田床山 373m

萩市椿東


松陰神社Pから望む



2016年3月22日(火) 天気 ☀ 夫婦


松陰神社P~17分~誕生地~9分~登山口~4分~草庵分岐~40分~鞍部~17分~山頂  合計時間 1時間27分

山頂~14分~鞍部~22分~草庵分岐~4分~登山口~5分~誕生地~45分~松陰神社P  合計時間 1時間30分

総歩行時間 約3時間(散策時間含む)


概念図

 


地図

登山口


萩の人にとっては、指月山が母なら田床山は父のような存在です。萩では田床山からお日さまが昇ります。私の山登りの原点も、50年前に田床山に登った事から始まったように思います。今日は南明寺の糸桜が満開と聞き、故郷の山に登って来ました。



道しるべ

  松陰神社の南の道を通って、吉田松陰先生の誕生地へ向かう。玉木文之進旧宅手前を右折して・・・
  
 誕生地の石碑を登って行く。この陽気で眼覚めたか桜がちらほらと咲いている。誕生地の正面にある松陰先生と
 金子重之輔の銅像の横の道を登って行く・・・

登山口
  最後の民家を過ぎると地道になるが、すぐに車道に降りて行く。道路が出来て登山道が分断されたようだ。車道に
 降りたら車道を渡り、左に50m位行くと、斜面に取り付く階段がある。ここが登山口になる。

草庵分岐
草庵は左へ、田床山は右へ

団子岩を左へ
  
 良く整備された山道を登って行くと、すぐに高杉晋作が身を隠していた草庵跡の分岐に着く。まず草庵へ向かう。
 すぐの団子岩を左に取り向かうが、シダやイバラが道を塞いでいたので断念する。
 

唐人山か
  
 再び草庵分岐まで戻り、右に登って行くと、左に道なりに曲がって行く。しばらく登ると福栄方面が見てくる。更に
 南東に登って行くと・・・
  笠山と日本海が見えて来る。分岐から28分で鉄手摺の横を登る。山口県はアオキが多いと何かで読んだが、
 田床山もご多聞に漏れず多い。
  
 杉の木立の中を登ると、ひんやりとして気持ちが良い。手摺から12分で鞍部に着く。ここを西(右)に登って行く。
  
 一旦降り、急な坂を登ってくとテレビ塔に着く。
  テレビ塔の先に東屋がある。萩市街を見下ろす絶好の展望台だ。田床山には車でも来れるので是非萩を訪れた
 際には、田床山に登ってほしい。
  
 萩市がジオラマ模型のように見渡せる。中央のこんもりとした山が萩城があった指月山。右の大きい島ように
 見えるのが、東洋一小さい火山の笠山

長門市の青海島

笠山と萩の六島村
  
 今日は絶好のお日和で、西に長門市の青海島や、その先に油谷の向津具半島までが見渡せる。笠山の先には
 萩の六島村が鏡のような日本海に浮かぶ。

50年前に写真を
撮った場所
  
 三角点の横にはNHKのテレビ塔がある。思えば小学校4年の時仲間と田床山に登り、萩歩こう会の人達に写真
 を撮ってもらったのが、山登りの原点だったのかも知れない。写真は後で送られて来た。あれから50年の歳月が
 流れた。再び誕生地まで戻り・・・

山縣有朋建立の石碑

生家の敷地跡
  
 松陰先生のお墓にお参りして、誕生地を巡る。

産湯を使われた井戸

玉木文之進の居宅
 
 誕生地は小学校の遠足で来た思い出がある。誕生地からも萩市街が見える。そのあと、玉木文之進の居宅を見て
 回った。吉田松陰先生のおじさんが玉木文之進で、幼少の松陰先生を教えた。乃木希典もここで薫陶を受けた。
 松陰先生と乃木希典は親戚になる。

伊藤博文の陶像の
向こうに田床山
  最後に伊藤博文の旧宅を見たが、登山靴を脱ぐのも大儀なので萩焼で作られた陶像に一礼して旧宅を辞した。
 田床山は、子供の時何度も登った懐かしい山だ。良きかな故郷の山・・・
 



nanmiyouji



南明寺の糸桜

萩市椿沖原626

このHPを参考に


2016年3月22日(火)

尚駐車場は10台から15台位です。道が狭いので運転注意です。


   
   
   
 
 桜の名所では、カメラを構えている人が多い。桜の前のベンチで座って動こうとしない人がいて、カメラ
 を覗いてその人が立ち去るのをじっと待っている人がいた。お互いに気もち良く花を愛でたいものだ。

  道の駅萩往還で松陰先生や久坂玄瑞
高杉晋作に見送られて萩を後にした。 


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