竜ケ岳 366m



黒岩峡~札ノ尾山~竜ケ岳~正面コース【廃道】



2011年12月29日 天気 晴れ 単独



黒岩峡P~9分~登山口~25分~分岐~19分~大岩テラス~26分~札ノ尾山~41分~竜ケ岳     合計時間 2時間00分   


竜ケ岳~40分~民家~17分~石仏筏場コース入口~15分~黒岩峡入口~5分~黒岩峡P       合計時間 1時間17分



周遊合計時間 3時間17分



概念図


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黒岩峡登山口(札の尾から縦走)



正月まであと3日、今年も色々ありました・・・。来年の干支にちなんで三丘の竜ケ岳に登ってきました。昼までに下山の予定で黒岩峡から登り、札ノ尾山、竜ケ岳まで縦走して、正面コースから下りました。流石に来年の干支の山ですね、数組の登山客に出会いました。初日の出は、竜ケ岳にしょうかな?でも山頂はあまり広くないので迷っています。


道程

8:31分黒岩峡の駐車場をスタートします。周遊なので一番手前の駐車場にとめました。弁慶岩を通り越し、黒岩峡の広場に着きます。新しいトイレが完備されているので、ここに駐車する人が多いようです。これから、登ろうとしている人が準備しています。さらに進むと、左側に、登山道があります。以前に比べて大変整備されています。ここから登る人が多いのでしょう。
登山道ははっきりしていて、緩やかに登っていきます。マサ土なので、注意して登りましょう。右手の稜線が大きくなってきたら、尾根に着きます。登山道から25分の道程です。ここは、いったん、左に行って見ます。縦走路は右です。
すぐに、裸地がありますが、眺望は今ひとつなのでもう少し進んでみます。二ッ目のピークを過ぎて降っていくので引返すことにしました。そこから見た、竜ケ岳です。【写真中】裸地から見ると南に荒瀬山の稜線が見えます。【写真右】今年は、ツグミやハラジロなどの渡り鳥が少ないようです。山に木の実が多く残っています。庭に来るヒヨドリもまだ見ません。昨年、食べ物が少なく、多くが死んだようです。通常の数に戻るまで、数年かかるとニュースで言っていました。
先ほどの尾根の分岐を直進して、縦走道に戻ります。分岐から8分で、眺望の良い大きな岩に出くわします。
大きな岩からは、先ほど寄り道したピークが見えます。大変眺望の良い岩なので小休止して行きます。大岩を登るとすぐに、304mのピークに着きます。ここからは東の景色が広がります。
304のピークからすぐに、大岩テラスに着きました。ここからは、東の眺望が良く、氷室岳や琴石山が見えます。これから向う、札ノ尾山が見えてきました。竜ケ岳はその向こうです。
大岩テラスから、いったん下り、登り返すと札ノ尾山が近づいてきます。比較的緩やかな上り下りが続きます。
330mのピークを過ぎて登り返すと札ノ尾山に着きます。
周辺の木が切ってあり幾分明るくなっていましたが、標識がなければ、うっかり通り過ぎそうな山頂です。札ノ尾山を過ぎて下っていくと、お目当ての竜ケ岳が見えてきました。
札ノ尾山から20分で相ノ見峠に着きました。この峠は、左に下りると、笩場コース、右に下りると午王ノ内コースです。どちらのコースも今、竜ケ岳に登る最短距離のメインコースになっています。石仏に手を合わせて直進して行きます。
岩が多くなったら、大黒山との分岐に着きます。登り返すと7分で竜ケ岳に到着です。
竜ケ岳山頂は360度の展望 眼下に山陽自動車道 烏帽子岳が高い
左に物見岳と右に蓮華山 左に大黒山と右に大梅山 歩いてきた札ノ尾山の稜線
山頂で眺望を楽しみ45分も過ごしました。人の声が聞こえてきたので退散します。笩場と書いてある標識から転げるように下りて行きます。まさに落ちていくという言葉がぴったりの急な下りでした。
谷沿いのザレをロープを伝わり下って行くと、少し広い所に出ました。以前林道だった所ですが、変わり果てた道になっていました。林道は倒木やシダで分かりにくくなっていました。最後にササが茂っていて、ササをかき分けながら・・・傷だらけです。
しばらくすると、奥の一軒屋が見えてきました。田んぼらしき所を通り何とか下りてきました。振返ってみましたが、道はありません。青瓦の民家の前にある電信柱ですが、この正面コースから登るのは、変人でしょう。
土採集場付近から見た、竜ケ岳【左】と札ノ尾山【右】です。民家の前で焚き火をしている年寄りと話しこんでしまいました。昔話の後、今ここから登れるのは、この先の仏様の所からとのことでした。【笩場コース】です。車道を20分も歩き、黒岩峡の駐車場に着きました。