安達太良山 1700m
福島県二本松市
安達太良山
2018年10月2日(火) 天気 曇り一時雨時々青空 突風
山麓駅(9:44~10:10)~8分~山頂駅(10:18~10:51)~5分~展望台(10:56)~41分~表登山口分岐(11:37)
~47分~山頂(12:24~12:31)~23分~展望地(12:54~13:05)~61分~展望台(14:06)
~13分~五葉松平(14:19)~45分~勢至平分岐(15:04)~17分~山麓駅(15:21)
所有時間 5時間37分
概念図
安達太良山ロープウェイ駅(奥岳登山口)
計画ルート
会津に入ると厚い雲が立ち込めて雨が降っています。天気予報を見ると、二本松市の方が少しは天気が良いようです。意を決して安達太良山に向かいました。ロープウェイで山頂駅まで上がり、安達太良山から沼ノ平、峰ノ辻、くろがね小屋を経て勢至平へ周遊する予定でした。山頂直下の広場に上がると物凄い突風で身体が持っていかれそうです。地元の登山客にピストンを勧められので、沼ノ平の火口に未練を残して引き返しました。千恵子抄の一節「阿多多羅山 の山の上に毎日出てゐる青い空が智恵子のほんとの空だといふ」・・・本当の青空が見たいので又来ます。
道しるべ
8:30から運転しているはずのロープウェイが風が強くて、動き始めたのが10時になってからだ。ロープウェイに乗ると 大粒の雨が窓をたたく。標高960mの山麓駅から8分で、標高1350mの山頂駅に着く。しばらく山頂駅で腹ごしらえを して、小降りになった所で薬師岳展望台に向かう。 |
薬師岳展望台からは福島市や、あだたら渓谷に流れる大きな滝も見える。 |
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薬師岳の先に、「この上の空が本当の空です」と書かれた千恵子抄に因んだ標識があるが何も見えない。木道を 進んで行く。 |
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オオカメノキ |
シラビソ |
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千葉から来られたご夫婦にシラビソの木を教えて頂く。登山道近くの木々は深い彩りで紅葉している。 |
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シラタマ |
表登山道分岐 |
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広場の先に県民の森から登って来る表登山口の分岐がある。ガスが一瞬取れて紅葉が姿を現す。 |
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エゾリンドウ |
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息を呑む美しさだ。木段を登って行くと・・・ |
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和尚山 |
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クロモジなどの低木が色付いている。降りて来られた登山客が、山頂は凄い風が吹いているから引き返した方が 良いとアドバイスしてくださる。 |
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峰ノ辻分岐 |
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少しガスが取れて遠くの紅葉が見えて来る。植林がない分、赤・橙・黄・茶・緑の色が映える。峰ノ辻の分岐を過ぎる と、安達太良山直下の広場に上がる。 |
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山頂直下の広場 |
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広場には安達太良山の標識がある。梯子を一登りすると祠のある山頂に着くが、強風で立って居るのがやっとだ。 危ないので早々に引き返す。下山途中展望の良い所で、安達太良山の主のような方にお話を伺う。今年は紅葉が 少し早いそうだ。行くなら栗駒山が良いと言われる。何処から来たと聞かれたので西国浄土だと答えたら、ニタリと 笑われた。パンフレットを頂き又来なさいと言われる。 |
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ガスが取れると深い色の紅葉が現れる。 |
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表登山道分岐 |
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一瞬青空になり虹が架かっている。紅葉に溜息を吐きながら降りて行く。 |
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薬師岳展望台 |
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帰路はロープウェイを使わずに、薬師岳展望台から五葉松平経由で降りてみる。 |
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五葉松平 |
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岩場の道を滑らないように降りて行くと、あだたら高原スキー場のゲレンゲに降りて来る。 |
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やがて林道に出て、勢至平・くろがね小屋分岐を過ぎて、周遊コースの登山口に出る。スキースクールの前を通り あだたら山ロープウェイ駅に戻って来る。駐車場で山口ナンバーの車に出会い話が弾む。岩国のご夫婦で東北の 山を登って居られるようだ。登山口のすぐ側にあだたら山奥岳の湯がある。本当の空を見に又来たい。 |