福王寺山 496m

広島市安佐北区可部町



亀山小学校付近から望む


2019年3月18日(月) 天気 ☀


駐車地(10:16)~6分~福王寺口(10:22)~16分~砂防ダム(10:38)~22分~展望台(11:00~11:06)~28分~福王寺駐車場(11:34)

~10分~福王寺(11:49~11:57)~17分~福王寺山(12:14~12:59)~16分~福王寺(13:15~13:28)~13分~観音坂下り口(13:41)

~10分~展望地(13:51~13:59)~14分~配水池(14:13)~12分~中大毛寺(14:25)~15分~福王寺口(14:40)~7分~駐車地(14:47)

所有時間 4時間31分


概念図

 


福王寺口


安芸の高野山と呼ばれる広島市安佐北区可部町にある福王寺に参詣して、福王寺山に登って来ました。福王寺は空海が不動明王の像を彫った折に、池の中から金色の亀が現れたことから、金亀山福王寺と言われています。荘厳な雰囲気の伽藍が建ちその規模に圧倒されます。秋に紅葉時期にまた来たい場所です。



道しるべ


自動車道(左)分岐
  市街地の山に登る時に困るのは駐車場だ。今回某大型スーパに停めさせて頂き、下山後買物をする事で納得する
 事にしたが、少し後ろめたい。福王寺口には「大沙之霊場」「護国之道場」の石碑が建っている。法燈のある参道を
 歩いて行くと、モクレンの白い花が彩りを添える。やがて福王寺への自動車道と分岐する。


砂防提
  分岐を真直ぐに行くと砂防提が見えて来る。ここに3台停めれる駐車スペースがある。「展望台まで約12分・駐車場
 まで約35分・本堂まで約50分」の案内板が立っている。遊歩道に入ると山頂まで丁塚があるので目安になる。舗装
 道から山道に変わり登って行くと、南原・国道54号方面の分岐がある。更に行くと展望台が見えて来る。馬酔木が
 花をつけ、ネズミサシの実がなっている。
 
 
 展望台に上がると、東に押手山・白木山・中尾山の稜線、南に可部の町その向こうに呉娑々宇山が見える。

  展望台前の車道を横切り遊歩道を行く。十三丁の文字が見える、まだまだ先は遠い。尾根道に広い所があるので
 端を覗いて見ると、擁壁がついてある。七丁目には「日を仰ぎ月に澄む」と刻まれている。


  観音坂参道下り口を過ぎると、すぐに福王寺の駐車場に降りて来る。亀亀は幸多かれと金仙の亀の甲を撫でて行く。
 執事はお不動さんの横で仁王立ち。今日は帽子を忘れて怪傑ハリマオのようだ。参道の不動明王を眺めながら行く
 と、南原の標識がある。帰って調べて見ると大師坂参道を経て、砂防提先の南原分岐に戻り周遊出来るようだ。


仁王門
  大岩の横を通り曲がって登って行くと仁王門が見えて来る。この仁王門は安土桃山時代の建築で、福王寺に現存
 する最古の建物と言われている。


金堂
 仁王門を潜り石段を上がって行くと金堂が見えて来る。想像以上の大きさと立派な伽藍に感動する。昭和52年の落雷
 による火災で金堂は消失、福王寺山の桧80本余りを使用して再建されたそうだ。

  燈明杉の前を通り、金堂と御影堂の渡り廊下を潜ると墓があり、その先に福王寺山山頂の標識がある。
 
  坂を登ると神社があり、稜線に出ると可部の町が見える。石仏に見守られて尾根を行くと、お山めぐり・金亀池分岐
 がある。帰路はこちらから降りてみよう。


三鬼堂

四等三角点
  
  急坂を登ると三鬼堂がある福王寺山の最高点に着く。三角点は更に6分行った所にある。

 
 福王寺山頂からは、南西から西の展望が開け瀬戸内海も見える。展望を眺めながらランチにする。


金亀池

鐘楼

阿弥陀堂
  帰路は金亀池を巡り、鐘楼や阿弥陀堂を見学する。

 金堂内の不動明王は、高さ3.4mで坐像としては日本最大級だそうだ。新しいお不動さんだが中々迫力がある。

  金堂の装飾も細かい細工がされている。燈明杉を仰ぎ見て・・・

  仁王門へ降りて行く。観音坂参道下り口から山道を降りて行く。「中大毛寺バス停約50分・区民センター約45分」の
 標識がある。自然林の山道を降りて行くと展望広場がある。
 
 
 呉娑々宇山・阿武山・権現山・武田山・火山・螺山・水越山・天上山など案内板で山座同定する。降りて行くと右に
 降りる分岐があるが、真直ぐに降りて行く。

配水池
中大毛寺
  やがて福王寺自動車道に降りて来る。更に山道を降りて行くと配水池があり、ここから舗装道になる。再び福王寺
 自動車道に降りて住宅地の道を降ると、R191の中大毛寺に出る。ここには福王寺観音坂案内図と石碑がある。
 福王寺山は舗装道歩きが多いので登山靴より、スニーカーの方が良い。



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