白馬岳 2932m

2日目 (8月3日)


村営白馬岳頂上宿舎(6:27)~24分~白馬山荘(6:51~7:00)~20分~白馬岳(7:20~7:33)~51分~

三国境(8:24)~50分~小蓮華山(9:14~9:22)~50分~船越ノ頭(10:12)~48分~白馬大池(11:00~11:50)

~40分~乗鞍岳(12:30)~1時間12分~天狗原(13:42)~1時間12分~栂池ロープウェイ駅(14:54)

所有時間 8時間27分


概念図

 


道しるべ

唐松岳・白馬岳稜線
  日の出を見に白馬山荘まで登って見たが、あいにく雲に隠れて見えなかった。頂上宿舎まで戻り、バイキングの朝食
 を食べ、再び白馬山荘へ向かう。稜線に上がり北東(右)に登って行く。段々白馬山荘が大きくなる。


杓子岳、鑓ヶ岳
  
  白馬山荘からは、南に杓子岳、鑓ヶ岳が見える。その向こうに唐松岳、五竜岳への稜線が続いている。

 
 白馬山荘から西南の展望 / 杓子岳・鑓ヶ岳、立山・剣岳、毛勝三山、旭岳


剣岳

白山
  剣岳と毛勝三山の間には遠くに白山が見える。白馬山荘から白馬岳までは約20分の距離だ。

  白馬岳開発の恩人、松沢貞逸氏の像を見て行く。山頂には大勢の人が登って居られる。山頂は狭く東が切れ落ちて
 いる。山頂には新田次郎の小説「強力伝」に出て来る、富士山麓の強力小宮正作が188kgのを背負って登ったと言わ
 れている風景指示盤が座っている。
 
  風景指示盤で写真を撮り、北東に雨飾山、妙高山、火打山、高妻山を望みながら、東に大雪渓を見下ろして、最後に
 剣岳をもう一度目に焼き付けて白馬岳を後にする。

 
 白馬岳山頂からの展望

  稜線を北に向かい降りて行く。お花畑を見ながら降って行くと・・・

 目の前のハイマツの間から、雷鳥が幼鳥を連れてヒョコヒョコと登山道を横切り、反対側の岩の上に上がって行く。
 初めて見た雷鳥にしばらく見とれていた。人馴れしているのか逃げようとしない。


三国境

雪倉岳・朝日岳
  斜面にはコマクサが咲いている。降って行くと三国境に着く。北には雪倉岳、朝日岳の稜線が見える。


小蓮華山

白馬岳
  北東の稜線を行くと、目の前に新潟県の最高峰、小蓮華山(大日岳)が段々近づいて来る。振り返ると白馬岳が
 見送ってくれる。
 

小蓮華山

小蓮華山
  小蓮華山には多くの人が休んでいる。小蓮華山は2766mで妙高山や火打山よりも高い。山頂には鉄剣がある。
 昔の人には大日岳と言う方が分かりやすいようだ。新潟県出身の亀亀も大日岳の名は知っていた。


ハクサンイチゲ
  小蓮華山からは白馬大池が見える。この稜線にもお花畑が広がっている。更に先には船越ノ頭が見える。


船越ノ頭
  船越ノ頭から稜線を降って行くと、眼下に白馬大池が見えて来た。白馬大池の周辺は涼しくて、コマクサを始め、
 色々な山野草が咲いている。
 

乗鞍岳2437m
  白馬大池山荘で肉うどんを頼んだが、テントの受付に従業員がテンヤワンヤしてる。テント場はびっしりとテントが
 張られている。涼を求めてここで宿泊される方も多いようだ。池の周りの岩場を登って行くと乗鞍岳に着く。平らな
 山頂で大きなケルンが建っている。

  ハイマツの生えている岩場を緩やかに降って行くと、雪渓が見えて来る。雪渓を降り、眼下に木道を見ながら岩場を
 降って行く。やがて木道に降りて天狗原に着く。フデリンドウやオトギリソウが咲いている。

  更に雪渓を渡り、岩場を降って行くと、眼下に建物の屋根が見えて来る。

  山道をドンドン降って行くと、栂池山荘に着く。少し休憩したい所だが、休まずに車道を降って行くと、10分弱でロープ
 ウェイ駅に着いた。ロープウェイを乗り継いで栂池高原に降りて来た。ALPICOバスに乗り八方バスターミナルに帰っ
 て来た。八方の湯で汗を流して、唐松岳から五竜岳へのパッキングをして明日に備える。
 


白馬岳で出会った花

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