劔岳 2999m


7月21日(水) 三日目


剣山荘(6:43)~28分~劔沢小屋(7:11~7:16)~80分~劔御前小舎(8:36~8:57)~86分~

雷鳥沢キャンプ場(10:23~10:32)~23分~雷鳥荘(10:55~11:29)~42分~室堂バスターミナル(12:11)

所有時間 5時間28分


概念図

 


道しるべ
  朝焼けの五竜岳と鹿島槍ヶ岳を目に焼き付けて、二日間お世話になった剣山荘を後にする。
  劔岳登頂記念に山シャツを買って写真に納まる。今日は帰るだけなので心なしか笑顔。別山をバックにもう一枚。雪渓を通り懐かしい
 劔沢小屋に向かう。

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劔御前小舎
  劔沢小屋のご主人と談笑して劔沢キャンプ場を通り、劔御前小舎に上がって来る。
  
 劔御前小舎から劔岳を目に焼き付ける。
 
 下山は室堂を目指して雷鳥坂を降りて行く。
 劔御前小舎直下で雷鳥の親子がピーピー鳴きながら歩いている。母鳥の周りをひよこほどの大きさの雛が12羽ばかりかけずり回って
 いる。しばらく眺めていたが何とも微笑ましい。(※電池切れでサブのコンデジに変えたので、かけずり回わる雛たちは撮れなかった)
 皆無事に育って欲しいものだ。長くて急な雷鳥坂を立山や奥大日岳を見ながら降って行く。

  雪渓を降り、新室堂乗越に向かう分岐に降りて来た。橋を渡り雷鳥沢キャンプ場で一休み。
  室堂に上がる最後の坂がしんどい。登り切った雷鳥荘の氷の暖簾に誘われて寄って行く。細かな氷が口の中で溶けて行く。

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 一息入れて外に出て振り返ると、やはり一直線の雷鳥坂を登りに使うのはしんどい事が良く分かる。室堂バスターミナルで立山を
 目に焼き付ける。3日間晴天の良い山登りになった。
  しらえびかき揚げ丼と、カレーライスで腹ごしらえをして、立山駅に帰って来た。下山後称名滝を見学したが、駐車場から往復で1時間
 掛るのには閉口した。

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  称名滝は圧巻で上の方はガスって見えない。物凄い迫力で水しぶきが遠くまで飛んで眼鏡を曇らす。以前テレビでやっていたが
 年間数センチ滝の後ろの岩を削るそうだ。車道を歩いて駐車場へ帰って行くと、悪城の壁と呼ばれる高さ500m、長さ2㎞に及ぶ
 日本屈指の大岸壁が見える。



立山・劔岳の山野草


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