鷲羽岳 2924m 水晶岳 2986m

富山県富山市有峰・長野県大町市平 / 富山県富山市有峰



雲の平スイス庭園から水晶岳を望む


2024年9月10日(火) 天気 曇り ガス


黒部五郎岳小舎(5:26)~1時間32分~三俣蓮華山分岐(6:58)~1時間31分~三俣山荘(8:29~8:51)~1時間40分~

鷲羽岳(10:31~11:10)~54分~ワリモ岳(12:04)~26分~ワリモ北分岐(12:30~12:34)~39分~

水晶小屋(13:13~13:38)~58分~水晶岳(14:36~14:50)~52分~水晶小屋(15:42)

所有時間 10時間16分


概念図

 



入山して3日目鷲羽岳・水晶岳の百名山二座を登ります。黒部五郎小舎で知り合った登山ガイドさんに、ガスがかかっていたら三俣蓮華岳を巻いて三俣山荘へ向かうと良いとのアドバイスを頂きました。アドバイス通り巻道を行ったのですが結構アップダウンがありました。「黒部の山賊」の舞台、三俣山荘で休憩して鷲羽岳を登りました。鷲羽岳は鷲が翼を広げているように見える事から山名がついたそうです。鷲羽岳で黒部五郎小舎で買ったお弁当に舌鼓を打ち、ガスが取れるのを待っていましたが、女神は微笑んでくれませんでした。水晶小屋で手続を済ませて、アタックザックで水晶岳へ登りました。水晶岳は別名黒岳と呼ばれている岩山です。山頂からは、裏銀座の山々や、赤牛岳が谷を挟んで広がっていました。



道しるべ


拡大可
  黒部五郎小舎は電気毛布があり、おかげで夜中に再々トイレに行かずに済んだ。小舎の裏を通り三俣・双六方面へ向かう。
 朝からなかなかの急登。

広場(拡大可)
  どんどん登って行くと広場に着く。標識に従い三俣に向かう。しばらく行くと・・・

三俣蓮華岳分岐
  左手が切れ落ちている道を登って行く。やがて三俣蓮華岳分岐に着く。ガスっているので巻き道を行く。

ウメバチソウ

巻き道(拡大可)
  振り返ると通って来た巻き道が見える。

黒部五郎岳(拡大可)
  黒部五郎岳には雲がかかっている。巻き道を登って行くと、鷲羽岳が見えてくる。

鷲羽岳(拡大可)

三俣山荘

三俣山荘(拡大可)
  鷲羽岳にはまだ雲がかかってない、眼下には三俣山荘が見える。当初鷲羽岳・水晶岳まで行き三俣山荘で泊る予定だったが、
 距離的に無理な計画だったかも知れない。水晶小屋が取れて本当に良かった。

鷲羽岳(拡大可)
  三俣山荘で休憩して鷲羽岳に向かう。鷲羽岳は右側から見ると成る程、鷲が羽を広げたように見える。

拡大可

三俣蓮華岳(拡大可)
  鷲羽岳の登りもなかなか手強い。振り返ると三俣蓮華岳と三俣山荘が見えている。

イワツメクサ

鷲羽岳

鷲羽池(拡大可)
  山頂近くまで登ると鷲羽池が見えてくる。

鷲羽岳(拡大可)

ワリモ岳(拡大可)
  鷲羽岳で黒部五郎小舎の弁当を食べながら、ガスの取れるのを待ったが槍ヶ岳は姿を見せない。ワリモ岳に向かって降って行く。

ワリモ岳(拡大可)
  登り返すと岩峰のワリモ岳に着く。

水晶岳(拡大可)

イワギキョウ

ミヤマダイコンソウ
  ワリモ岳からは水晶岳が見えてくる。

拡大可
  降って行くと、ワリモ北分岐に着く。ここから緩やかに登って行くと前方ピークの裏に水晶小屋がある。

水晶小屋

水晶岳(拡大可)

雲の平山荘
  水晶小屋で宿泊手続きを済ませて、アタックザックで水晶岳へ向かう。緩やかな道を登って行くと、眼下に雲の平山荘が見える。

水晶岳の岩場(拡大可)
  途中から岩場になり左手から巻ながら登って行く。

水晶岳(拡大可)

水晶岳(拡大可)
  登山道は特に危ない所はないが、雨が降れば滑るかも知れない。やがて水晶岳の頂が見えてくる。

赤牛岳(左)・裏銀座(右)
  水晶岳からは谷を挟んで赤牛岳と裏銀座の山々、その先には黒部湖が望める。水晶小屋に戻り野口五郎岳から烏帽子岳の
 裏銀座の稜線を眺めながら祝杯を上げた。
 


home次の山