ月に澄む」と刻まれている。
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観音坂参道下り口を過ぎると、すぐに福王寺の駐車場に降りて来る。亀亀は幸多かれと金仙の亀の甲を撫でて行く。
執事はお不動さんの横で仁王立ち。今日は帽子を忘れて怪傑ハリマオのようだ。参道の不動明王を眺めながら行く
と、南原の標識がある。帰って調べて見ると大師坂参道を経て、砂防提先の南原分岐に戻り周遊出来るようだ。
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仁王門 |
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大岩の横を通り曲がって登って行くと仁王門が見えて来る。この仁王門は安土桃山時代の建築で、福王寺に現存
する最古の建物と言われている。
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金堂 |
仁王門を潜り石段を上がって行くと金堂が見えて来る。想像以上の大きさと立派な伽藍に感動する。昭和52年の落雷
による火災で金堂は消失、福王寺山の桧80本余りを使用して再建されたそうだ。
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燈明杉の前を通り、金堂と御影堂の渡り廊下を潜ると墓があり、その先に福王寺山山頂の標識がある。
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坂を登ると神社があり、稜線に出ると可部の町が見える。石仏に見守られて尾根を行くと、お山めぐり・金亀池分岐
がある。帰路はこちらから降りてみよう。
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三鬼堂 |
四等三角点 |
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急坂を登ると三鬼堂がある福王寺山の最高点に着く。三角点は更に6分行った所にある。
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福王寺山頂からは、南西から西の展望が開け瀬戸内海も見える。展望を眺めながらランチにする。
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金亀池 |
鐘楼 |
阿弥陀堂 |
帰路は金亀池を巡り、鐘楼や阿弥陀堂を見学する。
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金堂内の不動明王は、高さ3.4mで坐像としては日本最大級だそうだ。新しいお不動さんだが中々迫力がある。
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金堂の装飾も細かい細工がされている。燈明杉を仰ぎ見て・・・
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仁王門へ降りて行く。観音坂参道下り口から山道を降りて行く。「中大毛寺バス停約50分・区民センター約45分」の
標識がある。自然林の山道を降りて行くと展望広場がある。
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呉娑々宇山・阿武山・権現山・武田山・火山・螺山・水越山・天上山など案内板で山座同定する。降りて行くと右に
降りる分岐があるが、真直ぐに降りて行く。
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配水池 |
中大毛寺 |
やがて福王寺自動車道に降りて来る。更に山道を降りて行くと配水池があり、ここから舗装道になる。再び福王寺
自動車道に降りて住宅地の道を降ると、R191の中大毛寺に出る。ここには福王寺観音坂案内図と石碑がある。
福王寺山は舗装道歩きが多いので登山靴より、スニーカーの方が良い。 |