仙丈ヶ岳 3033m

山梨県南アルプス市・長野県伊那市



小仙丈ヶ岳の稜線から望む


2019年8月25日(日) 天気 ☀


北沢峠(6:23)~55分~三合目(7:18~7:24)~33分~大滝ノ頭(7:57)~20分~六合目(8:17~8:30)~

30分~小仙丈ヶ岳(9:00~9:09)~69分~仙丈ヶ岳(10:18~10:59)~21分~仙丈小屋(11:20~11:38)~

42分~馬の背ヒュッテ(12:20~12:35)~12分~大滝ノ頭分岐(12:47)~46分~沢渡り(13:33)~44分~

鋸岳展望台(14:17)~22分~大平山荘(14:39)~16分~北沢峠(14:55)

所有時間 8時間32分


概念図

 


北沢峠(仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳登山口)

仙流荘バス停  南アルプス林道バス時刻表・運賃



仙丈ヶ岳は3つのカールと、女性的で伸びやかな山容から南アルプスの女王とも呼ばれています。北沢峠から六合目に登るとお目当ての富士山が顔を出します。仙丈ヶ岳からは、甲斐駒ヶ岳を始め富士山・北岳・間ノ岳のNo1、No2、No3の揃い踏みが望めました。帰路は重幸新道から山野草に癒されて周遊しました。



道しるべ


仙流荘

こもれび山荘

登山口
  仙流荘始発(5:30)、実際には5:20頃からバスは次々に大勢の登山客を乗せて出発する。6:10前に北沢峠に着く。
 こもれび山荘で宿泊の手続きをして、要らない荷物を置いて北沢峠から小仙丈ヶ岳に向けてゆっくりと登って行く。
 

一合目
  約5分ばかり登ってGPSの電源を入れ忘れている事に気が付く。急坂をジグザグに登って行くと、約18分で一合目だ。
 一合目からは緩やかになる。一合目から15分で長衛小屋近道分岐に着く。
 

四合目
  再び急になり階段を登ると三合目。尾根を巻きながら登ると、三合目から13分で四合目に着くが、休まずに登って
 行く。トリカブトやキオンの花が急登を励ましてくれる。
 

五合目

六合目
  約20分弱で五合目の大滝ノ頭。右の道は馬の背ヒュッテ経由で仙丈ヶ岳へ行くが、真直ぐに尾根を小仙丈ヶ岳に
 登って行く。20分も急登を頑張ると展望が開けて六合目に着く。振り返ると甲斐駒ヶ岳が大きく見える。甲斐駒ヶ岳を
 バックに一枚写真を撮る。

 
 鋸岳・甲斐駒ヶ岳・栗沢山・アサヨ峰


富士山・北岳
 南には北岳の左手に富士山がくっきりと見える。

     
小仙丈ヶ岳
  前方に見える小仙丈ヶ岳に向かって登って行く。30分で小仙丈ヶ岳に着く。

 
 小仙丈ヶ岳からは鳳凰山・北岳・間ノ岳・塩見岳・これから向かう仙丈ヶ岳が望める


甲斐駒ヶ岳


塩見岳
 

鳳凰山

仙丈ヶ岳

八ヶ岳
  小仙丈ヶ岳からの展望を楽しみ、仙丈ヶ岳に向かい八合目から先で振り返ると、鋸岳の向こうに八ヶ岳が見えて来る。

 仙丈小屋分岐を過ぎ登って行くと、右手に藪沢カールが見えてその頂が仙丈ヶ岳になる。


藪沢カール

仙丈ヶ岳
  反時計回りに尾根を登って行くと仙丈ヶ岳に着く。

 
 仙丈ヶ岳から北~東~南の展望 / 甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・鳳凰山・北岳・間ノ岳・塩見岳

 
 北西~北東の展望 / 諏訪市方面

 富士山・北岳・間ノ岳のNo1・No2・No3が揃い踏み

 
北岳・間ノ岳
   
  この日の為に北岳Tシャツを着て北岳を眺める亀亀。山頂の展望を充分堪能して、北から藪沢カールを回り、地蔵
 尾根分岐を過ぎて仙丈小屋に降りて行く。
 

仙丈小屋
  仙丈小屋で一息入れて降って行く。ナナカマドやハイマツの尾根を降って行くと、ホシガラスが飛んでいる。尾根からは
 花崗岩の白い甲斐駒ヶ岳の雄姿が望める。


仙丈ヶ岳
  ハイマツの尾根を降り、振り返ると仙丈ヶ岳が見送ってくれる。甲斐駒ヶ岳を正面に見ながら降って行くと、植生保護
 柵が鹿から山野草を守っている。

  丹渓新道分岐を北沢峠に降りて行くと、マルバダケブキの群生地があり、馬の背ヒュッテがある。小屋を回り込むと
 ベンチがあり、団体さんが休んで居られる。
 

マルバダケブキ
  ベンチの先から甲斐駒ヶ岳が枝越しに見える。待ってろよ駒ヶ岳。一息入れて馬の背ヒュッテを後にする。マルバ
 ダケブキの群生地を過ぎて急坂を降ると、大滝ノ頭・北沢峠分岐に着くが、藪沢重幸新道・大平山荘の標識方面
 に降りて行く。
 
  
  沢沿いに降って行くと、たくさんの山野草が咲いている。右手に滝を見ながらどんどん降って行くと、再び滝があり沢を
 渡る。崩壊地の迂回路過ぎ鋸岳を見ながら巻道を登って行く。降って行くと迂回路から重幸新道に戻る。


鋸岳榛の木展望台
  急な尾根をジグザグに降って行くと、鋸岳榛の木展望台がある。そこから約22分降ると大平山荘に着く。山荘の入口
 には藪沢・重幸新道の標識がある。下山途中でたくさんの登山客に出会う。藪沢・重幸新道から登る人も多いようだ。
 
  山道を通り北沢峠に向かう。約10分で車道に上がり、すぐに北沢峠に着く。


北沢峠

鹿の窓
  バスの最終便16:00にはまだ充分間に合う。今夜はこもれび山荘で一泊して、明日の甲斐駒ヶ岳に備える。翌朝目が
 覚めると、風邪を引いたらしい、頭がズキズキして食欲がない。考えた末一番のバスで 仙流荘に降りる事にした。
 帰路のバスの中で鋸岳の鹿の窓(崩壊した岩の穴からカモシカが覗いたと言われる)が見えた。甲斐駒ヶ岳、また
 楽しみな宿題が増えた。



仙丈ヶ岳の花


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