熊ヶ山 454m

 

2011年8月30日 天気 晴れ 夫婦

 

二鹿野外活動センター〜24分〜林道終点〜25分〜分岐〜13分〜山頂       合計62分

山頂〜9分〜分岐〜13分〜林道終点〜32分〜二鹿野外活動センター        合計54分


概念図


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地図リンク



記憶と言うのは当てにならないものだ。昼前から時間が空いたので、地図も持たずに二鹿へと向った。登山後、梅津の滝で涼を求めるためだ。何年か前に熊ヶ山・雲霞山ルートが開かれた時に一度登ったことがあり、その時の記憶を頼りに二鹿野外活動センターの大きな駐車場に停めて登山道へ向った。当時の事はまったく覚えておらず手探りの山歩きとなった。




11:33、二鹿外活動センターの駐車場を出発するとすぐに、橋の下に川の水を引き込んだプールある。橋の下は絶好の避暑地だ泳いでる子供達の声がする。突き当たりの消防車庫を右折して、県道を歩いていく、陽射しは強いが心地良い秋の風だ。



10分ばかり歩くと熊ヶ山40分・雲霞山60分の登山口案内板が右手にある。そこを左折して林道宮ヶ谷線に入っていく。林道を歩くこと10分余りで山道に入っていく、ここまでは車でも入れる。駐車スペースも充分ある。ここまで車で入ると約25分の短縮だ。



駐車スペースからすぐに、直進とVの字の右折に分かれる。直進は、真直ぐ雲霞山だ。前回のコースとは逆に先に熊ヶ山に向かうのでここは右折する。先で雲霞山の道と合流するはずだ。谷間の植林を過ぎると、一ヶ所明らかに、崩落した所があり、不自然に急登になっている。この急登を登ると峠は近い。



12:22、峠に到着した。雲霞山に向かうのは、いったん下るのか、登るのかこの案内板では良く分からない。道らしきものが両方についている。後で考えることにして、熊ヶ山に向かう。あまり人が登らないのだろうか、登山道は倒木や雑草で荒れている。山頂近くの急登を喘ぐと熊ヶ山はすぐだ。



12:35、熊ヶ山山頂に到着した。とにかく暑い、おまけに風がまったくない。ジュースを入れた置いた、保冷剤で身体を冷やして展望を楽しむ。東南に高平山・塔ヶ森・高照寺山が見える。木が伸びて以前より展望は悪い。



南に蓮華山が大きい。北西に馬糞ヶ岳が見える。ふと見ると、松の木に鐘が吊り下げてある。以前も鐘を鳴らした記憶が甦った。随分錆びていて、年月が過ぎたことを感じさせるが、鳴らしてみると良い音がする。



山頂で20分ばかり、展望を楽しんで、13:09、再び峠に下りてきた。まず、ペンキで木に何か書いてある正面の尾根に取り付く。(熊ヶ山と反対の尾根)尾根を登りきり下っていくと、途中で道が藪の中に消えている。(中の写真) 再び峠まで引返して、今度は、初め登ってきた、正面を下っていくが、途中で杉の枝打ちの枝と倒木で道が分からない。(右上の写真)
面倒くさいのと暑いとで、「今日はこのへんで勘弁してやるか。」と負け惜しみを言って帰ることにした。



こちらは、2003年7月に登った時の写真。枯松大樹の向こうに雲霞山が見える。枯松大樹の前でママの記念写真。熊ヶ山の鐘、よく見ると前の鐘ではないようだ。
帰りに、梅津の滝に寄ってみたが、車が多くて駐車スペースが無い。夏休み最後の日を大勢の家族が滝に入り涼を楽しんでいた。


 
 
山で出合った花
ニクイロシュクシャ
(肉色縮砂)インド原産の宿根草
ツユクサ マツブサ
サルトリイバラ ダイコンソウ オトコエシ
ゲンノショウコ 桔梗 ハナシュクシャ
(花縮砂)東南アジア原産