安蔵寺山 1263m

島根県鹿足郡津和野・鹿足郡吉賀町・益田市


2012年10月24日(水) 天気 ピーカン 夫婦


高尻コース

ゴギの郷〜30分〜林道終点〜55分〜大岩〜15分〜避難小屋〜55分〜展望台〜5分〜山頂  合計時間 2時間40分

山頂〜5分〜展望台〜30分〜避難小屋〜10分〜大岩〜35分〜林道終点〜30分〜ゴギの郷  合計時間 1時間50分

往復合計時間  4時間30分



概念図


map

地図リンク


紅葉の様子を見に高尻コースからピストンしました。久ぶりの高尻コースでしたが、改めて登ってみると急坂の連続でかなり手強いコースである事を再認識しました。登って行くうちに、左手に見える香仙原が段々下に見えてくる醍醐味はたまりません。紅葉は山頂付近が色づいているぐらいで少し早かったようです。



道程


国道187号で七日市まで行き県道42号を匹見に向って行くと、ゴギの郷キャンプ場がある。
左手に安蔵寺山登山口の標識がありここが高尻コースの出発点だ。林道を歩いて30分ばかり
で砂防提が現れ、すぐにお地蔵さんのある登山口に着く。大好きなお地蔵さんを拝んで山道を
登っていく。


山道に入ると、すぐに急な坂が続き階段が現れる。ゆっくり登っていると、鈴の音が大きくなって
単独の健脚の男性が抜いて行った。お地蔵さんから30分、二つ目の階段を登ると、左手に香仙
原(1056m)・赤土山(1077m)の稜線が見えてくる。まだまだ大分むこうが高い。赤土山の山頂は
紅葉している。


振返ると、七日市の盛太ヶ岳(891m)が見える。【クリックで山名】三つ目の階段を登りきって、
先ほどの盛太ヶ岳展望から30分で大岩に出くわす。ここで一息入れていく。
ここから、枝越しに安蔵寺山が辛うじて見える。以前はもっと展望が良かったが、木が伸びた
為か以前ほどの展望は望めない。大岩手前を廻りこみ、しばらく行くと避難小屋がある。十年
以上前に忘れていったシートがいまだに小屋の中で健在だ。何となく嬉しい。小屋から10分
急な坂を頑張ると尾根を左に巻いて安蔵寺山が見えてくる。


赤土山が木の間越しに見える。ほぼ同じ高さになった。あと一分張りだ。急な坂をロープを掴み、
よじ登ると笹の尾根に出る。


竜胆の花が笹の刈られた登山道に咲いている。気がつけば、香仙原・赤土山が下に見えてきた。
【写真中】遠くに目をやれば、県道 42号線の先に七日市が見える。この辺りから上が紅葉が
綺麗だ。
笹の稜線に出ても急な坂は続くが、展望台が見えているので苦にならない。振返ると随分と
登っている。香仙原・赤土山の稜線は遥か下になった。やっと展望台にたどり着く。ピーカンで
これ以上ない景色が広がる。冠山が特徴ある姿を見せる。【クリックで山名】

この展望台からの風景は何度眺めても飽きない。東に寂地山系、正面に小五郎山その左奥に
羅漢山、西を見れば、青野山・十種ヶ峰が一望だ。【クリックで山名】
安蔵寺山は、県境に接しない登山対象となる島根県の最高峰だ。ブナの木が多く、紅葉になる
と多くの登山客で賑わう。今日も3組のパーティに出合った。
展望台から山頂へ向う道は今が見頃だ。シャッターを切りながら山頂へと向う。

山頂は誰もいない。山頂の看板を見て山座同定をしてみる。展望台とはまた違う角度から
山々が見渡せる。【クリックで山名】
大将陣や築山、大岡山も同定出来る。【クリックで山名】山頂直下の紅葉は圧巻だ。紅葉している
南の稜線は昨年登った匹見ルートだ。


山頂直下の岩屋観音を拝み、そこからの紅葉もすばらしい。下山する前に山頂の安蔵寺山の
主なコースの案内板を見る。この、高尻コースは、距離が短い為、急な坂が続くタフなコースだ。


高尻3,3kmの道標を降って行く。今度は、見る見るうちに香仙原・赤土山が高くなっていく。下山後
登山口のお地蔵さんの顔を拭いてあげ、登山の無事を感謝した。



出合った花

タムラソウ キバナアキギリ アキノキリンソウ ツルリンドウ アセビ
リンドウ ノブキ ヤマジノギク オトコエシ シラヤマギク