狗留孫山616m

下関市


2011年5月18日 天気 晴れ 夫婦


駐車場〜40分〜修禅寺〜30分〜狗留孫山                 合計1時間10分

狗留孫山〜30分〜奥の院〜29分〜修禅寺〜23分〜駐車場       合計1時間22分

周遊合計2時間32分

※ 駐車場から修善寺までは、通常20分位です。好奇心が歩行時間を2倍にしています。

概念図


map

狗留孫山修禅寺参拝道P

修禅寺の一本杉


狗留孫山修禅寺は、弘法大師が開基で、栄西を中興の祖とし、行基が修行したと言われる由緒ある真言宗の古刹です。犬ヶ岳の後、門司の長女の所に泊めて貰い、帰り道に立ち寄りました。修禅寺へのへんろ道は、杉の大木が荘厳な雰囲気を出しています。誰一人いない修禅寺で般若心経を唱え、瞑想して穏やかな時間を過ごしました。狗留孫山山頂からは、北浦の海岸線が見渡せます。奥の院へは一度、戻り登って行くのですが、面倒なので、山頂東の稜線をテープ頼りに迷走しました。奥の院は霊験新たな場所で、是非訪ねてください。
帰りに、重兵衛茶屋に立ち寄り、名物のでんがくに舌鼓をうちました。


道しるべ

菊川からR491で、狗留孫山公園線を経て、大きな駐車場と設備の整ったトイレのある、狗留孫山修禅寺参拝道に着きました。 8:32 出発です。修禅寺0,7km、山頂1,6kmの案内板があります。 へんろ道の傍に、和歌を呼んだ石碑が奉納してあります。
弘法大師がお出迎えをして下さいます。 緩やかな階段を登って行きます。所々に、ベンチがあります。 護摩道場の横を通り過ぎていくと、無明の橋に着きます。以前はここから先は女人禁制の領域だったようです。
杉の大木が、荘厳な雰囲気を作っています。 いよいよ修禅寺前の参道にやって来ました。 由緒ある古刹です。クリックで拡大します。
弘法大師のお出迎えの後、階段を登っていくと山門に着きます。マウスを当ててみてください。 山門の金剛力士像の目が光って、心を見透かしているようです。 山門を潜ると、本堂に着きます。せっかくなので、本堂に上がりお参りして行きます。しばらく、般若心経を唱え、瞑想のお時間です。
本堂の回廊から樹齢1000年の一本杉が見えます。 回廊から、本堂を見たところです。受付すれば、写経も出来きます。 9:30、修禅寺を後にして狗留孫山に向います。9:37 奥の院との分岐に着きました。左の山道を登って行きます。直進すれば、奥の院です。
登山道には、マルバウツギが咲いていました。 9:49 尾根に着きました。ここを右に上がって行きます。 9:59 山頂到着です。軽く朝食を取って休憩して行きます。
北浦の海岸線が見ます。 10:18 山頂を後にします。山頂東の稜線を見るとテープが付いています、奥の院への近道でしよう!?・・・一先ず、突撃してみます。 途中で道が消えてしまいました。下に奥の院の屋根が見えたので、強引に降って行きます。
「おっとう〜、ここ道じゃないし・・・」
不動明王の所から山水が落ちています。後醍醐天皇の病が治ったという伝説にあやかり、飲んでみると冷たくて、お腹にグル〜ときました。 奥の院です。 不動明王です。
不動明王の所から見た奥の院です。 10:55、奥の院を出発すると、すぐに参道右手に賽の河原らしき所があります。 参拝道は、四国八十八ヶ所巡りになっています。
11:06、毘沙門堂に着きました。上杉謙信の信仰した毘沙門天、越後出身のママは、念入りにお参りしています。 11:12、三社権現に参拝します。 狗留孫山との分岐まで、帰って来ました。
11:17、修禅寺の最後の階段の所へ出ます。11:40、駐車場に着きました。参拝客も何組か来ています。 狗留孫山公園線の入口にある重兵衛茶屋に立ち寄り、名物のでんがくを食べました。秘伝の味噌をつけたでんがく「おいしかった・・・。」 重兵衛茶屋は、天正年間(1573年から1592年)から接待をはじめた貴重な茶屋です。でんがくは、味噌もコンニャクも昔のままの製法のようです。