秀蓮坊岳 680m

山口市徳地三谷



三谷の棚田


2021年2月23日(火) 天気 晴れ


三谷交流センターP(9:45)~6分~木地屋バス停(9:51)~13分~堰堤(10:04)~30分~

岩屋状巨岩(10:34)~33分~滝(11:07)~20分~石垣水路(11:27)~49分~

鞍部(12:16)~7分~秀蓮坊岳(12:23~12:51)~30分~鞍部(13:21)~6分~

登山道合流(13:27)~23分~滝(13:50)~49分~堰堤(14:39)~13分~三谷交流センター(14:52)

所有時間 5時間07分


概念図

 

三谷交流センター


秀蓮坊岳は東大寺再建の為この地に入った俊乗房重源上人の弟子である秀蓮坊源覚上人が、山頂に秀蓮庵を創建したと伝えられる由来から山名が付いたようです。「防長山野へのいざない 金光康資著より」 また三谷の棚田は有名で高齢化に伴い荒れて行く棚田を保存する為に、県内から募ったオーナーと1年を通して田植え、草取り、稲刈り、籾摺りなどを一緒に行う「棚田オーナー制度」を活用して、都市住民と地域住民の交流を行っています。



道しるべ

  少しぽかぽか陽気になって来たのでCAPプからHATにして、ペットボトルを増やして小まめの水分補給に気をつける。
 三谷交流センターの駐車場に停めて、棚田を眺めながら木地屋のバス停の横から左に入る。

不気味ちゃん
  地元の方に呼び止められて登山道が荒れている事と、秀蓮坊岳の場所を教えて頂く。橋を渡り左手から山道に入って行く。
 田圃の不気味ちゃんにご挨拶して、桃ヶ谷を詰めて行く。
  公社造林の看板の先の堰堤の左を登って行く。アオキが繁り道を隠すので剪定鋏で切りながら進む。所々にテープが付いている。
 段差のある岩を乗り越えて奥に進む。
  アオキの多い所は枝を切りながら相方の露払いをして行く。右岸に渡ると左手に大きな岩がある。

岩屋状巨岩の一部
  その先に岩屋状巨岩がある。そこを左に登って行く。滝を見て登って行くと道が益々荒れて来る。左岸を倒木を除けながら登って行く。
  谷に降りて沢を渡り再び左岸を上って行く。小滝の先からアオキが被さり道が消える。

危ない急斜面
  右手斜面にテープを見つけて物凄い急な坂をよじ登って行く。とても危険だがテープは一直線に登っている。この斜面を登らずに
 アオキをかき分けて左手の谷に降りるのが正解です。立派な滝があり滝の左手(右岸)を登って行きます。
岩の上に登り谷に降りて
 行く。
  すぐに石組の立派な水路がある。ここからは植林帯に入り明確な道がつづく。
  途中炭焼き跡が何カ所か見られる。植林帯を登って行くと木が倒れて、切り株が上手く支えている。「真剣白刃取り、お見事・・・」

秀蓮坊岳
  鞍部に上がり、左手に登って行くと、三角点もプレートもない無愛想な秀蓮坊岳に着く。最近はこの無愛想な里山の頂きが妙に
 心地良い。楽しいランチタイムが終わり、西の尾根を降りて行く。金光氏が地図上で広い尾根だから方向を失い易いと書かれて
 いるが、早速ここに迷子がいる。本人は迷っても至って平気だ。南に降りかけたが軌道修正して西に降りて行く。以前登山の
 マニュアル本で迷ったら方向を確認して50mぐらいジグザグに行くと道が見つかると書かれていて、それ以来それを実行している。
 テープを見つけて鞍部に降りて来た。
 

鞍部
  鞍部を南(左)に降りて行く。ここからは明確な谷道がつづき、すぐに来た道に合流した。石組水路の先から右岸の道を降りて行く。
 ※参考までに白い線はテープに誘われて急斜面をよじ登り谷に降りて来た線だ。
  谷に降りて行くと立派な滝が見えて来る。滝の下に道がつづき、沢を渡りアオキをかき分けると、危険な急斜面を登った所に出る。
 アオキの枝を切り、分かりやすくしておいた。登りに気が付かなかった山葵を見つけ、思い出を一杯頂き帰路に着いた。
 思い出は山葵の事ではないですよ。くれぐれも山葵を取らないように、身体検査があるかもしれない。(笑)



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