黒杭山 250m

光市束荷・周南市小松原



黒杭集落から望む


2019年2月1日(土) 天気 ☀ 単独


駐車地(13:35)~13分~伊藤公資料館交差点(13:48)~23分~峠(14:11)~15分~

妙見社石祠(14:26~14:29)~4分~山頂(14:33~15:01)~60分~駐車地(16:01)

所有時間 2時間26分


概念図

 


カンロ工場付近の路肩P


午後から晴れて来たので、先日の宿題を果たしに黒杭山に登って来ました。尾根を登った先にある四等三角点や妙見社石祠跡までは難なく登れますが、その先の黒杭山は目印もなく、広い平なピークで通り過ぎてしまいました。帰路は単独なので林道や山道を見つけて降りて見ましたが、林道は竹藪や棘が生い茂り、山道は倒壊した所があり、往路を引き返す方が無難です。黒杭の集落も倒壊した空家が見られます。田舎の風景が荒れずに残ってほしいものです。



道しるべ

  一昨日のカンロ工場付近の路肩に停めて黒杭山を目指す。黒杭山だけなら近くに駐車スペースもあるのだが、高雄
 神社奥の道も気になり、あわよくば周遊する腹づもりでここに停める。大規模農道を13分行くと伊藤公資料館の看板
 がある。この交差点を左に曲がる。目の前に東西に広い稜線の黒杭山が見えて来る。左手に駐車スペースがある。
 里山の景色を楽しみながら進んで行くと、お地蔵さまの所で道が分岐する。ここは左に曲がる。

  お地蔵さまには毛糸の帽子が被せてあり、里人の温かさを感じる。後ろの梅の木は満開だ。6分も行くとまた道が分岐
 する。地図には道の左手に遷座妙見と書かれているので探して見たが分からなかった。黒杭山はこの分岐を右に曲
 がる。


猪檻

  3分も行けば分岐があるがここは林道を行く。すぐ先に右に入る分岐があり、左下には猪檻が置いてあるが、ここも
 林道を行く。檻から3分も行けば峠に着く。林道と別れて右の道に取り付く。

  すぐに道が分岐するがどちらを行っても先で合流する。段々山道らしくなって来る。


尾根出合
  前方が明るくなり、尾根に上がる。地図を確認して右道(東)を登る。すぐに基本測量のポールがあるが、三角点は
 見つからない。探していると保護石らしきものがあり、落葉に埋もれた四等三角点があった。

 誰かさんの影響で三角点の周りを綺麗にする。三角点の先には妙見社の石祠が転がっている。すぐ先の穴?を
 行くと4分で平坦なピークに着く。


黒杭山

ピーク
  地図を確認するとこの辺りだが何も目印はない。ここから先は緩やかに降っている。前方にピークが見えるので
 登って見ると、東に降る踏み跡がある。しばらく行ってみたが降りが急になったので引き返す。ピーク南にも明確な
 道が続いているが、亀亀の「変な所に行かないで冒険も程々にね」と言う言葉を思い出して引き返す。

  落ち椿に癒されながら林道まで降りて来る。林道の先が気になり少し行って見るとゴミが不法投棄してある。その先は
 池があり竹林が倒れて歩き難い。諦めて峠まで引き返す。


伐採地

分岐

崩壊地
  峠から西の尾根を歩いて見ると、見た事のある伐採地に出て来た。民家の下の道に降りる。先程遷座妙見を探した
 道だ。ここを左に降りれば帰路に着くが、助平心が湧き右の林道を行って見る。10分も行けば分岐する。長年の勘
 で右に行けば高尾神社に向かう気がしたが、早く車道に出たくて左の道を取る。やがて荒れた道になり、笹薮で
 覆われる。笹を漕ぐも手が痛い。見ると引っ掻き疵が出来ている。今日は手袋を忘れていた事にふと気が付く。引き
 返し、途中見つけていた山道を登って行くと崩壊地に出て来た。崩壊地を高巻きして落りて行くと廃屋の裏に出た。
 廻りは背丈程の藪で覆われている。通らせて頂くと黒杭集落の道に降りて来た。何事も無かったように亀亀にお風呂
 を沸かして貰う催促の電話をする。



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