(仮称)馬島山 164m 鬣山(たてがみやま) 163m

周南市大津島



回転訓練基地跡から望む(仮称)馬島山


2019年4月8日(日) 天気 ⛅ 山楽会総勢29名


馬島港(10:00)~26分~お堂(10:26~10:31)~33分~馬島山(11:04~11:20)~46分~車道出合

(12:06~12:17)~20分~訓練基地跡分岐(12:37~12:47)~21分~鬣山(13:08~14:28)~21分~

回天記念館(14:49~15:34)~12分~回天訓練基地跡(15:46~15:54)~13分~馬島港(16:07)

所有時間 6時間07分


概念図

 

 馬島港


山楽会の月例登山で、大津島に行って来ました。馬島の三角点に登り、雑木藪の道を手探りで下り大冒険、途中お土産もゲットして、桜並木の車道に降りて来た時は、ほっとしました。鬣山での会長夫人による野立、大変美味しゅうございました。回天記念館では涙しましたね。馬島港に着いた時は満足感で一杯でした。皆さん楽しい思い出をありがとうございました。


道しるべ

 9:30発大津島馬島(回天基地)行きのフェリーに乗る。徳山湾から工場地帯を眺めると、何時もと違う景色にテンション
 が上がる。

 
 仙島と黒髪島が見えて来る。


黒髪島・仙島の間

大津島
  仙島と黒髪島は、つながっているようだ。しばらくすると、長細い大津島が見えて来る。昔大津島の刈尾海水浴場へ
 会社の海水浴に行った事はあるが、回天のある馬島は初めてだ。9:48に馬島港に着く。

  まず馬島にある三角点を目指す。漁港らしく、蟹が出迎えてくれる。恵比寿さまが主で、大黒さまが従なのも面白い。


鬣山
  ハマダイコンの花が群生している。車道を右に曲がり登って行くと鬣山が見えてくる。


お堂

おっと危ない
  山道に入り登って行くとお堂がある。桜の咲く境内で一休みして登って行くと、再び車道に出る。車道を木が塞いで
 蔓に足を取られる。

  竹林に入り山頂を目指す。段々畑の跡を登って行くと道が怪しくなる。偵察隊が先に登り、後から皆さん登って来ら
 れる。


基準点名 馬島

山頂付近にある台座
 皆さん揃って、(仮称)馬島山の三等三角点の前で記念写真を撮り、柳ヶ浦方向に降りる事になる。

  地図がないので、偵察隊が4人降りる道を探す。降りて行くと広い畑跡に出る。蕨、蕗がたくさんある。皆さん迷子に
 なっている事も忘れて山菜取に夢中だ。蔦でターザンごっこをしている人、子供に返っている。棘の道を避けて段々
 畑跡を降りて行くと・・・

  下に車道が見えて来て、楽しかった冒険は終わった。思い思いに山菜を収穫されて笑顔満面だ。桜並木の車道を
 回天に向かって降りて行く。


鬣山

回天訓練基地跡
  桜の木にみかん?こんなのあり!降って行くと鬣山と回天が見えて、海岸に降りて来る。


休憩広場
  回天訓練基地跡分岐から鬣山に向かう、回天記念館は後ほど寄る事にして、階段を上がって行く。長い階段を登って
 行くと休憩広場がある。

  一足先に登って行くと、魚雷見張所跡があり、南に沖島、平島、野島が重なるように見え、南東には馬島が見える。

  鬣山山頂の未来の風のモニュメントで、ランチタイムの後、Rika姫に野点で点てて頂いた一服、美味しゅうございま
 した。皆で風になってジャンプ・・・

  鬣山は浦島草がたくさん咲いている。これって絶滅危惧種じゃなかった?フデリンドウも花を開かせている。下山途中
 回天記念館に寄る。展示物や当時の証言ビデオを見て入ると、若くして散った青年の、国や家族を思う無垢な気持ち
 に強く打たれる。絶対に戦争をしてはならないし、それと同時に平和がどれ程有難い事かと改めて思う。

 回天記念館の満開の桜を背景に記念写真を一枚

  ジュウニヒトエも咲いている。最後に回天訓練基地跡に寄って行く。途中のトンネル内に飾ってある当時の写真が
 忘れてはいけない信実を語っている。

  回天訓練基地跡にある説明板を読んでいたら当時のこの訓練施設の役割が良く分かり、実際に回天を運搬した
 レール跡や、クレーンの跡が風化しつつも残っている。今回初めて島の山を登ったが、趣のある山登りだった。
 帰りは16:40のフェリーに乗った。



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