千石岳 630m

周南市高瀬



R376高瀬から望む


2017年4月4日(火) 天気 ☀ Kさん+夫婦


三汲寺~11分~石橋~24分~車道~23分~林道~26分~千石岳   合計時間 1時間24分

千石岳~13分~西の岳~17分~林道~15分~車道~27分~三汲寺 合計時間 1時間12分

総歩行時間 2時間36分


概念図

 


地図

三汲寺


周南市和田は広島カープの故津田恒美投手の故郷です。その津田の故郷の山、千石岳へ登って来ました。5年ぶりの千石岳山頂は広く刈られて展望が大きく開けていました。刈られた事により現れた文化六巳年の鳥居が古き時代への郷愁を誘います。


道しるべ

  高瀬の三汲寺に停めさせて頂き、本堂にお参りして左手の池の横から畦道を降りて行く。池には鯉が泳いでいる。


キケマン
  畦道には春の野草が咲いている。R376に降りて、前方に千石岳を見ながら高瀬の集落に向かって歩いて行く。
 県道180号線串方面に向かう。(道標分岐直進)

  T字交差点を右折して県道180号線に入る。すぐの分岐を鹿野方面に進むと石橋がある。石橋を渡るとお遍路道
 になっている。


十三番

十六番
  いきなりの急登になるのでゆっくりと登って行く。十三番の仏さまから緩やかになり、十六番から降って行く。

  文政三辰(1820年)の夢心童女のお地蔵さまは、優しいお顔をしていらっしゃる。17分で茶畑に降りて来る。
 千石岳が大きく翼を広げているように見える。


車道出合
  猿田彦大神の石塚の横を通り車道に出る。ガイドブックではこの車道を上がる道が紹介されている。車道を上がって
 行くと分岐するが、道標に従い左の道を進む。

24番
  車道を行くとすぐに24番の手前から細い道に入って行く。茶畑に沿って行くと・・・

  倒壊した民家の先から、再び山道に入る。しばらく急登がつづく。狸の標識の所に変わったお地蔵さまがいらっしゃる。
 

林道出合・トイレ・駐車場有
  どんどん登って行くと右からの道が合流する鞍部に着く。ここから再び急になる。少し頑張ると緩やかになり林道に
 出る。少し降った所にトイレと駐車場があり、ここから登ることも出来る。

  しばらく休憩して、右手の登山口から登って行く。急な道は階段が作ってあり滑らないようになっている。不動明王
 とお地蔵さまの横を登って行くと、望湖窓と書かれた所から・・・

  高瀬湖が見える。遍路道を九十九折れに登って行く。

  やがて真直ぐな杉の道を登って行くと、開けた所に出て石ヶ岳が見えて来る。


ウシハコベ
  緩やかに登って行くと、千石岳山頂に着く。山頂には高瀬弘法大師安置100年と150年記念の石碑や、58番の仏
 さまや、祠がある。


 
 

 
 千石岳は以前登った時よりも大きく刈られていて、大きな展望が広がる。ふと見ると右下に今まで藪に隠れてた
 鳥居が見える。同定板があり見慣れた山々を確認する。


金峰山

緑山

高瀬湖
  東から南の展望


四熊ヶ岳

大平山
  南から西の展望を見渡して、鳥居に降りて見る。文化六巳年(1809年)の文字が刻まれていた。

  山頂にあるアンテナは、消防無線施設(千石岳中継所)だ。Kさんに味噌汁を御馳走になり、話に花が咲き1時間
 近く山頂で過ごす。暖かくなり気持ち良い山頂を去り難い。祠の裏から、西の岳に向かって降りて行く。

  急な坂を転げるように降り、登り返すと西の岳に着く。標識も何もないが・・・


70番

林道合流
  70番の3面観音さまが安置されている。西の岳を降って行く。途中分岐があるがどちらを降りても、林道付近で合流
 する。

  林道を跨いで降りて行くと、杉林から雑木に変わりやがて車道に降りて行く。


西光庵跡・第八十七番
  車道を歩いて行くと、軽トラのおじさんが窓を開けて、千石岳の道のようすを聞かれた。広報を見ると4月16日に
 高瀬88か所巡りやイベントがあると書いてあった。西光庵跡には第87番がある。88番は少し離れた所にある
 らしい。振り返ると千石岳がまた来いよと言っている。三汲寺の駐車場は桜が6分咲きだった。
 
  帰路、和田中学校にある津田恒美メモリアルに寄って来た。「弱気は最大の敵」津田の座右銘が刻んであった。


2012年8月29日 周遊コース


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