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勝山御殿跡に着くと、駐車場は一杯だ。こんなに人気の山?と思っていたらゲートボールの方が多いようだ。
以前と違って運動公園として整備されている。駐車場の奥に勝山が見える。そちらに向かうと、登山マップが
あり確認して・・・
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四王司山へ向かう。良く整備された登山道は、熊手が登山道の所々に掛けてある。10分で文政六年(1823年)
の鳥居がある。
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鉄塔にある標識 |
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雑木林の心地良い登山道がつづく。皆さんに愛されている道らしく、何人かの人が登り降りされている。鉄塔に
着くと、新四王司からの道が上がって来る。
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鉄塔越しに下関の展望が開ける。ここから先はしばらくは、緩やかに登って行く。【それダメ!】を見たらしく亀女
の山講座が始まる。「右手と右足・左手と左足を同時に出すのが登山の常識らしいよ。」と俄か知識を披露する。
二人で早速やってみる。成程身体の揺れが少ない気がする。
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坂を登ると、鳥居があり鳥居を潜ると、山城・郭・毘沙門堂跡先に・・・
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四王司山の三角点がある。三角点の先を行くと、神社の屋根が見えくる。参道に出て神社に着くと、数人の人が
祀りの準備をされていた。登山客も何人か登っておられる。お賽銭をあげて拝礼すると、総代の人が頭を下げて
出て来られた。気持ちだけのお賽銭なので、そそくさと展望所に向かう。
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展望所 |
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四王司神社から展望所は2~3分の距離だ。展望所からは、長府の街並みが見える。
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東方面は半島が広がりその先が宇部市になる。眼下にこれから向かう権現山。
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西方面に目をやると、満珠島・干珠島。その右が関門海峡と裏門司方面。
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満珠島・干珠島 |

関門海峡 |

関門橋 |
・・・
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北九州空港 |

展望所 |

阿修羅像 |
展望を堪能して展望所を後にする。 |
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四王司神社と展望所の途中に権現山に向かう道がある。どんどん降って行くと鉄塔に出て、更にどんどん降って
行くと・・・
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竜王山(左)・鬼ヶ城山(右) |
鞍部に降りる。ここは、滝経由の正面登山口との分岐になっている。登り返すと権現山に着く。権現山標識の先
からは、竜王山と鬼ヶ城山が見える。南側には、長府の街並みが近くに見える。
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東方面
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西方面
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 満珠島・干珠島 |
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夢タウンの先に干潟がみえ、昔潮干狩りをした事を思い出す。兜ガニもいた記憶がある。満珠島・干珠島の先には
国東半島が霞む。長府のさつきヶ丘や、松小田の団地にも思い出がたくさんあり懐かしい。
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ママコナ |
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日当たりの良い権現山には、ママコナが咲いていた。四王司神社まで戻り、員光・勝山・田倉方面に向かう。
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シロオニダケ |
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 岩山展望台分岐 |
標識に従い降って行くと、若い二人連れがキノコを珍しそうに眺めているので、シロオニダケと教えてあげた。
やがて岩山展望台分岐に着くので、一登りすると360度の素晴らしい展望が広がる。
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これから向かう勝山、遠くに竜王山や鬼ヶ城山
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小月方面
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華山 |

竜王山・鬼ヶ城山 |
青山 |
青山の先には、下関市街が見下ろせる。
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岩山展望台 |

ホトトギス |
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岩山展望台には、ホトトギスが咲いていた。先程の分岐まで戻り、田倉・勝山方面に向かう。
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ヨメナ |

ノブキ |
勝山を見ながら降って行く。どんどん降って行くと坂が緩やかになり、日当たり良い所には、秋の草花が咲いて
いる。
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シラヤマギク |
やがて林道に出る。【勝山へ750m方面】の標識に従い右に曲がる。すぐの分岐は左へ登る。
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更に分岐するが、左に曲がる。標識があるので問題ない。鉄塔を登って行くと、山頂まで四十分の道標がある。
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岩を一登りすると、ひとやすみ展望台に着く。小月方面や、降って来た四王司山や岩山展望台が見える。
シダの道を登って行くと、山城・郭跡(出城)跡の標識がある。
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少し覗いて先を進む。平らな尾根道を登って行くと、勝山・急坂の標識がある。ここから天を衝く急登になる。
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ロープに掴まり5分も頑張ると、勝山山頂に着く。勝山は城跡で山頂は南北に広い。
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北方面の展望 / 小月方面・右手に四王司山
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ツワブキ |
南方面に移動すると、下関市街の展望が広がる。山頂にはツワブキが咲いている。
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南方面 / 青山の先に下関市街、その先に北九州市の展望が広がる。
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北東方面 / 吉見の竜王山・川棚の鬼ヶ城山
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 御殿跡・青山の標識 |
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山頂直下の石垣を確認して、【御殿跡・青山】の標識方面に降る。物凄い急坂がつづくが、ロープが張ってある。
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10分も頑張ると、左手に大岩が見えて来る。正面に回ると、天狗の岩屋の標識があり、洞窟がある。
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林道出合 |
天狗の岩屋からは坂が緩やかになる。どんどん降って行くと林道に出る。
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林道を振り返る |
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車道出合 |
林道を右に降って行くと車道に出る。ここも右に降って行く。
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車道を振り返る |
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車道を降って行くと、杓文字に書いた田倉山への道標もある。色々な登山道があるようだ。すぐに勝山御殿跡に
戻って来る。四王司山は、緩やかな登りやすい登山道で登られる方も多い。勝山は山城だけあって峻険な道だ
ったが、どちらの山も、山頂からの展望は素晴らしかった。
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