千石岳 630m

周南市高瀬・山口市徳地鯖河内



茶畑から千石岳(右)と西の岳(左)を望む


高瀬サン・スポーツランド(9:47)~40分~車道出合(10:27)~30分~林道出合(10:57~11:00)

~30分~千石岳(11:30~12:24)~18分~西の岳(12:42)~23分~林道出合(13:05)~20分~

県道180号出合(13:25)~15分~山頭火句碑(13:40)~10分~高瀬サン・スポーツランド(13:50)

所有時間 4時間3分


概念図

 

高瀬サン・スポーツランド



千石岳は山頂に高瀬弘法大師安置百年、百五十年・二百年の三本の石碑が立っている。千石岳へは毎回高瀬八十八ヶ所巡礼路を巡っているが新しい石仏もあり、地元の大師信仰の深さを感じる。しかしこの遍路道は急坂がつづき結構しごかれる。山頂からは周南市の山々や防府市の大平山が望め、眼下には高瀬湖が望める。高瀬はお茶で有名で和田地区は広島カープの故津田恒美の故郷でもある。




道しるべ

  高瀬サン・スポーツランドから出発する。県道180号線の串・鹿野の道標の先を右に曲がり、次の分岐を真っ直ぐ行く。
 小さな石橋を渡ると、高瀬八十八ヶ所の巡礼路へ入る。

十六番

文政三辰(1830年)の石仏
  十三番の石仏まで九十九折れの急登がつづく。十六番から降って行くと茶畑に出る。

高瀬茶

車道出合

二十四番
  茶畑を過ぎると車道に出る。二十四番から車道から細い道に入る。
  再び山道に入り急登になる。三十三番薬師如来を過ぎると林道に出る。

林道出合

林道出合

登山口
  林道出合の所には駐車地とトイレがある。林道の右手から山道に入る。再び急登がつづく。

拡大可
  望湖窓からは高瀬湖はもう見えない。急登りがしばらくつづく。やがて緩やかな道になり、枝越しに石ヶ岳が望める。

千石岳(拡大可)
二等三角点(点名:千石岳)

高瀬弘法大師石碑(拡大可)

五十八番千手観音
  

金峰山

緑山
  千石岳の山頂からは金峰山、緑山、四熊ヶ岳、大平山、高瀬湖が望める。

法師ヶ岳(左)・四熊ヶ岳(右)

大平山

高瀬湖と島地川ダム
  
 
 千石岳からの展望
  山頂には消防無線施設があり、高瀬を見下ろすように、文化六己巳つちのとみ(1809年)の鳥居がある。
 東屋でしばらく寛ぎ、西の岳へ向かう。

西の岳
  急な坂を降って行くと西の岳が見えてくる。

西の岳
  どんどん降って行き、登り返すと西の岳に着く。西の岳には七十番馬頭観音がある。

七十番馬頭観音
  西の岳から急な坂を降って行くと、再び林道に出合う。
  林道のすぐ上から山道に入り降って行く。八十五番の分岐を右に降って行くと、すぐに県道180号線に降りる。

八十七番札所

種田山頭火歌碑
高瀬サン・スポーツランドP(拡大可)
  県道180号線を降って行くと、種田山頭火の歌碑がある。高瀬は山頭火の妻佐藤咲野の故郷のようだ。


2017年4月4日   高瀬八十八遍路道(4回目)


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