魔山(まざん) 164m

大島郡周防大島町大字沖家室島



沖家室長瀬の燈台


2022年3月5日(土) 天気 晴 強風


沖神室郵便局隣広場(11:44)~17分~峠(12:01~12:08)~28分~魔山(12:36~13:04)~

33分~長瀬の浜(13:37~13:45)~6分~峠(13:51)~13分~沖神室郵便局隣広場(14:04)

所有時間 2時間20分


概念図

 
今日の軌跡
 

沖家室郵便隣広場



昨年登り残した沖家室島の魔山に登りました。この時期は藪蚊もいなくて快適に歩けます。峠は綺麗に刈ってあり、みかん畑跡を登って行くと、四等三角点のある魔山に着きます。山頂は平坦で最高地点は少し東です。下山は峠から長瀬の海岸に降りてみました。強風で白波のたつ海岸に降りると、燈台や平郡島が黄砂に霞んでいます。対岸の外入は河津桜が満開でした。



道しるべ

 佐連から沖家室島の魔山を眺めて、沖家室郵便局の隣の広場に駐車します。旧沖家室小学校(現在文庫室)、蛭子神社を過ぎ
 ると魔山が見えて来ます。
  沖家室島は明治時代は、鯛の一本釣りで栄えて3000人が住み日本一の人口密度だったそうです。現在は150人の島民ですが
 盆には全国から10倍以上の人が集まり、島が沈むと言われています。高札場跡の先から泊清寺の看板を見て右に曲がります。
  泊清寺は参勤交代の本陣があり、当時の繁栄が伺えます。墓地を左に曲がり、魔山を見ながら峠に向かい登って行きます。
  峠への道は綺麗に刈ってあり、ベンチも作ってあります。峠に上がると周辺が刈ってあり、水仙が咲いています。
  左手突き当たり手前から取付きます。すぐの土手を越えると、踏跡があり段々畑の石組みを登ると、すぐに石碑があります。
  石碑を過ぎて石組みを上に上に登って行きます。
  途中分かり難い所もありますが、東に登って行くと傾斜が緩み、やがて四等三角点のある魔山に着きます。

魔山
(点名)沖家室島

最高地点
  魔山は東西に平坦な山で、伊予水軍の河野氏が拠点としていた事から、山城の可能性もあります。石組みの跡も見られます。
 最高地点はもう少し東に行った所です。峠まで戻り、長瀬の海岸に降りて行くと、燈台守の宿舎跡があります。

拡大可
  海岸に降りると平郡島が霞んでいて、岩場の先からは大水無瀬島が見えます。1983年(昭和58年)に沖家室島に念願の橋が
 架かり、島の入り口には名所・旧跡の説明図があります。



2021年7月14日  沖家室島 物見山


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