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朝焼けの五竜岳と鹿島槍ヶ岳を目に焼き付けて、二日間お世話になった剣山荘を後にする。
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劔岳登頂記念に山シャツを買って写真に納まる。今日は帰るだけなので心なしか笑顔。別山をバックにもう一枚。雪渓を通り懐かしい
劔沢小屋に向かう。
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劔御前小舎 |
劔沢小屋のご主人と談笑して劔沢キャンプ場を通り、劔御前小舎に上がって来る。
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劔御前小舎から劔岳を目に焼き付ける。
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下山は室堂を目指して雷鳥坂を降りて行く。
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劔御前小舎直下で雷鳥の親子がピーピー鳴きながら歩いている。母鳥の周りをひよこほどの大きさの雛が12羽ばかりかけずり回って
いる。しばらく眺めていたが何とも微笑ましい。(※電池切れでサブのコンデジに変えたので、かけずり回わる雛たちは撮れなかった)
皆無事に育って欲しいものだ。長くて急な雷鳥坂を立山や奥大日岳を見ながら降って行く。
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雪渓を降り、新室堂乗越に向かう分岐に降りて来た。橋を渡り雷鳥沢キャンプ場で一休み。
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室堂に上がる最後の坂がしんどい。登り切った雷鳥荘の氷の暖簾に誘われて寄って行く。細かな氷が口の中で溶けて行く。
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一息入れて外に出て振り返ると、やはり一直線の雷鳥坂を登りに使うのはしんどい事が良く分かる。室堂バスターミナルで立山を
目に焼き付ける。3日間晴天の良い山登りになった。
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しらえびかき揚げ丼と、カレーライスで腹ごしらえをして、立山駅に帰って来た。下山後称名滝を見学したが、駐車場から往復で1時間
掛るのには閉口した。
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称名滝は圧巻で上の方はガスって見えない。物凄い迫力で水しぶきが遠くまで飛んで眼鏡を曇らす。以前テレビでやっていたが
年間数センチ滝の後ろの岩を削るそうだ。車道を歩いて駐車場へ帰って行くと、悪城の壁と呼ばれる高さ500m、長さ2㎞に及ぶ
日本屈指の大岸壁が見える。 |