天神山 167m

防府市東佐波令



梅園から望む


2019年3月8日(金) 天気 ☀


駐車場(10:47)~9分~忠魂碑(10:56)~15分~山頂(11:11~11:22)~

12分~西廻登山口(11:34)~8分~春風楼(11:42)~19分~駐車場(12:01)

所有時間 1時間14分


概念図

 


防府天満宮駐車場



向島小学校の緋寒桜が見頃と言う情報を得て、近くの防府天満宮の天神山に登って来ました。蜘蛛の巣のように登山道が張り巡らされて色々なコースが楽しめそうです。山頂の大岩の上からは防府市が一望出来ます。下山後最終盤の梅を楽しみました。やはり天満宮には梅が良く似合います。


道しるべ

  防府天満宮の駐車場に停めて、案内板近くのトイレ横の石段から車道に上がって行く。車道を左に行くと天神山
 森林公園の散策路がある。天神山を含めた一体が森林公園として整備されている。すぐの分岐はどちらを登って
 も良いが正面登山道から登る事にする。
 
  うっかり歩いていると、何時の間にか忠魂碑登山道に入っていた。忠魂碑には防長海軍忠魂之碑と刻まれている。


忠魂碑・鐘秀台と正面登山道の分岐
  木洩れ日の登山道は気持ちが良い。ペットボトル一本持っての空身なので散歩気分になっている。分岐があるので
 振り返ると、鐘秀台下山道と忠魂碑下山道と書かれている。更に登って行くと展望岩の先でまた分岐する。振り返る
 と今度は、忠魂碑・鐘秀台と正面登山道の分岐と書かれている。蜘蛛の巣のように張り巡らされた登山道に防府市
 民の天神山に対する思いが伝わって来る。
 
  馬酔木の花を見ながら一登りで山頂の大岩が見えて来た。山頂に上がると三等三角点があり展望が広がるが、
 更に大岩の上に上がると360度見渡せる。
 
 東の展望 / 矢筈ヶ岳・大平山

 
 南の展望 / 防府市街の先に三田尻湾を挟んで江泊山と向島の錦山

 
 西の展望 / 佐波川の向こうに楞厳寺山・西目山・右田ヶ岳の揃い踏み


  眼下の競輪場では選手が練習をしている。山頂の北側から降りて西廻りで周遊する。西廻り分岐の所で休憩して
 居られる方から、「この登山道は90歳の方が整備されている」と伺い、熱いものが込み上げて来た。
 
  防府の市街を見ながら降って行くが真砂土なので滑る。やはり登山靴を履きかえて登った方が良かった。沢谷コース
 と書かれた面白そうな分岐を過ぎると、天神山山頂へ(西廻り)と書かれた道標の所に降りて来る。降りた所に円筒の
 建物があったので覗いてみると、神棚が祀られている。


天滝


春風楼
  「岩巡り山頂へ」と書かれた分岐(天滝口)の先には滝があるが枯れている。展望台に登ると防府の街並みが一段と
 近くに見える。春風楼の屋根も近い。

 
 展望台から防府市街を眺める。平安時代の絵馬を見ると、天神様の下が海岸になっていて、桑の山などは島だった
 と記憶している。
 

鐘秀台登山口
  展望台の北には鐘秀台登山口がある。佐加太利公園には江戸時代中期の藩中興の英主と仰がれる毛利重就公
 の像がある。

 
佐加太利公園
 
野村望東尼
 佐加太利公園には梅が終わりかけ、モクレンが咲き始めている。更に境内には野村望東尼が倒幕の為、防府天満宮
 で「もののふの あたに勝坂 こえつつも 祈るねきこと うけさえたまえ」と、詠んだ歌碑がある。


春風楼

防府天満宮
  春風楼の前を通り、天満宮の正面に回り垂れ梅を愛でながら、次のお山に向かった。



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