天ケ岳 390m

岩国市由宇町


周東広域農道から望む


2011年2月8日 天気 曇りのち雨 単独


横道コースから正面コース周遊

駐車場〜10分〜公社造林看板〜48分〜広場〜14分〜山頂                                合計 1時間12分

山頂〜8分〜足王神社〜16分〜中電無線中継所〜26分〜墓地〜7分〜国道〜13分〜駐車場           合計 1時間10分

周遊時間  2時間22分        


概念図

このコースは大変荒れています、初心者の方は山に慣れた人と一緒に行って下さい。尚、足王社までは車で行く事が出来ますが、道が悪いので正覚寺峠に駐車して登られる事をお勧めします。大将軍山や銭壺山、由宇の町並みなど展望が楽しめます。

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登山口


午後から雨と言うことで、岩国市由宇の天ケ岳に登って来ました。今日は、ママが仕事で一人旅です。単独行だと、何となく後ろめたい気持ちと、ワクワクする気持ちがあるのは、熊毛の住人だけでしょうか・・・。
天ケ岳は初めての山ですが、里山で高さも低いので、ドリンクとお菓子だけを持ち昼までには下りる予定で気軽に考えて取り付きました。横道コースから登り、正面コースから下りて、由宇温泉に入るつもりで準備して来ましたが・・・。
                                                            

道しるべ

午後から雨になると言う事で、由宇の天ケ岳に登る事にしました。マイナーな山で登山口がわかり難いです。熊毛方面からだと、右手に法樹寺の駐車場が見えたら、すぐ左手路肩に駐車スペースがあるので、そこが登山口になります。9:30分スタートです。 駐車スペース、すぐの道を左に行くと最後の民家があり、そこから山道に入って行きます。標識も何もなくて心配でしたが、ピンクのリボンがありました。民家のお婆さんがやって来られ、ここが登山道だと教えてくれました。 途中の山道での忘れ物の眼鏡です。どうしたら、メガネを忘れるのでしょうか・・・?
こんな事を考えていたら、後でわが身に降り掛かろうとは、その時は思いもしませんでした。
9:40分公社造林の看板とその奥に砂防提が見えてきました。
ここから西にゆっくりとした坂を登って行きます。 9:55分、公社造林の看板から15分歩いた程、90度進行方向を北に変えて登って行きます。道が急になって来ました。
すぐに、大岩が現れます。大岩の右に踏み跡が見えます。 大岩を過ぎた辺りから、藪化していて、道が良く分かりません。踏み跡らしきものが、あちらこちらあります。慎重にルートを探して登って行きます。 しばらく行くと、また道がはっきりして来ました。10:12分、ここの腰掛岩でいっぷくして出発です。
左手に、天ケ岳が見えてきました。 10:18分、落ち葉で道が分かりません。適当に、尾根を目指して山勘で登って行きます。 10:25分、悪戦苦闘の末やっと尾根に出ました。迷った原因はピンクのテープを信用しすぎた事でした。ピンクのテープを付けた人も、落ち葉の所で迷ったらしく、テープが途中でなくなっていました。途中、左手に道が見えたのですが、最後のテープが右上に付いていたのでそちらに行ってしまいました。自己判断が大事ですね。
10:28分、広場から見た風景です。地図では、相撲広場となっています。広場らしき面影がありますが、藪化していて、さだかではありません。 広場から見た、由宇の町並みが見えます。瀬戸内海が霞んでいます。どうやら、中国の大気の汚染が原因のようです。
銭壺山も霞んでいます。
遠くに、中電由宇の無線中継所らしきものが見えます。高度や、方角からしても、ここが相撲広場のような気がします??? こんな、シダの横を進んで行きます。下を見ると石垣が組んでありますが、シダが張り出して、道がほとんどありません。自然と山手のシダをかき分けて歩く事になります。 10:37分、足王社との分岐に付きました。地図を見ようとしたら、地図がありません。どうやら、さっきのシダの藪こきで落としたようです。
とほほ・・・あとは、得意??の迷走登山です。
ここから、頂上までも、藪化している所もありますが、問題なく歩けます。 10:42分、無事山頂に到着しました。ここからは、展望がないので、少し進むと展望地ある事を思い出して行ってみました。 展望地からは、西の展望が開けています。新しい植林地のようです。岩国カントリーが見えます。その奥が、銭壺山でしょうか。
琴石山が霞んでいます。 望遠で由宇温泉を撮りました。下山後の温泉が楽しみです。 10:53分に山頂を過ぎ足王社に向います。予定通り、正面ルートから下りることにします。登りに通った相撲広場方面です。
車道に出ました。 すぐ、右手に足王社がありました。11:01分到着です。山頂からは、8分わずかな距離ですが、手探りの分長く感じます。 健脚になるように、帽子を脱いで参拝していきます。
流石、手足の神様ですね、わらじが、奉納してあります。 車道を下りていきます。どこかに、南に下りる道があるはずです。地図がないので、南側の斜面に道を見つけながら車道を下山して行きます。 11:17分、無線中継所に着きました。車道は北に向っています。ふと見ると無線中継所の横に、南に向う踏み跡が見えます。迷わず進んでいきます。
途中、こんな頼りない道になりましたが、方向を頼りに山勘で進みます。 どうやら、正面コースのようです。横道コースに負けず荒れています。 竹薮に出てきて、ひと安心です。参道の名残でしょうか、広い道幅です。
右と左に分岐しています。方角は右なので右に行ってみましたが、途中で道が消えています。引き返して今度は、左を下りていきます。 広い林道のようですが、かなり荒れていて、竹薮の中を進んでいきます。 いくつかの、分岐がありますが、ここは、遠回りでも、広い道を選んで下りていきます。いばらと、背丈ほどの雑草が続きます。
お墓が見えてきました、その横にアスファルトの道が見えます。 お墓に出てきた道を写しました。。完全に雑草で覆われています。 11:50分、民家の道を通り、県道柳井由宇線に出ました。
駐車場との道はわずかですが、途中寄道をして12:03分に無事生還しました。クリックで拡大します。 義民又五郎の案内板の横に、蝋梅が咲いていました。 清源寺のマリア観音を見に行きましたが、お堂が閉まっていて拝見する事が出来ませんでした。
ところで、下山途中にお気に入りの帽子を足王社に忘れた事に気が付きました。ナビが付いてないので、一度家に帰り地図を確認して、車道を車で行き無事撤収して来ました。由宇温泉は次回にしました。メガネの忘れ物の人を笑えませんね。
地図をみると、まさに、迷走したコースが正面コースでした。怪我の功名でした。クリックで拡大します。