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周南市役所新南陽支所の裏手の駐車場に停めて、団地の中を通り富田西小学校へ向かう。【地図参照】
富田西小の交差点に嶽山(平野山)登山口の大きな看板が建っている。左(北)の建築ブロックに目地町
8の地番がある道を登って行く。すぐに、分岐するが、お墓の見える左の道を行く。
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ロールオーバー |
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新南陽市平野と書かれた陸橋を渡ると、嶽山登山口の標識がある。矢印の方へ上がって行くと、すぐに亀女が
立ち止まる。何を見ているのかと思えば、もう時期の過ぎた、酔芙蓉の花を眺めている。 |
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この辺りは、日当たりが良いせいで、多種の草花が咲いている。山道に入って行くと、亀女がこれ何だったけ?
とアケビの実を拾う。
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石垣の跡が人里の名残りを残す。大岩の間を登って行くと、・・・ |
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敷地の中に小さな水貯めの池がある。渇水しているが、この水を使って生活をしていたのだろう。竹藪を抜ける
と、山頂まで、900mの青年団の標識に出くわす。今度は、サネカズラの実が落ちていた。 |
ロールオーバー |
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登って行くと、大きな溜池が左手に現れる。登山道に沿って、5から6の溜池跡がある。道が急になる。630m
を過ぎた所で、・・・
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ご夫婦らしき登山客に出会う、挨拶を交わして降りて行かれた。更に登って行くと、トンダと書かれた、石標が
ある。 |
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フユイチゴ |
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振り返って見ると、左に踏み跡が見える。もう道が潰れているのだろうか?木で入らないでの印がある。石標
から8分で、反射板を過ぎて、手摺のある模擬階段をあがると、・・・
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福川方面に降りるピークに着く。ベンチと石鎚神社の祠がある。やけにむし暑い。一服して山頂を目指す。
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一端降り、急登を頑張ると、あっけなく嶽山山頂に着く。ようこそ嶽山への手作りゲートが微笑ましい。 |
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山頂で、お菓子タイムを楽しんでいると、北峰からラジオの音と一緒に、ご婦人が登って来られた。地元の人らしく
周遊の道を教えて下さった。すぐに、私達が登って来た道を降りて行かれた。天気が怪しいので、ピストンを考えて
いた私達には、嬉しい情報だ。展望のない嶽山で、ゆっくりして北峰に向かう。
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一端降り登り返すと、すぐに北峰に着く。以前よりも更に人の手が入り、展望ベンチが2つも作られている。 |
北峰からの展望、旧新南陽市が霞む |
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展望ベンチは、日陰の屋根まで付いて、致せりつくせりだ。展望を楽しんで、教えてもらった東に降り、北峰を後
にする。北に降りると、3年前通った陶の道に降りる。降りはじめて、4分で、暗号のような数字の書いてある岩
に出くわす。100回、200回登山と、達成した日付だろうか。謎解きはディナーの後にしたいものだ。
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更に、降るとすぐに、沢ルートの文字が岩に彫られている。木がベンチになっている。今回は、沢ルートは降りず
に、そのまま尾根を降って行く。急な坂は木の階段が作られていて、致せりつくせりの右田ヶ岳のコースを思い
出す。
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木も所どころ間引いてあり、明るい光が射してくる。降って行くと、蔓を取り払っているおじさんに出会う。「整備さ
れているんですか?」と尋ねると、「遊んでいるだけだよ。」と、粋な返事が帰って来た。地元の人が、それぞれ
自発的に手を入れておられるようだ。北峰のベンチも、展望を見ながら、お酒を飲むために、作られたらしい。
登山道が整備され、最近はこちらから登る人が多いようだ。おじさんに挨拶をして、降って行く。
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鉄塔が見えて来るが、寄らずに降って行く。明るい雑木の道を降って行くと、再び鉄塔の横を通る。竹藪の道を
降って行くと、林道に出る。
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降りて来た山道を振り返る |
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林道に降りて振り返ると、右手の木に、布きれと、山頂への小さな道標が、括り付けてある。林道を降って
いくと、養鶏場があり鶏の声が聞こえてくる。振り返ると、嶽山が見送ってくれる。 |
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分譲墓地の横を通り、R2号線に架かる平野の陸橋を渡って行く。向こうの陸橋は、登りに通った陸橋だ。
富田西小の道に降りてきたら、嶽山の旅は終わりに近づく。北峰からの展望も良く、陶の道を利用すると
若山まで縦走できる。
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