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駐車場の側にあるかじか橋 |
今年の忘年登山は莇ヶ岳に向かう。莇ヶ岳は近場で1000m以上の標高があり、色々なルートが楽しめる。最短
時間で登れる正面コース、莇ヶ岳を見ながら登れる松の木尾根コース(新コース)と周廻展望コース(第2新コース)
がある。今日は久々に、周廻展望コースを登ることにする。かじか橋を渡り、東の山に取りつく。
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いきなり急な坂が待っている。九十九折れに急坂を登って行くと、植林の間から莇ヶ岳が顔を出す。雪を見て血が
騒ぐのか、亀女はやたらテンションが高い。
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10分で支尾根に上がる。この辺りから雪が深くなり、ワカンを使って登った跡がある。 |
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飯ヶ岳(左)・莇ヶ岳(右) |
莇ヶ岳(左)・弟見山(右奥) |
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主尾根に上がり北に向かうと、すぐに莇ヶ岳の展望が開ける。ここで、小休止して雪山をしばし眺める。
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小峰峠方面 |
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緩やかな尾根を歩いて行くと、小峰峠分岐に着く。シンプルな地図を確認して、GPSにポイントを取る。分岐が
峠になっていて、莇ヶ岳に向かう方向は、急な下り坂になっている。早速、亀女は尻セードを決め込む。
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尾根を歩いてくと、莇ヶ岳がどんどん近づいて来る。左手遠方に石ヶ岳が見えて来た。誰かが付けてくれたワカン
の踏み跡がありがたい。ここら辺りで、深い所で50cm近くあるが、良く踏まれていて沈む事はない。
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北から北東に莇ヶ岳を見ながら尾根を歩いて行く |
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熊の爪痕は健在だ。この辺りから、高度が上がり、益々雪が深くなる。左手に南方面の谷筋を見て莇ヶ岳に
取り付く、いよいよ最後の急登が待っている。
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10分程頑張ると、弟見山への縦走路の尾根に出る。弟見山方面へは足跡はない。莇ヶ岳山頂は静寂に包まれて
いる。 |
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今年もご覧頂きまして
ありがとうございました。
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日曜日なのに誰もいない。山頂で30分ばかり、山座同定を楽しみながら至福の時を過ごす。 |
東北から南東方面/鈴の大谷山・安蔵寺山・平家ヶ岳・長野山・金峰山
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南方面/烏帽子岳
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南西方面/石ヶ岳・雀谷山・大平山・矢筈ヶ岳・右田ヶ岳
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西方面/飯ヶ岳・大蔵ヶ岳 |
鈴の大谷山と左遠方に安蔵寺山 |
平家ヶ岳 |
長野山 |
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金峰山 |
石ケ岳 |
飯ヶ岳(右)と雀谷山(左)の稜線 |
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山頂を楽しんで帰路に着く。正面コースか、松の木尾根コースかどちらから降りるか決めてないまま降りて行く。
何時の間にか、松の木尾根コースの分岐を過ぎて、鎖場分岐も過ぎていた。全く気が付かなかった・・・
途中、ご婦人が一人で登って来られた。よほどの山好きと思われるが、「熊いませんでした」と聞かれ、山は登り
たし、熊は怖いしかと、おかしくなった。 |
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尾根からもう一度莇ヶ岳を振り返り、せせらぎを聞きながら林道へと降りて行く。杉の植林帯を九十九折れに
降って行くと・・・ |
正面コース登山口を振り返る |
谷にかかるかじか橋 |
正面コースを振り返る |
正面コース登山口に降りてくる。林道を降ると、すぐに駐車場に戻って来る。年末なので、何かと忙しいのだろうか
一人しか会わず、静かな莇ヶ岳を充分堪能した忘年登山となった。 |