富士山 3776m

静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市 、駿東郡小山町)・山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)



水ヶ塚駐車場から望む


2017年8月28日(月) ☀ ・ 29日(火) ☂ ガス


 五合目~21分~六合目~71分~新七合目~47分~元祖七合目~48分~八合目
~43分~九合目~35分~九合五勺~57分~頂上富士館~17分~剣ヶ峰

登り歩行時間 5時間39分

五合目(7:08)・六合目(7:29~7:34)・新七合目(8:45~9:08)・元祖七合目(9:55~10:07)・八合目(10:55~11:25)
・九合目(12:08~12:48)九合五勺(13:23~13:33)・頂上富士館(14:30~14:47)・剣ヶ峰(15:04~15:22)・頂上富士館(15:40)


登り合計時間 7時間56分 (剣ヶ峰)


頂上富士館~25分~九合五勺~23分~九合目~25分~八合目
~24分~元祖七合目~27分~新七合目~22分~六合目~14分~五合目

降り歩行時間 2時間56分 

頂上富士館(5:15)・九合五勺(5:40)・九合目(6:03)・八合目(6:28~6:36)
元祖七合目(7:00~7:04)・新七合目(7:31~7:37)・六合目(8:15~8:34)・五合目(8:48)

降り合計時間 3時間33分


概念図

 


水ヶ塚駐車場

初心者のための富士山登山2017



日本一の山、富士山の山頂に立ちたくて、富士宮ルートから登りました。六合目から一合目事に山小屋があり、休憩を取りながらゆっくりと登りました。山頂の山小屋に泊まり日の出を拝む予定でしたが、翌朝は風が強く雨が降っていました。諦めて雨具を付けていたら、前日の浅間神社奥社にお参りしたご利益でしょうか、奇跡的に雨が上がり一瞬、日の出が見えました。富士山は登るより眺める山と言いますが、登ってみてその雄大さが実感出来ました。



道しるべ


水ヶ塚P

バス停

五合目の案内板
  朝起きて見たら富士山にドーナツ雲がかかっている。この時期、富士宮ルートはマイカー規制で、水ヶ塚駐車場から
 富士宮口五合目へシャトルバスで行く。AM6時始発のバスに乗り約40分で五合目に着く。駐車場代1000円、
 往復バス代1800円、それに保全協力金1000円が掛かる。

 
 標高2400mの五合目に着くが、しばらく身体を馴染ませる為、ゆっくりしてから登る事にする。五合目からは、駿河湾
 が見える。


五合目公衆トイレ
  富士山表口五合目は標高2400mだ。登り始めるとすぐに公衆トイレがある。これから先はトイレは有料になるので
 ここで済ませて行きたい。小銭をたくさん用意して行くと良い。ちなみに有料トイレ200円。


ホタルブクロ

六合目/雲海荘・宝永山荘
  ゆっくり、ゆっくりと自分に言い聞かせながら登って行く。約20分で六合目に着く。5分ばかり休憩して山頂を目指す。


クサフジ
  御殿場ルートから宝永山の麓を通り六合目に降りてくる事が出来る。帰路はこのルートで降りる予定だ。登って
 行くと、ガスが取れ山頂付近が見える。これから登って行く、山小屋が近くに見える。
 

アキノキリンソウ
  しばらく登り振り返ると、先程通った六合目の小屋が見える。九十九折れに、ガレの登山道を登って行く。

  雲海を眼下に見下ろす。こういう光景は山口県では滅多に見れない。イタドリの咲く登山道を登って行くと、ゴーと音
 が聞こえて来る。音のする方を見ると、キャタビラーが山小屋の荷を積んで力強く登って行く。


新七合目
  休みながら登って行く。山小屋に泊まった人が、ドンドン降りて来る。次の山小屋を見ながら登って行くが、中々着か
 ない。石段を上がると、新七合目の御来光山荘の看板が見えて来た。六合目から70分かかっている。しばらく休ん
 で登って行く。

  段々急になり、大きな岩の転がる道になる。九十九折れに登って行くと、3000mの標高看板がある。3000m
 を越えると・・・

  小屋が真上に見えて来る。階段を登ると、元祖七合目の山口山荘の看板がある。上を見上げると真っ青な空に
 飛行機が、次々に富士山の真上を飛んで行く。
 
  元祖七合目からは宝永山が下に見える。富士山の神輿を持って若者が降りて行く。急な木段を過ぎ・・・
 
  溶岩を登って行くと、テラスに溶接された八合目の文字が見えて来る。八合目の池田館で30分の大休止。もう足が
 上がらない。気が付けば北岳よりも高い所にいる。
 
  気を取り直して鳥居を潜り登って行く、道端の火山岩の穴に石が詰めてある。石を取って見ると、微かにガスの匂い
 がする。二本の木の割れ目に小銭が差し込んである。ゆっくり、ゆっくり登り・・・
  石垣の積まれた九合目の万年雪山荘着く。ここで40分の大休止。ここからは、伊豆半島、駿河湾が箱庭のように
 見える。宝永山も遥か下に見える。いつまで見ていても見飽きる事はない。

  鳥居を潜って登って行くと、雪渓が残っている。成程万年雪山荘の名前の由来が分かる。35分頑張ると九合目五勺
 の胸突山荘に着く。

  ここから山頂の鳥居が近くに見える。

  
 
 眼下には登山客が、登山道を登り、降りしている。まるで蟻の行列のようだ。

  胸突八丁の急坂を登って、鳥居の潜り上がって行くと・・・

  富士山の火口に上がる。正面に頂上浅間大社奥宮がある。横には今回予約した山頂富士館がある。4時から開く
 らしい。富士山頂の郵便局は、8月20日で閉館していた。少しの間、登って来た余韻を楽しんで、剣ヶ峰のある
 最高点に向かう。
 
  急な坂を手摺を握り上がって行くと、富士山測候所がある。測候所は手直し工事をしている。

  3776mの石碑の前で記念写真を撮ってもらう。ふと気が付き、誰か分からないのでサングラスを外して自分達で
 撮り直す。

 
 山頂から富士山火口の景色

  山頂から頂上浅間大社奥宮、山頂富士館方面や、噴火口の向こう側の吉田・須走ルートにある山小屋を眺める。

  山頂の展望を楽しんで山頂富士館に戻る。四時に山頂富士館が開き、予約客の受付を始める。5時からの夕食を
 食べて、6時半の夕日が沈むのを見に行く予定にしていたが、うたた寝をしてしまった。慌てて小走りに剣ヶ峰の麓
 まで行くと、既に沈んでいた。少し走ったので頭が痛くなった。7時就寝、4時起床の山荘で頭痛薬を飲んで寝るが
 入口だったので足を踏まれて、その度に目が覚めて、良く眠れなかった。ちなみに宿泊費は7500円だ。

 
  
 
  翌日、4時起きると雨が降っている。皆さん朝食を食べて、雨具を付けて待機していると、下の小屋から登って来た
 登山客の歓喜の声が聞こえる。軌跡的に一瞬、雨が上がり、ガスが取れ御来光が拝めた。浅間大社の神様に感謝
 だ。

 
 
  山小屋前で記念写真に納まり、雨の降らない内に山頂を後にした。山小屋の人に聞くと、御殿場ルートから宝永山
 経由で降りる道はガスると分かり難いと言われるので、往路を引き返す。雨に濡れたイタドリの咲く登山道を降りて
 行く、今日も多くの人が登って来る。富士山は登って見ると雄大さが良く分かる。下山後、水ヶ塚のレストハウスで
 チャシュ-麺に舌鼓を打ち、天母の湯で汗を流して、白糸の滝を見学する。
 



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