白石岳 679m

周南市須万



白石岳山頂


2019年1月7日(月) 天気 ⛅ 単独


奥谷83電柱(10:46)~64分~谷上部引き返し地点(11:50)~19分~分岐注意地点(12:09)~35分~

谷休憩(12:44~12:57)~42分~山頂(13:39)~11分~尾根分岐(13:50)~6分~ピーク分岐1(13:56)~30分~

ピーク分岐2(14:26~14:43)~8分~谷に降りる(14:51)~29分~県道9号線出合(15:20)~6分~奥谷83電柱(15:26)

所有時間 4時間40分


概念図

 


白石山登山口


金峰山の北東に白石岳と言う山があり、以前から登ってみたいと思っていました。今日は単独登山、覚悟はしていましたが、藪林道、倒木谷、棘の斜面、コンパスの紛失、消えるテープなど、少し荷が重い藪山登山となりました。



道しるべ

  鹿野から県道9号線を金剛峠に向けて走る。左手お地蔵さまを過ぎた右手に広い路肩がある。そこに停めて少し
 先に民家の屋根が見えたら林道に降りて行く。林道入口には金峰5の電柱が建っている。橋を渡り椎茸栽培の
 林道に入ると良く整備されている。一瞬期待が膨らむ。

  右手下には清流が流れている。土管を越えた辺りから藪林道に変わる。藪を避けながら進んで行く。

  林道を大きくカーブする先にミツマタが咲いている。地図を出して確認する。左下には耕作地跡が見える。地図では
 そろそろ林道終点になるはずだが、林道はまだ先に続いている。

  林道の右手に小滝が見えて来る。前方にはピークが見えるがあれが白石岳だろうか?(すぐに違う事に気が付く)

  ヒューム管を越えてどんどん林道を進んで行く。倒木で歩きにくい林道を詰めて行くと、山が迫った所に上がる。
 ここで地図を出して、初めて道が違っている事に気が付く。白石岳よりかなり北にいる。


右手尾根

分岐
  右手594ピークに上がり白石岳まで尾根沿いに行けそうな気もするが、取りあえず引き返す事にする。藪と倒木谷を
 20分も引き返すと分岐に気が付く。右に鋭角に曲がっているので、来る時には気が付かなかった。地図を見るとこの
 辺りから東に向かっているが、分岐とは書かれてないので、ここから先の林道は後から出来たものかも知れない。
 何しろ参考にさせて頂いた地図は2004年のものだ。すぐに峠らしき所に着く。


見た目以上に急斜面

食事場所
  この辺りから左の尾根に上がろうと試みるが、余りに急なので危険を感じて引き返して、谷を行くことにする。谷の先
 にピークが見えて来た。地図を見ると白石岳の方向だが、西ピークのような気がする。ここでコンパスを無くした事に
 気が付く。腹も空いたので倒木に腰を下ろして食事にする。地図を眺め、GPSを出して左手尾根に上がる事にする。
 斜面は思っていたより急で、棘が生い茂っている。


尾根が見えて来る
  やっとこさ尾根に上がると、谷よりは随分歩きやすい。登って行くと左手にもピークが見える。尾根の頂きに着くと、
 どうやら先程見えていた左手のピークが白石岳のようだ。すぐの距離だが倒木が多い。潜る度にザックに引っかかる
 ので降ろして空身で行く。すぐに山頂に着く。山頂は古いプレートと・・・


西尾根

分岐1
  三等三角点がポッンとある。山頂のすぐ北に降りて行く道が見えるが、ザックを置いて来たので引き返す。西の頂き
 から来た道を引き返して行くと、尾根の分岐地点で西の尾根に赤テープがあり、明確な道があるので、その道を降り
 て見る事にする。この時は谷を挟んだ西尾根から谷に降りる予定だった。やがて思っていた通り、ピークが見えて来
 る。この尾根を右(北)に曲がり、谷に降りようと思っていたら、テープは左(南)に付いている。


分岐2

西尾根を降りる
  もう少しテープに付き合う事にする。テープに従い南尾根を降りて行くと、分岐2のピークの手前で突然赤テープが消え
 る。ここで方向を間違うと修正が効かないような気がする。南に降りる尾根が道が良いので降りて見るが、テープは
 なく、登山口から離れて行く。考えた結果少し藪ぎみの西の尾根を降りて行く。


谷に降りる

降って来た尾根
  尾根が急になり、植林帯を慎重に降りて行くと谷に降りる。一息入れて降って来た尾根を振り返るもテープも何も
 付いてない。

  荒れた谷を降って行くと、公社造林の看板が立っている。その先が倒木が多くなる。一息入れてGPSを見ると少し
 南の車道に降りるようだ。倒木と格闘して谷を降りて行くと、採石場が見えて来る。以前の経験から登山口周辺の
 車道をしばらく走る事にしているので、この採石場は来る時確認している。

  県道9号線に降りて、奥谷・遊友の森と書かれた場所を過ぎて、登山口に戻って来る。お地蔵さまに登山の無事を
 感謝する。今日は熊対策に熊鈴2個とラジオを持って来たが、この辺りは猿も出ると言う情報を山友さんから頂いた。



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